花紀行

トレッキングしたりその時々に出会った花たちの思い出
デジカメで撮った写真など・・・

コバノナンヨウスギ

2012年12月25日 | 夢の島公園
威風堂々 恰幅のよい樹形  ぽっちゃり型のクリスマスツリーといったところ  2012.12.18


どんなところに生えていたのかというと
子供たちがお化けかぼちゃでゲームをしたり写生したりして遊んだ温室前の広場です。
後ろのほうにあるせいたかのっぽのユーカリノキに引けをとらないくらい大きい!



ここへ行くたびに気になっていた「この木なんの木}
ついていた名札には コバノナンヨウスギ ナンヨウスギ科 と書いてありました。
この時は特に新緑という印象が強かったのです。ボリュームもあり青々としています。



新しい幹や枝ぶりも目に留まりました。


見た感想はつやつや すべすべ


枝の裏側 つんつん出ていても柔らかそうな感じ


枝の先のほう 背が伸びる順番待ってる


葉先に向かってしごくようにしてみた感触は見た目と同じ なめらかですべすべでした。
弾力性に富みこのままクッションとしても使えそうなくらい  



待ちわびていた手まりのような花がひとつだけ咲きました。
あと一月足らずでいっぱいついているつぼみが開きそうなので
新年になったら紹介できるかもしれません♪


今年はこれで終わりにします
いつもごらんいただいてありがとうございました
来年もたくさんの方に教えていただくことが多いと思います
そのときにはお力添えをどうぞよろしくお願いいたします

シマシャリンバイ

2012年12月23日 | 夢の島公園
小笠原諸島固有種のシマシャリンバイが咲いていました。2012.12.18
温室の中やイベントホールの鉢植えでも見ることができます。  バラ科



シャリンバイとどこが違うのか分からないのですが
シマシャリンバイはシャリンバイより雄しべが長いという記述がありました。





時間経過で赤くなるのは桜の花と同じかな!








もうひとつ  これも小笠原諸島の固有種であるムニンシャシャンボが咲きました。ツツジ科
鉢植えで木の高さはそれほど大きくはなっていなかったです。
つぼ型下向きに咲く花 写しにくい位置 これで精一杯でした。
ブルーベリーの近縁種ということでシャシャンボの実は美味しいのに
ムニンシャシャンボは結実もよくなく美味しくもないそうです。






ヒネム(緋合歓)

2012年12月21日 | 夢の島公園
熱帯温室の外のコーナーで10月下旬というのにネムノキに似た花が咲いていました。
名前が分からなかったので後日聞いてみたら ヒネム(緋合歓)と教えていただきました。







背丈はネムノキのように高くなくて1Mにも満たないです。マメ科








鉢植えになっていた アシスタシア・イントルサ  園芸店でも売られているかもしれない 
自分の家の鉢植えで咲いたらいいなと思いながら見てきました。キツネノマゴ科
鉢植えが置いてあるところは温室ではなくて常温の室内でした。






温室内の花

2012年12月19日 | 夢の島公園
ディフルゴサ・コロラータ  和名フリワケサンゴバナ(振分珊瑚花)キツネノマゴ科




小川のような小さな流れのある場所です。観葉植物やシダ類も多いところ




長い名前がついていました。クレロデンドルム・ウガンデンセ  クマツヅラ科
カリガネソウに似ているような花でした。



果実もカリガネソウを思わせるようなでき方をしています。







野原では冬枯れの茶色になっているのに温室の中は常にぽかぽかで花が見られます。
ピンク色や青い色が見られるのは幸せに包まれるようで気持ちがいいです。

ジンジャー2種類

2012年12月17日 | 夢の島公園
2012年10月下旬  夢の島熱帯植物館 
ブルージンジャーが咲いていますという情報があったのでそのときに見てきた花です。





ショウガ科かと思ったらツユクサ科なのだそうです。








年間を通して咲くレッドジンジャーはショウガ科
10月下旬に限って名前にジンジャーとつく二種類の花を見ることができたのでした。




熱帯性の植物に満たされているドームの中は寒さを感じることなく観察できるので
冬には快適です。  小笠原諸島固有の植物に花が咲いたということなのでもう一度
行ってみようかな♪

ハンノキなど

2012年12月14日 | 水元公園
ハンノキにはもう花がつき始めていました。赤茶色なので目立ちます。


だらりの雄花  雌花はどこ?


ちょこんの雌花  ちゃんとありました。


赤くなった葉がからみついて!


近付けないので遠くから見てきたツタの葉です。


春になるとにぎわう場所の桜の木


芽吹きの準備は整ってる♪


水の中でもいっちょまえに♪ スイレンでした!



アキノノゲシ

2012年12月12日 | 水元公園
アキノノゲシの花の後  
ノゲシとアキノノゲシの花後をどうにか区別できるようになったみたい
今までは両方がごっちゃになっていたようでした。綿毛の中に黒い種が見えたらアキノノゲシ







センニンソウの髭が光に透けてきれいに見え始めていました。
水元の野草園ではこのとき園内の清掃が行われている最中でした。
邪魔にならないよう遠慮して急いで通り過ぎることにし、写真はこれしか撮れなかった
のですが野草園の係りの人が趣のある木枠をつくってツルをからみつかせ
見映えを良くしてくださいました。




メタセコイアの森 ラクウショウの森

2012年12月10日 | 水元公園
メタセコイアの森の中  木漏れ日の具合で明るく見えたり暗くなったり


メタセコイアの色づきはあまりぱっとしなかったです。


今度はラクウショウの森に入ってみました。メタセコイアの森にそっくり




ラクウショウのほうが少しはオレンジ色が濃いかなといった程度




曙色といっていいくらいに染まっていますが去年ほどではないような気もします。



華やかなもみじとは趣を異にして地味系な色つきです。
日中は暖かく朝晩はぐんと冷え込む日が続く中ぽかぽかとあったかな小春日和に
誘われて歩いていたので寒さは感じず作業をしている人も暑いくらいだと言っていました。

ハナノキ,トウカエデ

2012年12月06日 | 水元公園
トウカエデをウリハダカエデなのかと間違えたときに三つに切れ込みのある葉は
ほかにハナノキしかないと教えていただきました。
散歩のときに折りよくそのハナノキがあったのです。名札がついていて分かったのですが。




グレーの樹肌で引き締まっているように見えました。


幹の下の部分はこんな風にひび割れしていました。


葉先は3裂  葉脈はトウカエデほどには目立っていない


左の黄色く染まっている葉がハナノキでまだ緑色をしている木はトウカエデ


左はハナノキの葉 右はトウカエデの葉 比較してみるとこんなに違う!
ハナノキはつや消しの葉でトウカエデには艶があるように見えます。





ここのトウカエデは紅葉はあまり進んでいなくてわずかに黄色くなっているだけでした。
樹肌の色はうす茶色系で黒っぽい感じのするハナノキと見比べると違いが分かります。




イロハモミジとの競演


最初に見たときのトウカエデの樹肌 この木はほとんど葉を落としていました。

まだ黄色く色づいているトウカエデも並んでいます。

トウカエデのことが分かってからすぐにハナノキまでつながりうれしくなって眺めてきました。
ハナノキは背が高いのですがきれいな花を咲かせるということなので是非見てみたいです。
ウリカエデ ウリハダカエデ この2種類も目の前に現われてくれますように♪