花紀行

トレッキングしたりその時々に出会った花たちの思い出
デジカメで撮った写真など・・・

トウゴマ

2014年06月30日 | 小石川植物園
トウゴマがあるのを見ていて花は咲くのか気にしていました。

どんな風に咲くのかな~と思っていたら花がありました!気が付かないで通り過ぎそうです。
大きめの葉の下に花序があります!


若い葉は赤くて

徐々に緑色になるようです。




花序の上には雌花 下に雄花  これはまだ咲き始めです。



赤い雌花  白い雄花 とっても分かりやすい!!!









トウゴマ  トウダイグサ科トウゴマ属 で1属1種
   ※ひまし油はこの種子から得る 種子にはリシンという毒タンパク質がある
    紀元前4000年も前からトウゴマはあった(種がエジプトの墓で見つかっている)
    ひまし油は主に工業用の原料として使われる  ということが掲載されていました。
果実もぜひとも見たいと思いました。 棘だらけで赤い栗のイガイガのようになるそうです。

ベランダにお客さん

2014年06月29日 | 千葉県内
雨が時折強く降ったり 止んだり 雷が鳴ったりのお天気の日
ふとベランダを見たらなにかの虫が!!! 光ってる!タマムシみたい~~~
雷から避難したかったのかな~  でも起きられなくて足をバタバタしていました。


お腹を見せてくれている間に撮っちゃお♪



植木鉢に移してあげて様子をみました。



今度はうろうろ うろうろ 動き回って非常口のふたの上まできました。メタリックがメタリックの上に!!!



近くで撮れたけど・・・これで限界かな
玉虫厨子のタマムシ? 調べてみたら ヤマトタマムシ!  触角も足も七色に輝いて美しいです~



もっとアップで撮りたい♪ ・・・ボケました・・・
この後美しい翅とその下の地味な一対の翅を羽ばたかせて飛んでいきました。飛び方も優雅~
ほんのひととき 舞い降りてくれた宝石を手元に!!!  夢だったのか・・・うつつだったのか・・・


ミドリハカタカラクサ

2014年06月27日 | 小石川植物園
このツユクサを見てなんのツユクサ?としばらくの期間疑問に思っているだけで何者なのか分からず
そのままになっていました。


青々してみずみずしくて緑一色です。



花柄も緑色 トキワツユクサのような赤茶色をしていない







疑問に思っていた頃なかなかさんのブログや植物ルームにちょうどアップされたのです!
これだ! と思い帰化植物図鑑でも探しました。
その結果このツユクサはミドリハカタカラクサではないかと思いました。
     白い花のツユクサ3種 なかなかさんの植物ルーム
3種の比較が分かりやすく解説されて目からもはっきりします!




花はトキワツユクサ(ノハカタカラクサ)とオオトキワツユクサの中間くらいの大きさなんだけど・・・
というのが始めの疑問でした。大小の花の間に 「中」 があったのです。
漢字では 緑博多唐(柄)草 
(柄)・・・語源的には柄草(がらくさ)でも最近の文献では「唐草」となっていることが多いと
図鑑に載っていました。



ミドリハカタカラクサは咢の背面に長い粗い毛がある  種はできない(中身がスカスカに見えます)



ミドリハカタカラクサに違いないと思ってからは花の美しさにもあらためて思いを寄せることになりました。
一番小さい花のトキワツユクサ(ノハカタカラクサ)は花弁に丸みがあるのにこれは細めというかシャープ








花の大きさ順  ★トキワツユクサ(ノハカタカラクサ))< ミドリハカタカラクサ< オオトキワツユクサ
実際に出会えた新入りの白い花を咲かせるツユクサになりました♪

セッコウガキ シナウリノキ

2014年06月25日 | 小石川植物園
セッコウガキ 漢字では浙江柿  なんだかかすかにいいにおいがしていました。
木はものすごく高くて横にも大きく広がっています。
葉がたくさんおおいかぶさっている中でちっちゃな花が咲いていました。






小っちゃなベル型の花 縁取りが赤 鈴なりに咲いていました。







中国原産 名前の浙江柿は中国の浙江省にちなむ 柿の実は小さいのがつくらしいです。


もうひとつは シナウリノキ 6月の初旬でした。  ウリノキ科 またはミズキ科
まだこれからが花の時期 たくさん咲いているところを見られるかな~ 花はウリノキと似ていました。
葉が面白いらしいので風のない日によく見たいと思っています。色々な形があるのかな♪








ハマボウフウ

2014年06月24日 | 小石川植物園
見たいと思っていたハマボウフウ! 花が咲きそうな頃に気が付いてセーフ!!!
厚ぼったい葉でつぼみも見るからにたくましそうに見えます。


つぼみはごちゃごちゃしていてこの先どうなるの?って思うほど







だんだんに広がりをみせてきました。


咲いてもやっぱりごちゃごちゃ ごちゃごちゃしています。

外側から順番に咲いてる!!!









花序には軟毛が多い 暗紫色の葯が目立つ  
雄性先熟だそうです。この後花粉を出し終わり花びらが落ちた雌性期の花を見てみなくては!


セリ科ハマボウフウ属  どんな味がするのか食べてみたいとも思うし
薬用にもなるそうで用途が広いのだと知りました。
雨が続くのでその後の様子を探りに行かれなくて残念です。果実の頃も見逃したくないし・・・
あと何年もかかりそうですがのんびり観察しようと思っています!



ナギナタソウ

2014年06月23日 | 小石川植物園
ナギナタソウは雌雄別株で多年草の草本
名前のいわれはよくわからないそうですが、茎の上のほうがなぎなたのようにしなるので
その形からきたのではないかと想像しています。
ナギナタソウ科という科名も初めて聞きました。ダティスカ科という場合もありそうです。
この植物は葉が特別に見栄えがする!と思いながら眺めました。



始めのうちは雌株に花がたくさんつきました!


葉が美形♪



カッコよくしなりを決めて!










雌花がよく咲いている頃雄花はやっとつぼみが見える程度




少し後で行ってみると雄花は大分咲いてきていました。







どこがどうというものでもなかったのですがこんな植物は珍しかったので記録に残しておこうと
撮っておきました。




※Windows 8.1 更新してからシャットダウンの後から立ち上がりの画面がデスクトップ画面になりました。下のタスクバーにWindowsボタンもつきました。
このボタンを押せばスタート画面になります!(窓が4つ形のボタン マウスポインターを合わせると濃紅色になるところが好きです)
スタート画面へのいきかたは色々な方法がありその都度気分で選択しています。
デスクトップの立ち上がりになってからずいぶん経つのですが「テーマの設定」を替えて気分も変えようと試してみました。
「テーマ」とは壁紙のようなもので様々なテーマが用意されていることが分かりました。
立ち上げるたびにデスクトップ画面を見ることになったので変化をつけてみようと思ったのです。

デスクトップが表示されている状態でチャームを表示し、「設定」をクリック
表示が変わったら、コントロールパネルをクリックして開く
「デスクトップのカスタマイズ」の下にある「テーマの変更」をクリック
「個人設定」という画面が表示されたら「オンラインで追加のテーマを取得」をクリック
「Internet Explorer」が起動し、テーマのページが表示される
ここに色々なテーマが載っているので確認して好きなものを見つけそのテーマの下にある「詳細」をクリックして内容を見てみる
左にもテーマに沿ってたくさんのジャンルが用意されています。5,6個~10個以上の違う画像が時間で入れ替わる
内容を確認した後で「テーマのダウンロード」をクリック
画面の下に保存を確認するメッセージが表示されたら「ファイルを開く」をクリックする
「個人設定」「Internet Explorer」のウィンドウを閉じてテーマが設定されているかどうかパソコンの画面を確認する

花や植物のテーマを試しに取り入れてみたところ時間で画像が変わり更にはタスクバーやウィンドウの枠などもテーマに合わせて色変わりします。
縮小専用ソフトの周りの枠の色も変わりました。
飽きたらほかのテーマに!

元に戻す場合 「テーマの設定」と同じ要領で 「個人設定」→ 「Windowsの標準のテーマ」の下にある「Windows」をクリック
「マイテーマ」の下にある、ダウンロードしたテーマを右クリック → 「テーマの削除」
削除ができたら「個人設定」のウィンドウを閉じる

小沼へ(赤城山)

2014年06月22日 | 花旅
小沼の近くまで行ったのは初めてでした♪ 大沼(おおぬま)と小沼(こぬま)2つの沼があります!
大沼(おの)小沼(この) とそれぞれ親しみのこもった愛称がありました。   2014.6.16


沼を見下ろす山の斜面を見たら ダケカンバ が散りばめられています~
亜高山帯標高1600Mくらいということを教えてくれ森林限界ぎりぎりまで生育するそうです。




小沼を見守るように白樺の白い幹がきれいでした。
沼の水際は白砂を敷いたように白くなってこれもきれいでした。火山灰のために白い砂になったようです。






水面を見ると色が分かれています! 水に含まれる鉱物の作用でこうなって見えるのかしら・・・





小沼のレンゲツツジも見事でした♪







白樺の右の木はまだ新芽が出たばかりという風に見えました。なんの木なのか分かりません。





白樺(^^♪

つるっつるで すべっすべの幹肌です! レターペーパーにしたい♪

ふるさとの やまにむかいて いうことなし ふるさとのやまは・・・・・
久しぶりにふる里の山の空気をたっぷり吸って「ありがたい」としかいえませんっ!

覚満淵へ(赤城山)

2014年06月21日 | 花旅
憧れの白樺の林の中に入ります♪     2014.6.16

きれいな水をたたえて静まり返っていました。
昔はこの覚満淵と大沼(赤城山には大沼と小沼がある)は一つになっていたそうです。




白樺のほかにミズナラが多い 新鮮な葉をつけてみずみずしかったです!








覚満淵にもレンゲツツジが見事に咲いて!まぶしいほど~ 後ろの山は長七郎山かもしれない





横浜からの小学生の団体   にぎやかに軽やかに足取り弾む!!!一周してきたみたい

覚満淵は泥炭地になっているところもあり高層湿原化して小尾瀬とも呼ばれるそうです。
  ※泥炭の厚さは2.5~3Mくらいでミズゴケやツルコケモモが群生している
   赤城山は表日本型地域の植生であるにもかかわらずミズゴケやツルコケモモなどの湿原が形成
   されることは例外的であり貴重なものとして自然保護地に指定されている
覚満淵から流れ出ている覚満川の中で! コケ玉みたい


ヌマガヤが多いそうですがこんなかたまりもありました!いかにも泥炭層形成中の感じ



ニシキゴロモ 白い小さな花が咲いています。それに並んでチシオスミレ・・・と思ったのですが・・・
小さな赤い斑入りの葉をしたスミレはアカフタチツボスミレでいいと思います。



ニガイチゴ いっぱいありました!


ウマノアシガタがたくさん咲いていました。後で気が付いて アカギキンポウゲかな!






普通は花弁5枚なのに八重になってる~ 変異が多いみたい 霧ヶ峰の八島湿原で見てきたのと似ている





アカギキンポウゲは茎や葉柄にある毛は「開出毛」でなく寝ていることが違いだそうです。 
この状態でアカギキンポウゲにしてもいいのかな!!! この後は小沼(この)へ行ってみました。


レンゲツツジ

2014年06月20日 | 花旅
展望台から牛の放牧地のレンゲツツジを見渡しています~


赤城山系は上まで車で登れるからすっごく らくちんちん♪

レンゲツツジに混ざってイヌナズナ(でいいと思う)も生えていました。
赤城の山にもイヌナズナってあるのか~
牛に食べられることはない自生のレンゲツツジがとっても目に鮮やか!!!













展望台が右上に見えます。このあたりから見下ろしていました。山の斜面一帯がレンゲツツジだらけ♪
展望台は最近できたそうです。まだ新しさが残っていました。



柵は牛のためにあるのだと思います。




サギゴケはこのあたりではまだ初々しい♪



多く見られたのはサラサドウダン!上に高く伸びて年数が古いことを思わせます。





赤城のレンゲツツジを見に行こう!と急に決まって行ってみたら平日なのに人出が多かったです。
ここのレンゲツツジの盛りを見たのは初めて!こんなにたくさん自生しているなんて思えなかった~
ともかくも上々のお天気に恵まれて群馬県の県花になっているレンゲツツジ鑑賞ができました!2014.6.16
この後は 覚満淵(かくまんぶち) へ向かいました。

セリバヒエンソウ

2014年06月19日 | 小石川植物園
4月頃からムラサキケマンなどと競い合うようにセリバヒエンソウがたくさん咲いていました。キンポウゲ科

見るからに柔らかそう しなやかな葉をしています♪



燕が飛んでいるみたい?  4羽揃って楽しそう






咲いて間もない花がありました。

外側に大きな萼片が5枚 内側に盛り上がっているように見えるのが花弁で上下合わせて4枚
下の2枚の花弁には先に切れ込みがありここにちょっとそそられます
花びらがみんなしてシベたちをガードしているように見える~ 屋根になっているようにも・・・


後ろの萼片は距につながっています



5月ともなると果実がそろそろでき始めていました。

種が中に入ってる! 外からでも分かる~




はじけました!!!





はじけた終盤のこの形が好きです♪ ちょっとでも手を触れるとぽろぽろ ぽろぽろ落ちちゃう


ドライになると渋さが加わり色には落ち着きが出ているように見えます
2ヶ月半くらいにわたってお付き合いしてきたセリバヒエンソウでした♪♪♪