花紀行

トレッキングしたりその時々に出会った花たちの思い出
デジカメで撮った写真など・・・

楽山園と武家屋敷

2014年11月28日 | 花旅
楽山園という名前は論語からきているそうです。「知者ハ水ヲ楽シミ、仁者(じんしゃ)ハ山ヲ楽シム」


もみじ山を借景として起伏にとんだ地形を造りだしていると説明にありました。




後ろの建物は茶房で抹茶を味わうことができます


お茶屋さんの玄関を入るとすぐに用意されている額縁写真撮り場



楽山園を後にして武家屋敷を少し見て回りました。


石垣は昔のまま残されているそうです。




武家屋敷の様相をもっとも感じられるという高橋家へ  今でもそのまま住み続けているのです。
警報システムが働いて人が入るとアラームが鳴り家の人に分かるようになっています。



心字池なんてありました!


この松の木は龍が天に昇るがごとく!!!そんな感じがします~


最後に車の中から上信電鉄! 並行して走ってくれました!右に進んでいます。
右のほうが高崎駅方面 左は下仁田駅方面  もう少し高崎方面へ走ると富岡駅になります。
この電車の線路わきで子供の頃毎日のようにウサギのえさ取りをしました。
ウサギは特にジシバリが好きなのでそれを選んで採っていたことが懐かしく思い出されます。
その頃はジシバリなんて言わず「ちちぐさ」って呼んでいたのでした。


城下町小幡は「雄川(おがわ)」という川が有名で先人の知恵「雄川堰」を巡りながら往時を辿って
みるのがいいそうです。街中は車で通り過ぎただけでしたので再びの機会があったら
せせらぎの路を歩き山のほうまで足を延ばし「磨崖仏」をこの目で見たいと思っています。
これで旅の記録を終わります。長く見てくださってありがとうございました。

11/26朝 インターネットがつながらなくなったときはあわてました。
今日(11/28)やっとのことでデスクトップパソコン ノートパソコン 両方の問題が解決されて安堵しています。
トラブルが起きる前にパソコンの訪問サービス予約をとっておいたのも都合がよかったです。
パソコンのクリーンアップもしてもらいました。
すっきりとさわやかな気分になったところで明日(11/29)は房総半島の養老渓谷へ紅葉狩りに連れていってもらいます♪

楽山園にて

2014年11月25日 | 花旅
群馬県の小幡藩の最初の藩主が織田信長の次男だったなんて歴史に疎いので全く知りませんでした。
楽山園が造られた年代は江戸時代初期 「戦国武将庭園」から「大名庭園」へと移行する過渡期の庭園
と位置付けられ京都の桂離宮と同じ特色があるそうです。ふるさと自慢になりそう・・・





このススキは美しい斑入りの「ヤハズススキ」 




オミナエシが枯れて・・・ わびさび・・・





竹の若緑を鑑賞できました。 シホウチクという茎が四角の竹でした。


雅の世界にいざなわれて・・・






カキツバタに花が・・・3輪くらい残っていて興を添えています~





普段はこのようなところに縁がないのでなんだか別世界にきたような錯覚を覚えました。
自然に気持ちにゆとりが生まれて大らかな気分になれそうです。続きます・・・

城下町小幡(おばた)へ

2014年11月24日 | 花旅
小幡藩主の住まいがあった街並みを散策しました。ここは中小路で小幡藩主も通った広い通りです。
昔からのたたずまいがそのまま残されていて歴史的価値も大きいと思いました。





食い違い廓(くいちがいくるわ)といって防衛上必要だったようです。
上級武士と下級武士との出会いを避けるためでもあったそうです。




国指定名勝の 「楽山園(らくさんえん)」へ行ってみます。
※楽山園とは・・・織田信長の次男信雄(のぶかつ)が7年の歳月と数万両の巨費を投じて築いた
           池泉(ちせん)回遊式庭園  ず~っと向こうのほうが入口



入り口付近に小幡藩の初代藩主 織田家の織田信雄(のぶかつ)というのぼりがありました。
歴代の藩主が書かれているのぼりが並んでいます。



織田家から変わって松平家が明治維新まで藩主となる


楽山園の入り口 広い広い大名のお屋敷跡です~
ちなみにこの場所は世界遺産に登録された富岡製糸場周辺から車で15分位のところに位置しています。



井戸は二か所あったような気がします。




建物はなくただただ広い敷地だけですがそれぞれに何が建っていたのかが記されています。




可愛らしい東屋がふた棟ありました♪


これは「梅の茶屋 」 中に入ってお姫様気分をどうぞ♪ 入ってもいいのです
庭園全体が見渡せる高台に建てられていて茅葺屋根に庇はコケラ葺き



お座敷に上がらせてもらって周りを見回すと向こうに見えるのは甘楽(かんら)ふるさと館
どこを見てもふさわしくない建物はなく往時の雰囲気を損なうことがないと思って見てきました。



もうひとつの可愛らしい東屋は「腰掛け茶屋」 全国でも珍しいといわれる五角形でした。





四季折々に眺めが変わるかもしれないです。もっと早くから行ってみればよかった♪
次も続きます・・・

フユザクラ(桜山公園)

2014年11月23日 | 花旅
群馬県にある桜山公園のフユザクラ   ☆上州鬼石(おにし)の桜山公園☆
ここのフユザクラは大人の雰囲気があります~  一重で落ち着いた感じ 別名コバザクラ(小葉桜)
ヤマザクラとマメザクラの雑種と推定される。 生えている桜の木はどれも古くて貫録を感じます。












桜山公園の滝 滝のあるあたりの奥のほう一帯がフユザクラの名所になっています。
そこまでは登らずに池を一周して紅葉とフユザクラを愛でてきました。







サラサドウダンの花の後の果実



群馬県の鬼石町から再び城峯公園のある埼玉県に戻って宿の近くで景色を眺めています。
これは神流湖(かんなこ)  下久保ダムのダム湖で水が青く見えてきれいでした。



小高い丘の上から!  城峯公園にあったのと同じフユザクラでした。


ゲンノショウコを眺めたり


遠くの山々の眺めは格別に思えました♪





翌日は群馬県甘楽町(かんらまち)の城下町 小幡(おばた)郷へ行くことにしました。

フユザクラ(城峯公園)

2014年11月21日 | 花旅
城峯公園でフユザクラ鑑賞してきました!   ☆武州神川の城峯(じょうみね)公園☆
城峯公園は埼玉県神川町にあり群馬県の鬼石町(おにしまち)のすぐ近くに位置しています。
ここの桜は十月桜の改良種とされていて八重咲きでピンク色が濃く可愛らしいです。
紅葉と相まって今年はいっそう華やかさが増していたように見えました。






















ベニバナボロギク


ヤクシソウの葉が銅色に紅葉して一味ランクアップ!

この後は群馬県の桜山公園へ向かいました。フユザクラ三昧♪♪♪

リンドウ

2014年11月20日 | 小石川植物園
地面をはうように枝を伸ばしている状態でリンドウが咲きました。   2014年10月下旬
リンドウ科 リンドウ属








雄性期から順番に並べてみよ!  今まで気がつかなかったのは緑色をした斑点が多いことでした。




雌しべを取り巻いていた雄しべが離れていきました



雌性期に移行して柱頭が開いています


シミができたようなこの斑点がどうにも気になって仕方ない


内側の奥のほうも斑点が多い!  リンドウにこんな斑点があったなんて初めて認識しました。
見る機会の少ないリンドウなのであっちやこっちと比較できないけれどここで咲いていたなんて幸せ♪




ヒマラヤスギ センニンソウ

2014年11月14日 | 小石川植物園
ヒマラヤスギの松ぼっくり!
このヒマラヤスギはどっしりと腰を据え何事にも動じないといった巨木でいながら松ぼっくりは
今迄私が見てきたかぎりではほんのわずか確認したにすぎません。
ヒマラヤスギというのは年数を相当経なければ果実はできないのだそうです。



この新鮮なものは? 次の花のつぼみ? 雄花? 疑問がいっぱい
林の子さんに教えていただいて ”雄花のつぼみ”だということが分かりました。
つぼみでも雄花の存在を知ることができました。そうなると ♪雌花♪ ですが・・・
ヒマラヤスギの雌花ってあまりに小さくしかも高いところにあるので滅多には目にすることができない。
そうなると見たくなります~ 願っても一生かなうことのない夢かもしれない



雌花ってどんなのかしら・・・写真からでも夢がかなったら!!!
雌花が載っています
林の子さんのページにありました♪
先ず見ることのできないというシダーローズの完全な形も!!!(先のほうだけならよく落ちています)
台風のときに運よく枝ごと落ちていたものを観察・撮影されていました。




花の後のセンニンソウの追っかけはまじめにやってきました。10月中旬~下旬
※センニンソウの果実は羽毛のあるそう果(果実の中にひとつだけ種子がありあまり開かない)
名前の由来はこの果実の先につく長い毛を仙人の髭に見立てたものと言われる
茎や葉にかぶれを起こす有毒物があるが、鎮痛・利尿薬としても利用される※ 解説より
花が終わって間もなくの若い果実  淡い緑色で初々しいです  キンポウゲ科センニンソウ属



遠目にも赤みがついてきたのが見えました!




このころは場所により赤がとっても強く出ているところもありました。


ブラシのような毛が伸びてきています~


あれぇ~  種のあるところが透き通って見えるけど穴があいているの? 種は落ちたのかな


サングラス? もっと近くで撮ってみよう♪


ダンディーな紳士に似あいそう(*^。^*)   でも思い出したのはトニー○○さん♪



ツルマオそのほか

2014年11月13日 | 小石川植物園
ツルマオは本州でも南の地方に自生する  奄美大島や沖縄の西表島など
暖かな気候の沖縄ではほぼ一年中花を咲かせているそうです。イラクサ科ヤンバルツルマオ属
”花は雌雄同株で、雄花序は白黄色で上部の葉腋に球状につき、雌花序は下部の葉腋につく”
と記載されています。どれが雄花で雌花はどれ? 
見てもよく分かりませんでした。白っぽく見えるのは雄しべでこれは雄花だと思います。










気になっていたカラスノゴマ!  はじけてゴマ粒が見えてきました!




さく果の裂け目は3片  ちょっと触るだけですぐにはがれ落ちました。





ツワブキ!!!これは? 八重になってる~~~
撮っているときには気がつかず 後になって分かりました。
こんなことだったらもっと真剣に見てくればよかった・・・反省 反省 後悔先に立たず




ムラサキシキブ

2014年11月12日 | 松戸周辺
ムラサキシキブ
たおやかな葉と一緒だと美しさが倍増するように感じます。 
しとやか しなやか なまめかしい 折れそうでも折れない  芯は強い















たおやかという感想がまだ残っているときにもうひとつ たおやかな・・・
よく分からないイネ科の花を見て心がくすぐられました。これが カゼクサ? なのかな~






カゼクサ?とよく分からないままでしたが「セイバンモロコシ」と教えていただきました。
咲き始めの雌花は白く受粉すると赤紫色を帯びてくる・・・とのことでした。2014.11.13追記

アオカズラの果実

2014年11月11日 | 小石川植物園
アオカズラのできたての緑色の果実を見てから大分経ってようやく色がでてきました。
数はあまりできないかな~と思っていたのですがそこそこあります!



どれも2つというわけでもなく1人ぽっちもいるし、二つ並んだ実はイチョウの実の付き方に似ています。


緑色から徐々に色変わりするようです。



アオカズラという名前にふさわしく美しい青に仕上がりました♪






アオカズラの花は黄色かった



アオツヅラフジだったらこんな色