花紀行

トレッキングしたりその時々に出会った花たちの思い出
デジカメで撮った写真など・・・

ノヂシャ花の後

2017年05月31日 | 松戸周辺
パッと見たときこれはなに?って・・・なんなのか分からなかったです


じっと見ているうちに そうか~ってなりました。
茶色を帯びているものやその前の段階など入り混じって見えます




ノヂシャの花の後を初めて見ることができました。
ここは乾燥気味の場所で 草刈りもされずに残ったお蔭でしょう。




淡いグリーン色がまだ残っていたひとつ


茶色の果実は2つに分かれ左右に2分した中の片方に種子が1つ入っているそうです。







左下ではちょっと中が見えていました。




これくらいだと少しは・・・左右の分かれ目がなんとなく分かると思います。
この右側に種子が入っているのだそうです。右側は上にちょっと飛び出ています!


ノヂシャのことでは花ばかりに気を取られていましたが運よく果実を見ることになり
偶然の成り行きに感謝したいくらい!

オヤブジラミ

2017年05月30日 | 松戸周辺
江戸川散歩のときは川岸に着く前に先ず松戸神社にご挨拶してから♪   2017.5.19
龍の口からの水しぶきはダイモンジソウに丁度いい湿り気になっているようです








ダイモンジソウではなくユキノシタの間違いでした



胸キュンキュンキュン🌸🌸🌸ただの雑草なのになんて美しいのって目を細め立ち止まっていました。







オヤブジラミ  セリ科ヤブジラミ属  葉は3回3出複葉 見た目からすぐにそう言えない・・・



ヤブジラミとどっち?・・・と迷ったのですがこれはオヤブジラミでいいと思いました。
花柄(果柄)があるということと ヤブジラミに先だって咲くということなどから それに
花の形もヤブジラミとは違うようです。ひっつき虫になる準備は早々できてる!









柱頭は2つ?

これまで敬遠してきたオヤブジラミでしたがこのときはどうしても撮りたいという気持ちに
強く襲われお付き合いしてきました。
咲き始めということもあり美しさがより際立っているときだったからでしょう♪
花の姿をもっとよく撮れればよかったのですが今はもう終盤ですから来季の楽しみにします。
今度は遅く咲くヤブジラミ・・・挑戦したいという気持ちは高まってきています!

白い花の木2種

2017年05月29日 | 松戸周辺
5/19の散歩♪  青空と白い花と白い雲




この花は一体・・・ピラカンサなのかしら・・・
実がついているときはピラカンサだって分かるのに・・・いきなり花を見たら分からなくなりました。
こんな葉をしていたっけ・・・なんともうろ覚えのことばかり多い





枝にはトゲみたいなのが出ているし





結局よく分からずあいまいなままであきらめることになりました。


これはウツギでいいと思うのですが・・・まだつぼみが多く花はこれからいっぱい咲きそうです
藪こぎしてここまで来るのでもう大変  
葦などどんどん草丈が高くなり観察できる範囲が狭まりそうです。





ウツギで面白いことは! 翼がついた花糸 これを撮りたいと思って♪
花がまだいくつもなくうまく撮れなかった・・・と言い訳しておきます・・・宿題
枝や表裏の葉 果実の表面 茎やガクなどに星状毛があるそうです。
ウツギの秘密を写せたら面白そう!







葉はこんな風にしゃれていて♪  葉の表と裏の星状毛は異なる形だそうで顕微鏡写真を
見たら面白かったです。冬芽の頃の枝でも星状毛が見られるそうです


イタチハギ

2017年05月28日 | 松戸周辺
いつの間にやらイタチハギが咲いていました。        マメ科イタチハギ属
あっちにもこっちにも・・・これほどたくさん木があるとは思えなかったです。
大きくなった木や若芽もいっぱい 若芽はすぐに草刈りで消えていく運命のようですが・・・
新芽を見て感動を覚えたときと この多さを見たときと 気持ちが変わってきたかもしれない



遠目では赤茶色っぽい花としか見えない  でも近くで見ると複雑な色をしています。




花といったらごちゃごちゃ・・・まるでとらえどころがないような感じです。
少しの風でも大揺れ どんな風に咲いているのかをなんとか撮れたといったところ でした。
つぼみはこんな風でした。





”花弁は旗弁のみで、翼弁と竜骨弁は退化している”  のだそうです。赤黒い部分が花弁


強烈な色をしています


色も形も時の経過に伴う変化がすごく大きい






花弁が枯れて落ちるとなんかすっきりしたような!



どこもすごく毛深いです。  花柱にも毛が生えていると載っていたので撮っておきました。


ガクも毛が多い  黒っぽい紫色の花弁はしおれて落ちそうになっています。



イタチハギにもヤナギの毛がくっついていました♪




小石川でもイタチハギを見ていたのですがいつも時期がずれ丁度いいときに恵まれず
悔しい思いをしていましたがここで堪能できすっきり爽快になれました (*^。^*)


ムシクサと黄色の花と

2017年05月27日 | 松戸周辺
オオカワヂシャなどと共に多く見られたのはムシクサでした。オオバコ科クワガタソウ属
青いタチイヌノフグリが丁度近くに立って大きさ比べによかったです。










見たことのない黄色い花が咲いていました。一体これはなんなの?と心が騒いで♪


花にすごく特徴が・・・そう言っても見ているときはただの黄色の花 くらいにしか思えず


写真に撮ってやっと分かる程度の頼りない花弁をつけていたのでした!




様子がよく分かるのが撮れました! 申し訳程度の細っこいあるかないかのような花弁
その分立派で大きな黄緑色のガクはとっても目立っています!
これは「コバナキジムシロ」という中国・朝鮮半島原産の帰化植物と図鑑に載っていました。
萼片に比べ花弁が著しく小さいことではほかに似た種類がない・・・ということです。
関東地方を中心に広がりを続けているらしいです。  バラ科キジムシロ属


花弁の下に大きな萼片 その下には披針形の副萼片がつく
果実(痩果)はばらばらで苺状にならない  




果実ができたら写真に撮りたいところですがその後行ってみたらもうなんにも残っていなくて・・・
草刈り第一陣の出番が終わった後だったようでとっても残念ですが来季を期待してみます。

オオカワヂシャ カワヂシャ

2017年05月26日 | 松戸周辺
川岸近くに行ってみると野の花が色々!その中に紫色の花が!
名前がすぐに出てこなくて・・・しばらく時間がかかりました。
分かった途端・・・なぁんだってなったのですが!
パッと見た瞬間クワガタソウのなにかだ♪と胸が騒ぎました。  
帰化植物 オオバコ科クワガタソウ属 のオオカワヂシャでした!









右下に同じような色をしたトキワハゼの顔が・・・










色々がごちゃまぜに生えている中で白い小さな花を咲かせていたのはカワヂシャでした。
花色は白に近いうすいピンク色で両方の花が隣り合って咲いていました。
カワヂシャは 在来種   オオバコ科クワガタソウ属
オオカワヂシャに比べ数を減らしレッドデータブックのレッドリストに入れられているそうです。







肉眼では白に見えましたが写真でアップに撮ると薄いピンク色





周囲には野草の色々が混在しこの一画だけで相当の種類を見ることができました。

ヤセウツボ クサフジ

2017年05月25日 | 松戸周辺
ヤセウツボがありました! いっぱいあちこちに出ていました。













クサフジが大繁殖して勢いよかったです  4月の終わり頃はとっても静かに咲いて


5月中旬ともなるとその勢いはものすごくて・・・けおされそう~~~









花の様子をアップで見てみると・・・
花筒の長さが長いように思います。(花先の反り返っている部分とその後ろの筒の部分の比較)
クサフジかナヨクサフジのどっちか・・・
ヨーロッパ原産のナヨクサフジの可能性が高いように思います。



花柄から筒の部分が突き出ている  ここに両者の違いがあるそうです
そのことからこれは ナヨクサフジでいいことにします♪




江戸川ベリ

2017年05月24日 | 松戸周辺
4/29の空  河川敷から見上げてみると! 薄い雲がたなびきとってもきれいでした。




土手の斜面はというと! 緑に満ち深呼吸したくなるよう





でも・・・草刈りで一変しました・・・5/19のことでした。
このあたりはあの ハマワスレナグサ がふんだんに生えていたところです。
種はいっぱいこぼれ落ちているでしょうから安心して来季を待つことにします♪






草刈り前はギシギシがすごくいっぱいで花も咲ききれいでした


ギシギシはスイバと違い雌雄同株だそうですが・・・もっとはっきり違いを写せればよかった
果実は少しふくらみ始めたところでした。この後も残っていたらよく見ていこうと思います!

ギシギシとしましたが正しくは「ナガバギシギシ」でした。果実の翼のある縁は全縁(ギザギザがない)
ただのギシギシは縁がもっとギザギザしている

混乱しておりまして紛らわしくなりましたがこれは「スイバ」の果実だったのです!
訂正して書き加えておきますのでよろしくお願いいたします♪








河川敷に下りてみるとハコベがいっぱい!みんな綿毛をまとっていておかしい~


ヤナギの木から飛んできた種髪がくっついたのでした。
ハコベの花柱を見ると5本! これは ウシハコベでした。
雄しべの葯の色は淡いピンク色しています





もう1枚のこの花は・・・花柱6本に見えるよう・・・変わり種なのかしら

オヘビイチゴ

2017年05月23日 | 松戸周辺
黄色の花でも色々が一斉に咲くともうなにがなにやら・・・
ずっと前に見ていたのにもう忘れてどうしようもないです~
久しぶりにお目にかかれたのは オヘビイチゴ  5枚の小葉が・・・それではっと思ったのです!






地面のところをかき分けて見やすくすると茎をのばしながら増え立ち上がって咲いています。














オヘビイチゴはほかのヘビイチゴのように丸くふくらまずに終わってしまう



オヘビイチゴ  バラ科キジムシロ属

黄色に合わせてモンキチョウが止まってくれました♪





横から見ると結構毛足が長い♪

ノハラムラサキ→ハマワスレナグサ

2017年05月22日 | 松戸周辺
ノハラムラサキと疑うこともなく信じていましたが・・・
林の子さんからのTBで正しい名前を知ることができましたので直しておきます
正しい名前は 「ハマワスレナグサ」というヨーロッパ原産の帰化植物だったのです
この花の特徴は始めは淡黄色に咲きすぐに淡青色に変わるところだそうです。
つぼみはピンク色で開くと青くなるのがノハラムラサキでした。果柄はノハラムラサキが長くハマワスレナグサは短い
この出会いが初めて!!!こんな刺激って心をくすぐられます♪

川の土手の上にノハラムラサキが! びっくりでした。      2017.4.30
まさかこんなところでお目にかかれるなんて♪  
事前に実物を見ていたゆえ ひと目見てそれと分かったものの夢を見ているようでした。
ちょっと見ただけでよく分からない  どこにあるのか丸で記しておきましたが・・・
このときはまだノヂシャもきれいに咲き 草むらの中に色々が混ざり合っていました。
ノヂシャの大きさからおおよその見当がつくと思います。キュウリグサより大ぶりの花でした。



1株はこんな風に立ちあがっていました。


ノヂシャと競い合うように咲くノハラムラサキ


キュウリグサと同じように咲き進むにつれサソリ型が伸びて行っています


根元付近の葉と寝たような毛がいっぱい生えている茎





美しいノハラムラサキに夢中になって♪








こんにちは~  (*^。^*)


このときにキュウリグサも撮っておきました。




偶然キュウリグサの果実も写ってラッキーでした。



ノハラムラサキの果実はキュウリグサのようにはならずガクがしぼんだ状態になるだけ・・・
種子は黒くて小っちゃい粒が4個あるそうです。