花紀行

トレッキングしたりその時々に出会った花たちの思い出
デジカメで撮った写真など・・・

初春を待ちながら・・・

2014年12月28日 | 小石川植物園
どこからかいいにおいが!!!  スイセンが咲き出していたのです♪






ツバキにしずく・・・水浴びしたみたいでした♪







明るい光が差してくる予感!!!
新春を待ちわびている気持ちが咲いている花に向いたようです。
2014年の植物たちの出会いに感謝しながら新しい年を迎えたいと思います。
今年はこれで終わりにします。ご覧いただいてありがとうございました。よいお年をお迎えください!
来る年もよろしくおねがいいたします

花の後に 

2014年12月27日 | 小石川植物園
アマチャの装飾花がこんなことになって!





芸術的~  ツルでかごを編んだような・・・






なにかと思ったら チョウセンアサガオの果実の殻♪  いっぱいあるのにこれ1こだけ変身していました



どこかで残っていてくれないかしら・・・そう思って歩いていると!
ふと目に入ってきました♪  これに違いない!!! 調べてみたらやっぱりそうでした。
ツルボの花の後  今年のうちに見つかって大感激です♪



黒い種は炭のようで触ると黒くなりそう   果実はさく果(熟すと裂けて種子が散布される)




種がこぼれた後もドライフラワーみたいでステキ



ツルボはたくさん咲いてもたいていは草刈りされて消えることが多いのに
ここではラッキーなことに残っていて思わぬプレゼントをもらった気分になっています!

ナルコユリそのほかの果実

2014年12月26日 | 小石川植物園
青い実!!!大きくてきれいな実がたくさんついていました!
前から見ていたのですが葉がほとんど消えてからすごく目立つようになって思わずそばへ駆け寄りました。
ナルコユリの果実は   液果(果皮が肉質で液汁が多い実)
写す角度によって実の色は青く見えたり深緑色に見えたりするみたい





こんな風に茎から下がっています




この位置からだとナルコユリの特徴がとってもよく出ています♪
★花が似ている ナルコユリとアマドコロのおさらい  何度おさらいするんだろう・・・
  ※ナルコユリ→泣く子→おっぱい→乳首・・・花の根元に乳首のような突起がつくのが特徴 
   それがよく目立っています。  茎は丸い  「まるこゆり=なるこゆり」と覚えてもいいです♪
  ※アマドコロ=かくどころ  茎が四角だから



林の中に転がっていた色とりどりの実を一か所に置いて!赤い実はマンリョウかもしれなくて、
黒い実は多分ヤブラン 青い実は?リュウノヒゲ?・・・なぞです~ 小鳥の仕業?・・・なぞです~



イイギリ! 葉を落としたイイギリの木に真っ赤なふさふさの実!そういう場面を撮りたいな♪
それが赤い実はすべて落ちて地面は飾られていました。茶色の大きい葉はモミジバスズカケノキ



イイギリって葉は特に色が変わることもなく落ちてしまうようです。



もっと早くに写しておきたかった コマユミ  そのうちそのうちと思いながら時間かかりすぎ~
今迄コマユミとマユミと区別するのにとっても難しいと思っていました。でも案外簡単!!!
マユミとコマユミとでは果実の形が違うし
コマユミの実はニシキギに似ているものの茎の「翼」のあるなしで区別することができる。
マユミ コマユミ ニシキギ この3つを並べてみるのも面白そうです!










実がついていない時これは何の木?・・・分かりそうもない~

カシワ トウカエデ

2014年12月25日 | 小石川植物園
カシワの葉も中々きれいに色づいて!新たな発見でした。赤と緑でバランスのよいクリスマスカラー!


見ただけで分かりやすい葉の形  大きい!   ブナ科コナラ属







こっちはトウカエデ  黄葉の美しさを披露してくれています。   カエデ科カエデ属






トウカエデって赤ちゃんの手のひらみたいで可愛い♪  12月下旬なのにまだきれい



左の茶色になっている木がラクウショウ  緑色をしているのはメキシコラクウショウ
この前アップしたときメキシコラクウショウはこれから色づいて落葉するの?って言っていたりして!
調べてみたところ常緑または半常緑なのだそうです。 落羽松って書くのに・・・
半常緑? 意味が分かりません。
※2年目に短枝とともに落葉するもの、3年目に落ちるものとがある※という記述がありましたが
なんとも凡人には要領を得ないです   ヒノキ科(←スギ科)ヌマスギ属


コナラ

2014年12月24日 | 小石川植物園
コナラの紅葉!!! 12月の下旬になってもきれいでした  ブナ科コナラ属
オレンジ色といっていいくらいの色合い   すてきだな~って見とれます



うわぁ~ 木がおおいかぶさってくるよう♪    縦を横にしたように見えるけど・・・


山の斜面に立って見上げたり見下ろしたりしてみたのです♪


しっかり踏ん張って!「守人」なの?  威風堂々!



コナラの樹肌って特徴があります~  ここを見ればコナラって分かりそう

うねうねと白い筋模様をしていました。



コナラの落ち葉  整った葉脈は美しい♪

センニンソウ種髪

2014年12月23日 | 小石川植物園
遠くからフワフワが踊っているように見えました!







こげ茶色が濃くなってシックな感じがします。







場所によって明るい茶色もあるし!




センニンソウの果実は 羽毛のあるそう果(果実の中に1つだけ種子があり開かない)

センニンソウの花の後をじっくりのんびり長い間見てこられたのは初めてで十分に堪能することが
できたように思います。長年気持ちの中にたまっていた不満が一挙に解消され爽快・爽快


タムラソウそのほかの花の後

2014年12月20日 | 小石川植物園
トゲがないのでどこを触っても痛くないタムラソウの花の後は想像以上に地味系でした
冠毛付きの種はもうとっくに飛び出したのかしら・・・乗っかっている終わりの姿の綿毛も少ないし・・・










サラシナショウマは果実の抜け殻全体がうす茶色になっていました♪




パカンと割れた部分を大きくしてみます~



オオトウワタ  あと少しで旅立ちの終わり~  種は残り2個に・・・意外に粘り強く残る


小さな木だったカラタチ  それなりに・・・なのかな~ たった1つ”しわくちゃのまろい実”つきました♪

寒くなると同時に徐々に花の後のお楽しみも残り少くなって寂しい限りです。
それでもウォーキングは欠かさないように頑張っていこうかな♪

ツクシカイドウ(果実)

2014年12月19日 | 小石川植物園
なんか感じのいい実♪  この木のところへはきたことがあるけど・・・なんだっけ・・・




よ~く見える場所へ回り込んでいたら名札があってよかった♪ ツクシカイドウでした♪
原産は中国湖北省や台湾  福岡に入って栽培されたそうです。 別名コホクカイドウ バラ科
日本では熊本、大分に分布していたそうですが現在は絶滅したようです。








毎年同じようにたくさんの実をつけるということでもなさそう
今年はいっぱいついても来年はどうなるのか分かりません。 
いかにもおいしそうに見えていっぱいついていましたが小鳥にはあまり歓迎されないみたいです。
酸っぱすぎるのかしら・・・



清楚な白い花を咲かせたのは4月の初めごろでした。

ヌマミズキ ニッサボク

2014年12月18日 | 小石川植物園
ヌマミズキ  ヌマミズキ科
調べたらヌマミズキ ハンカチノキ カンレンボクは同じ仲間だと載っていました。
そのうちヌマミズキは特に紅葉が美しいのだそうです♪
紅葉する時期以外は目にもつかずそこにあることさえ分からないような存在です~












もうひとつ紅葉が美しい木がそばにありました。ヌマミズキと区別はつきそうもないですが
同じようなきれいさで見とれてしまう「ニッサボク」という木でした。この木もヌマミズキ科



ヌマミズキの葉と比べるとこっちのニッサボクのほうが幅広に見えます。







麗しい2種類の紅葉を眺めることができました。どっちも花は地味・高木ということで
よく見ることはできないと思いますがなにかの機会でお目にかかれたら見ておくことにしましょう♪

イチョウ

2014年12月17日 | 小石川植物園
11月の中旬過ぎ  イチョウの黄色が増してあたりが明るくなったようです!


蝶々♪♪♪  いるみたいだけど・・・・・・・・



ギンナンがそこいら中に落ちて足の踏み場もない~~~ うっかり踏んだりするとにおいがつきそう
※イチョウは種子が子房に包まれずに そのまま露出している裸子植物で、種子植物ができる以前から
存在していた原始的な植物である。ギンナンは、見た目には果実のようだが 「種子」である※
ということが植物園のHPで説明されています。


ギンナンができる頃一人一袋(50粒くらい)持ち帰ることができます。植物園のサービス!!!
   ♪封筒の中に入れ塩もふって入れ封筒の上の口を折り畳み下の角を少し切り落としレンジでチン♪
これだけで簡単に美味しくいただくことができました!!!



12月の始めごろになると!黄金色が地面にまで敷き詰められて下からも明るさがやってきていました♪






まぶしい~~~



そして目の前に下がったイチョウの枝を見たら!!!短い枝がいやに目立つのです~


地面に届かんばかりの枝なのでよ~く見える


短く黒く太く見えるのは「短枝」で先のほうに葉をたくさんつける
近所のイチョウの木はこの短枝が全然ついていないのですっきりした感じに見えるのですが
そのように見える枝はあまり葉をつけずに光を求めて上に長く伸びていくということのようです。








身近すぎるイチョウなのであまり深く考えなかったのですが動く精子のことから始まって
今年はイチョウの不思議や戦略に思いをはせる年になりました♪  イチョウ科イチョウ属 1科1属