花紀行

トレッキングしたりその時々に出会った花たちの思い出
デジカメで撮った写真など・・・

ダンドク

2014年07月02日 | 小石川植物園
近くでよ~くみたいと思っていたダンドクがあったのです!
ピンボケになってしまって・・・結構株数が多くてボケても感動してきました。カンナ科ダンドク属
ダンドクといったら夕菅さんだとすぐに思い浮かびます♪ 夕菅さんにならって私もまとめられるかな~



水元公園でも見ていたダンドクは遠くにあって近寄れず思うように撮れなかった
ここでのダンドクは落ち着いてしっかり見て時間もかけられます。1本の茎から2~3コは咲かせています。


朱色がとっても目立ちます!
これが花弁だと思ってしまいますがそうではなく雄しべが花弁化したものだったのです


花弁はどれかというと うすい黄緑色で細長い部分

元々ののダンドクには斑が入っていないそうのでこれは園芸品種だと思います。
ダンドクはカンナの原種だそうです。 カンナと共に花の造りが独特でした。
後日行ったときに花が落ちていたので拾って葉の上に乗せて撮りました。
6本ある雄しべのうち5本は弁化して花びらのようになっている 1本だけ花粉を出すことができる



雄しべと雌しべはこんな風になっていました。
雄しべは花粉を出し終わり 雌しべには花粉が白くついています



つぼみの頃です   花が咲き終わってつぶつぶした果実ができているのもついています。


花は次から次へ咲いています!ガクからぽろっと落ちそうになっている花

意外にきれいに花がらがとれる!





ガクを残してまだ初々しい果実の頃 きれいだと思いました。この後は赤くなってくるかもしれない・・・






3週間くらい後に行ってみたら!果実の形が少し変わったような・・・

赤くなることもなく茶色になっていました。


黒い種子がもうできています!

ダンドクを見たときに花の造りになにかあったんだけど・・・すぐには思い出せなくて写真を取り込んでから
ゆっくり考えていました。やっぱり夕菅さんのところで確認する以外ないな~
夕菅さんがこのダンドクのことで詳しく解説されています。
小笠原諸島に残存していた稀少な子孫をいただいてその1株に花が咲いたそうです。
     私が見てきたのと同じような斑が入ったダンドク 

画像と説明がとても分かりやすいです。