花紀行

トレッキングしたりその時々に出会った花たちの思い出
デジカメで撮った写真など・・・

ラショウモンカズラ

2007年05月31日 | 山の記録


<「鳴神山の花たち」>
<「ラショウモンカズラ1」> < 「ラショウモンカズラ2」 ><「ラショウモンカズラ3」>< 「ラショウモンカズラ4」 ><「ミツバアケビの雌花」 ><「ウツギ」 >


ラショウモンカズラをアップで見たらひげがありました。
更に下からのぞいたら上の方に「花粉」の玉?が4つついています。
おかしな構造をしています。どういうわけなのか調べましたが
とんと分かりませんでした。
羅生門で退治した鬼の腕にこの花が似ている事からつけられた
名前だということは有名です。


ヤマエンゴサク

2007年05月26日 | 山の記録


<「似ている花たち」>
<「ヤマエンゴサク1」> < 「ヤマエンゴサク2」 ><「ヤマエンゴサク3とラショウモンカズラのつぼみ」>< 「ミヤマキケマン1」 ><「ミヤマキケマン2」 ><「ムラサキケマン」 >

なんて似ているんでしょう  
共に ケシ科 ケマン属 なので似ているのはさもありなんです。
おどけた ひょうきん顔たち 見つけたら必ず写真に撮りたくなります。

下の3枚は同じものですが、同行の先生も名前が分かりませんでした。
薬草の先生にお聞きしても分かりませんでした。山野草に詳しい別の先生に
聞いてみても分かりませんでした。 気になる花です。





カスミザクラ

2007年05月25日 | 山の記録



カスミザクラの木の肌はこんなに黒い



<「鳴神山の植物」>
<「フイリフモトスミレ1」> < 「フイリフモトスミレ2」 ><「鹿に食べられたオカドの木」>< 「シャラノキ」 ><「ヤブレガサ群団」 ><「ミヤマハコベ」 >

フイリフモトスミレは葉に「斑」が入るのですぐに見分けられました。
オカドの木は鹿に食べられてまだまもなくはがれた木の皮の色が白っぽく見えます。
「オカド」ってNETで検索しても出てきませんでした。果たしてこれでいいのか?です。
私の聞き間違いだったかもしれない・・・
シャラノキの皮はサルスベリによく似ています。
木のことも知るにつれてもっと知りたいと欲張るようになりました。


アカヤシオ

2007年05月24日 | 山の記録



頂上につきました~~~
<お尻ばっかり目に付くなー">>

頂上直前の急峻  マウスオン
このあたりにヒメイワカガミの葉っぱが光っていました。

<絶景!!!">>

マウスオン 鳴神山頂上
マウスオン後 やや左よりの上の方に小さく白く見える山が武尊山です。


<「アカヤシオ」>
<「1」> < 「2」 ><「祈りの場」>< 「3」 ><「4」 ><「5」 >

下りは上りとは別のルートを下りました。「裏の肩」と呼ばれるところです。
行きには見られなかった花たちも多くここを選んでよかったと思いました。
アカヤシオは以外に少なかったです。

ブログ友の恵那爺さんが鳴神山に登ってなんと「カッコソウ」の晴れ姿を
撮ってきましたー!記事にされているので見にいってください。
   鳴神山の固有種 カッコソウ

すっごく くやし~~~っい  でもうれし~~~っい!!!
おめでとうーーー!!!   ニャロメ  


カッコソウ

2007年05月22日 | 山の記録








<「鳴神山のカッコソウ」>
<「1」> < 「2」 ><「3」>< 「4」 ><「5」 ><「6」 >

カッコソウ  サクラソウ科  サクラソウ属
2007年5月7日の鳴神山のカッコソウはこんなつぼみ状態でした。
開いていると予想してこの日を選びましたが、例年より遅れました。
随所で見られたこのカッコソウは保存会の方たちの手厚い保護の下でしか
見られなくなりました。薄暗い杉林の中にあります。
「こんな暗いところが好きなのか・・・」というのが感想です。
ともかく思っていた以上に株数があったのでホッとしましたが、
絶滅危惧種の指定を受けている事には変わりありません。
カッコソウの晴れ姿



ヒトツバエゾスミレ

2007年05月19日 | 山の記録



タチツボスミレ ↑

スミレサイシン ↑ ちょっと不安

ヒトツバエゾスミレ ↑ 葉の違いは一目瞭然 ♪
<「ヒトツバエゾスミレ」>
<「1」> < 「2」 ><「3」>< 「4」 ><「5」 ><「6」 >

ヒトツバエゾスミレは葉の切れ込みが色々です。
3,4,6番はもしかしたら「ナガバノスミレサイシン」かとも思いましたが
葉の付け根がなで肩なのでこれもヒトツバエゾスミレとしました。

 ナルカミスミレ  はこのヒトツバエゾスミレの「白花タイプ」ですが、
はっきり「白」といえるものは確認できませんでした。
このことは残念でしたが、こんな変ったスミレを見ることができ
悩ましい胸のうちも騒がしく打ち震えました。


トウゴクサバノオ

2007年05月18日 | 山の記録






<「鳴神山の花たち」>
<「トウゴクサバノオ1」> < 「トウゴクサバノオ2」 ><「トウゴクサバノオ3」>< 「トウゴクサバノオ4」 ><「ミヤマエンレイソウ1」 ><「ミヤマエンレイソウ2」 >

探していたトウゴクサバノオがやっと出てきました。キンポウゲ科
しかもミヤマエンレイソウと一緒です!!!
2枚のプロペラ状の種子が「鯖の尾」に似ているからこの名前がついたそうです。
このあたりは新緑の森がまぶしく 歩きやすく 天国にきたようです。
のろのろ写真を撮っていても走って追いつけます。
花のひとつのアップを撮れなかったことが悔やまれます  


ツクバネウツギ

2007年05月17日 | 山の記録








<「鳴神山の花」>
<「ヒトリシズカ」> < 「ハルトラノオ」 ><「カタクリの実」>< 「ヒゲネワチガイソウ?」 ><「ワチガイソウ?」 ><「ニリンソウ」 >

ツクバネウツギの名前の由来は
ガク片の残った種が「追羽根」のように見えることからだそうです。

ナデシコ科 ワチガイソウ属 の
ワダソウ・ヒゲネワチガイソウ・ワチガイソウはよく似ていて
今でもこんがらがっています。
左から4番目は花弁が6枚ということでヒゲネワチガイソウ(ボケた)
5番目は花弁が5枚で茎に毛が見えるようだからワチガイソウとしました。
もっとたくさん見て目を慣らさないと違いがすぐには分かりません。
カタクリはもう実をつけ始めていました。
先端がきれいな三角形をしています。


ヤマブキソウ

2007年05月15日 | 山の記録





<「鳴神山のヤマブキソウ」>
<「1」> < 「2」 ><「3」>< 「4」 ><「5」 ><「6」 >

ケシ科 クサノオウ属 の多年草 アルカロイドを含み有毒
ヤマブキの花に似ているのでこの名前がついたそうです。
花びらはヤマブキの5枚に対しヤマブキソウは4枚です。
登山道のすぐそばでみんなこっちを向いてお迎えしてくれました。
じっくり ゆっくり ヤマブキソウの晴れ姿を目で写真で  とらえました。


ヒイラギソウ

2007年05月14日 | 山の記録




上りの厳しさは更に増してきてごろごろの大岩が行く手を阻みます。
こんな苦労があればこその花の旅です。


<「鳴神山のヒイラギソウ」>
<「1」> < 「2」 ><「3」>< 「4」 ><「5」 ><「6」 >

ヒイラギソウ  シソ科  キランソウ属  葉の形がヒイラギに似ています。
絶滅危惧Ⅱ類に指定されてしまいました。「花の百名山」の本には
杉林の中に一面咲き誇っている写真が載っていますが、今は
その影もありません。沢を下りたその向こうにひっそりとありました。
頂上で出会った人はついに見つけられなかったと残念がっていました。
山に詳しい先生のお陰で見過ごしてしまいそうな場所にもかかわらず
お目にかかること出来ました。この付近一帯以外のところでは全く
見かけることはありませんでした。
貴重な花なのにピンボケしてしまい後悔先にたたずです