花紀行

トレッキングしたりその時々に出会った花たちの思い出
デジカメで撮った写真など・・・

白い花(5月)

2015年06月30日 | 小石川植物園
時期が遅れてしまって・・5月中旬に見てきた花を整理しました。  イブキトラノオ
もっとピンク色をしていたらいいのにと思いながら・・・







アワモリショウマは真っ白で日が当たっているとまぶしすぎました。







見るたびに感激するのは バイカウツギ ウツギの中でも特に美しく大ぶりの花に目を細めてきました。











ハナウド  花は終盤だったのですがお蔭で花と果実と両方でした!






外側の花が大きい!  うまくバランスとれて♪


果実ができ始め


茎や葉を見たら・・・


毛が多かったです

2015年も もう半年も過ぎようとして・・・なんだか焦りそう・・・
なるようにしかならないので遅くてものんびり歩みながら自分のペースでいこうと思います♪

水生植物(ガガブタ、ミクリ)

2015年06月26日 | 水元公園
久しぶりの水元公園  孫と娘とワンちゃん2匹で遊んできました。
上のほうに長く伸びている水草は「ミクリ」で水面をおおっているのがガガブタです♪


水生植物のその後がどうなったのか気になっていて・・・
川や池の中の様相がだいぶ変わってオニビシが繁殖しすぎのように感じてきました。
ガガブタの池は何事もなく依然と変わりなくてよかった♪ 今のところ藻の繁殖も見られず平穏です。



ガガブタ    ミツガシワ科アサザ属






ミクリはもう果実になっていて・・・花は終わったのかしら・・・ミクリ科ミクリ属

そう思っていたらまだ雄花がついていたり


茶色になって枯れていく雄花も!




探したら雌花も! 間近で目を凝らして見ることができました。特に減少している風は見受けられず
かえって増えてきたような気がします。 絶滅を心配されているのでよかった♪





四葉だらけのデンジソウはいつ見ても愛らしい♪   デンジソウ科デンジソウ属のシダ植物


いたいたしい・・・翅がぼろぼろ・・・ベニシジミ


翅がきれいに揃っていてほっ!

蜜吸いに夢中~

日に当たった場所のほうがずっときれいに見えるようでした!


折角ドッグランに連れていったのにちっとも走らずほかのわんちゃんのご挨拶にばかり精出して・・・
トリマーの孫に試し染めされてる~


用事のため明日からしばらく出かけるのでお休みします・・・よろしくお願いいたします

ヤマブキソウなど(時期外れの植物)

2015年06月25日 | 小石川植物園
時期外れになった花たち  ヤマブキソウ  ケシ科ヤマブキソウ属
群生しているものの柵の向こう側にあるので近くまで寄れないのが残念 咲いていたことの記念に♪







セリバヒエンソウもオドリコソウも今年もたくさん咲いて目を楽しませてくれました。















アメリカアサガラ  エゴノキ科  エゴノキの花に似た花をつけていました。
初めて花が真っ盛りというときに見てこられました!






すっごく気になったので写真に撮っておいた トチノキの芽生えのとき
見るからにてかてか光っていて触ってみると実際ねばねばしていました。
冬の乾燥から身を守るためだそうですが・・・













大きく葉を広げたときの葉痕♪   てっぺんに新しい芽が出ていました♪

植物が芽生えるとき♪ まだまだ新しい見どころがありそうなので早春の頃の散歩って
ちょくちょくしたほうがいいみたい(*^^)v   今頃気がついても頭に入れておく価値はありそうです。

ソテツなど

2015年06月24日 | 花旅
2015.6.11 高宕山へ行くとき  サービスエリアで休憩のときの景色!
南国へでも行ったような気分です~  
ソテツがたくさん生えてどっしりとした風貌を誇っているようでした。雄花が咲くのかな~
仏教寺院で見るようなとがった形!  如意宝珠・・・みたい





よく整って寸分の狂いもないほどに成長していくみたい


こっちには果実ができていました。





ひゃっと思ったのは!!!  なんと 花が咲きそう!つぼみができています!
リュウゼツランが花を咲かせようとしています~~~  センチュリープラントなんていわれる花を♪
百年に一度・・・大げさに言われたりして! 20~50年経て咲くのかしら・・・まだ若そう見えるのに!



高すぎてよく見えない・・・つぼみということくらいしか分からなかった

リュウゼツランの肌をまじまじ見てきました。葉を切り落とした後の姿


梅雨どきってキノコが色々生えて楽しい♪






SAの顔になっているみたいな アメリカデイゴの鮮やかな赤




花色に目がいった キョウチクトウ  薄いクリーム色して感じよかったです!



ここへは初めて立ち寄りましたがよく整備されて心地のいい休憩所でした。
リュウゼツランのその後は気になるのですが今のところ予定がなく花を見ることはできそうもないです・・・

麦草峠4(最終回オサバグサなど)

2015年06月22日 | 花旅
2015.6.1
オサバグサがきれいに咲いたときに出会えてよかった♪ 2年前にも目にして感動したのです。
昔白駒池へ行ったときには花が終わった葉ばかりだったので憧れていた花でした。
ケシ科(←ケマンソウ科)  オサバグサ属  オサバグサ属ではこの1種のみで日本の特産
筬(おさ)とは織物を作るときに糸を通す道具 葉の形がこれに似ていることからついた名前だそうです。
織機の筬とは縦糸を通した櫛状の道具で縦糸の間隔や密度を調整したり、横糸を打ち込むときに使う
織機には欠かせない道具なのだそうでそう言われてみるとあの道具! 見たことはありました。
葉はシダに似ているので葉だけ見るとシダ植物のよう!










オサバグサの下のほうに写っているのは! イチヨウラン♪ もっと日にちが経てばたくさん咲きそう

写しにくくて心残り・・・葉はたった1枚しかない




もしかしてあったらいいな♪と内心期待していたのは! ツバメオモト♪  咲いていてくれました。
白い小さな花はセントウソウかもしれない・・・マイヅルソウも大きな葉だけはよく見えて!
左下の隅にはつぼみを持っているマイヅルソウの株が写っていました。




マイヅルソウの花が盛りになる頃には・・・ツバメオモトは終わり・・・







シラネアオイの白花が目立つのですがその奥のほうに・・・とがった石の下のあたりにピンク色が♪
後ろの木道は通ってもいいところ  手前は入ることができないところ
なんともきわどい場所に咲いていて手の付けようがないです~  小っちゃくてどうにもならない
一応見たい花の候補だった   ホテイラン  多分ないだろうと思って気がつかずにいたひと花でした。
ヒュッテの人に聞いてみてよかった♪  一輪だけ咲いていると場所を教えてもらいました。


拡大してもどうにもならなかった   布袋様に似ているのかどうかよく見たかったのに!

今のこの時期ならツバメオモトやホテイランが見られるかもしれないという期待を込めて歩いてきました。
花の時期としては合っていても数が少なく撮りにくく胸が苦しいという思いが残りましたが総括となると
これでよかった♪ にして終わりにします。 長くごらんいただいてありがとうございました。

麦草峠3(タケシマランなど)

2015年06月21日 | 花旅
始めはちっとも気づかず見過ごしていて姉にいわれてやっと気がついたタケシマラン
タケシマランってこんなに小っちゃかったっけ・・・花のときに出会えたのはもう10年ぶりくらいかな
枝の下のほうに小さな花が下がっているので葉を見て分からなかったら見逃しそうです。  2015.6.1







アップで撮るのも花の中を撮るのも大変・・・どんな花なのか分からない


お尻が赤くなっているクモみたいなのが写っていました。
(セアカグモとかいう毒のあるクモだったら困る~)



枝を手で押さえてどうにか撮れた♪のはこれ1枚のみ・・・気持ち的に晴れなくて・・・


これはなんのつぼみなのか散々考えた挙句! なぁ~んだ! ズダヤクシュだった♪  地味系代表


野草園でもコイワカガミはちょっとだけしか咲いていなかったです。



ここで初めての出会いの クモイコザクラ・・・でいいと思います。







そして 撮っているときには違いに気付かなかった シナノコザクラ・・・でいいと思います。
クモイコザクラとシナノコザクラと両方植えたと後でヒュッテの人から聞きました。
シナノコザクラのほうが花に丸みを感じます。




これは!!!  こんな葉をしたスミレは見たことなかった

葉がまさに心形  先がとがるそうです。


側弁に毛は生えていないように見えます


「距」は長めの円筒状

記述に無理やりあてはめようとしている感がなくはないのですが・・・一応ミヤマスミレとしました。   
続きます・・・

麦草峠2(シラネアオイなど)

2015年06月19日 | 花旅
大きな葉が特徴の野草をいくつか見てきました。シラネアオイは白とピンク色が咲いていました。










エンレイソウ これも大きな葉に抱かれて!





トガクシショウマが一輪咲いて♪ 遠い上に顔は向こうを向いているので拝めないです・・・
トガクシショウマ(トガクシソウ)は メギ科 トガクシソウ属 で一属一種   日本特産
本州中部以北の日本海側多雪地帯の沢沿いに生え生育地は限られている
長野県戸隠山で発見され葉の付き方がショウマ類に似ていることからこの名前がついた


植えられたものでも滅多に花を見ることのないトガクシショウマ・・・一輪だけしかもよく見えない・・・
それでも存在を確認できたことでよしとします。




もうひとつは サンカヨウ   サンカヨウも一番の盛り!というときに中々お目にかかれない・・・
随分大きい葉が広がっています~




サンカヨウもかなりの毛深さだということを知りました。子房がふくらんで果実になってきてる♪


サンカヨウのすてきなところは!  透き通ってガラス細工みたいに見える花
少し濡れるほうが返ってこの花の良さが出るようです♪ うまく撮れなくて悲しい~




続きます・・・

麦草峠

2015年06月18日 | 花旅
2015.6.1
麦草峠のシンボル! ここの写真は何枚撮ったかしれない・・・行く度にどうしても撮っておきたくなって♪
昔は鹿避けのフェンスなんかなかったのに・・・今では後ろの森を抜けてトイレに行くときでも
フェンスの開け閉めはしっかり個人で行う。



タカネザクラ(ミネザクラ)    咲いているときに初めて遭遇しました。
麦草峠の案内板のすぐ左隣に大きな木になって立っていて6月の初旬なら花見ができるのでした♪







フェンス入り口からトイレに行く途中の小さな花のお楽しみ♪
ヒュッテでもトイレを借りることができるのですが靴を脱いで上がらなければならないので・・・
どうしてもカラマツの森を抜けて向こうまで行くほうがいいのです♪ 



白駒池が近く植生もよく似ていて「もののけ」のひそんでいるような苔むした環境です~

コミヤマカタバミが咲いていてご機嫌!  オサバグサも葉だけ見えますがここの花はまだでした。
4枚の葉を出しているのは ゴゼンタチバナ  葉の数が4枚だとまだ咲くことができない  
いつもの高山の定番を見るとほっとします。  ツガザクラの一種もありそう



コミヤマカタバミとじっくり対面してきました。










高山植物園へ行く前にヒュッテの裏手を散策・・・ショウジョウバカマ! とってもきれいでした。
ここへ来るのは7月になってからが多いのでショウジョウバカマは花の後だけしかないのに・・・


こんなすてきな咲きっぷりは早目に来なくちゃ見られない



ミツバオウレンは予想通り 咲いていてうれしかったです!  コケモモの葉が見守って♪









コイワカガミ!  いくつか咲き始めていました。 



続きます・・・

御射鹿池を後にして

2015年06月17日 | 花旅
御射鹿池の美しさをカメラに収めようと何人か構えていましたがどんなショットを狙っているのか
聞いてみたところどうやら風待ちのよう♪  ”水のざわめき” というのも狙いのひとつみたいでした。
し~んと静まり返ったみなもにちょっとだけ変化が・・・ 風のそよぎでしょうか・・・



風のないときは・・・静かなみなも♪


たまに水鳥の名残・・・


日本庭園を思わせる浮島なんかも絵になりそう


白い雲と青い空も  粘り強く狙っているようでした!




白樺とレンゲツツジはどこでも似合いすぎるほど・・・


四季折々に訪れてみたら楽しそう  前ボケの草はトリカブト



池の水は右のほうに向かって川になって流れていっていました。
中の石の色がまるで塗り分けたようにきれいに見えます♪  
元々赤茶色の岩なのかもしれない 緑の苔がいっぱいついていました。






この後は麦草峠へ行くことになりました。
予定では「横谷峡」と「御泉水」だったのですが・・・滝見物より高山植物に重点を!
その途中でミヤマザクラが丁度見ごろという場所があってちょっと寄り道♪


よく咲いているミヤマザクラってぱっと見た感じではコゴメウツギを2まわりくらい大きくした花のよう♪
というのが感想です。花を見てすぐにコゴメウツギが浮かびました♪  超高木でやっと写せた!




桜ってほとんど「見て!見て!」って下向きに咲くのに・・・ミヤマザクラに限っては 「上へ 上へ」!!!

ミヤマザクラの根元にぽつぽつ咲いていたフデリンドウ

この後  標高およそ2000Mの麦草峠へ向かいました♪

御射鹿池にて2

2015年06月16日 | 花旅
ヒョウタンボクの花が咲いていました! 小石川植物園では赤くてきれいな実を見ていたのに
ここでは花の真っ最中でした。木の高さはあっても花も葉も里のものに比べてすっごく小さい
2015.6.1





ヒョウタンボクの葉


蝶か蛾の幼虫だと思いましたがこんなに特徴的な色をしているのにちっとも分からない・・・
シロシタホタルガ の幼虫でした!  こいもちゃんが調べてくれてすっきりです♪


ミヤマニガイチゴにきていた昆虫


ウマノアシガタ  黄色がきれいでつい夢中になっていました。




池の縁には色々なコケがいっぱい生えていました。  マルバモウセンゴケ


粘液べとべと  上には開き始めているのが見えます。始めはきれいにおさまって♪







赤茶色はコケの胞子?・・・


こっちは緑色で花のつぼみのような白いものがついています・・・なんでしょう・・・

ひとつはこんな風になっていました。





池の縁どりになっている植物はほかにカヤツリグサの仲間  これは「アゼスゲ」のような気がします。
コケを布団のようにして! 水際はタプタプしてクッション性がありました。






続きます・・・