花紀行

トレッキングしたりその時々に出会った花たちの思い出
デジカメで撮った写真など・・・

ミゾコウジュ

2017年06月30日 | 松戸周辺
前にもミゾコウジュは江戸川沿いで見ていましたが乾燥気味の川原でも生えていました。
絶滅危惧種とされているためどうしても気になり撮っておきました。
まだ咲いたばかりという感じがします。隣にはマツバゼリの姿が!








少し場所を変えるとこっちでは大分茶色になり終盤を迎えていました。



ミゾコウジュ  シソ科 アキギリ属

相変わらずベニシジミは周りを飛び回り!!!毎度出会いがあるので楽しい♪





こんなのが!  草むらにいました。 クロバネツリアブ?  ホバリング中でした。




オス・メスの区別が難しいそうです。 
お尻のほうにある白い帯が2つに分かれているのはメスの確立が高いという仮説があるよう
ほかの昆虫の幼虫に卵を産み寄生するとか・・・卑怯もの~



飛んだ 飛んだ!!!

おさらい コバナキジムシロ ヒロハノカワラサイコ

2017年06月29日 | 松戸周辺
江戸川沿いで初めて目にしたコバナキジムシロがほかの離れた場所にも生えていました。
ガクの大きさに比べ黄色の花弁の極端に小さいことが特徴!!!



少し大きめのガク片の間に細めの副萼片がつく
花弁といったらあるかなしのような小ささ  肉眼ではよく見えないほど・・・
図鑑によるとこのような植物はほかに類を見ないとされています。








コバナキジムシロ  バラ科 キジムシロ属

ヒロハノカワラサイコは葛西臨海公園でも生えていましたが
江戸川河川敷でも目にすることができました。










似ている植物は何度か見ているうちに分かるようになりそうです♪
ヒロハノカワラサイコ  バラ科 キジムシロ属



ツバメシジミ!!!今期は出会いが多くうれしい悲鳴~   卵産んでいるみたいです





表翅を見たい!!! そう思っていたら見せてくれました♪ メスはこうなっているんだ (*^-^*)



アオカモジグサ

2017年06月28日 | 松戸周辺
見た目がおかしくて!!!  写真に撮らなくっちゃ♪
長~く直角に曲がったようになったところはノギだなと思い眺めていました。



もう枯れ始めています。 ノギは乾くと外側に曲がるのだそうです。



アップで見ると毛が多いです! そうなるとアオカモジグサでいいと思います。
ただのカモジグサには毛がなく アオカモジグサだと剛毛が生えるとのことなので!



イネ科の用語はとにかくなじみが薄く訳が分かりません。  頴=えい
外花頴(護頴)と内花頴(内頴)の長さも見分けのポイントだそうです。
これは内花頴が外花頴より短く先が円い  (細い芒がついているほうが外花頴)



ほかの場所も見ていくと少し緑色が残っているものもありました。
乾ききっていないためそれほど極端に曲がっていないです。






こっちでは赤みがありとてもきれいに見えます




アップで見たらうっとりするほどの美しさを感じ撮っておいてよかった♪

アオカモジグサ  イネ科 エゾムギ属
植物図鑑ではたいてい「主な植物用語」という別枠がついていてそれを見ればとても参考になり
特にイネ科などは各部の名称が分かりやすく図解され素人には助かります。


ツバメシジミのカップル!!!
どれも同じペアですが翅がちぎれているのはオス?でしょうか (真ん中の写真)






ハナハマセンブリ

2017年06月27日 | 松戸周辺
びっくりしたり 感激したり! 始めにこんな姿が突然目に飛び込んできたのです!
ここに来るまでひとつもなかったのに・・・ここより先はすごかったです!



よく分岐すると記述されている通り上の方で枝分かれしています


木場の帰化植物園でお目にかかって以来 大分年月を経て後再び対面できました。
ハナハマセンブリ  リンドウ科  シマセンブリ属

ずんずん歩を進めるほどにどんどん目の前に現れます~
感動の嵐が次々押し寄せるってこういうことみたい




葉の付き方



花はいい状態で咲いている最中 撮り放題で写真を撮るのに余念がなく
時間を忘れていました。







横からも♪


よく咲いている花に目を凝らしてみると 雄しべがくるくるによじれておかしいです♪


時間経過で雄しべも雌しべも面白いことが分かりました!
これは咲いて間もないころの雄しべ雌しべの様子 
どっちもぼ~っとして見ずらいのですがまだ初々しい感じがします♪
花弁は5裂 雄しべ5コ  雌しべは柱頭2岐する




2つに分岐した柱頭に少し変化が・・・花粉がいっぱいつき黒っぽくなっています。
後ろにある雄しべの葯は開き始め花粉を出し始めているように見えます




次には雄しべはくるくるに捻じれ花粉を出し終わりというところ
このねじれというかよじれというか・・・
必死に身をよじり絞り出すように花粉を出す作業をしているように思えてならないのです。
雌しべはふっくらと可愛らしく見えます。



この下の写真ではそれぞれの段階ごとの花の様子が見られます!


送受粉無事済み


こっちはしおれそう


ウスバカゲロウの卵 写っていました♪


真上から見ました!!!


ユウゲショウと並びました。



花粉まみれのアブ





たかが河川敷なのにこれほど興奮を覚える体験できるなんて思わなかったです。
四季折々 今までもずっとこのような状態が繰り返し行われていたかと思うにつれ
さらに感慨を深くしています。

マツバゼリ

2017年06月26日 | 松戸周辺
前回のクローバーと一緒に写った白い花の草  このときは何者なのか分からなかったです。


ほかにもないかと探してみるものの・・・
いざ写真に撮ろうとしたら影が薄くまるで存在感はないように思えました。



目が慣れるにつれ少しずつその実体が見え始めてきたようです。
帰化植物図鑑から 「マツバゼリ」 という名前にたどり着きました。
熱帯アメリカ原産の帰化植物で松の葉のような細い葉をしています。





ほそほそながら草丈は高くなりそうです。



更に目が慣れてくればあちこちにすごく生えているのです。果実も見えました。
果実も花も両方目に入るようになりましたけれど花の時期は終わりに近づいているようです。






終わりかけの花があったのにボケてしまって・・・




果実ができたのはいっぱい! アブラムシもいっぱい! 
肉眼ではアブラムシはよく見えなかったのでいっぱいとりついていても平気でした。










クサカゲロウの卵が下がっているのに・・・これもぼんやりになり目が疲れます
あっちにもこっちも卵はぶら下がっていたのです。成虫になりアブラムシやっつけてほしい~



果実は熟すと更に色が濃くなり  2この分果となって落ちるそうです。




一昨日(6/24)のウォーキングのとき 目がだいぶ慣れたようですぐに視界に入りました。
少し離れた場所でも結構生えているのでした♪ これはがっしりして存在感多少あり (*^。^*)


期待されるガガイモ

2017年06月25日 | 松戸周辺
河川敷ではガガイモがあちこちに生えているのを見てきました。
でも花のときまで草刈りされずに残るとは限らず期待してもどうなのでしょう・・・
新芽は真綿のような白く短い毛におおわれやわらかそうに見えました。










ガガイモの種髪?  ここではガガイモの果実の殻を見たことがありました。
今頃までまだ残っていたようです。ふわふわ感はそのままに!







ふと目に入ってきたのは! 面白い~~~








クローバーの花の後  ここまで残っているんだ!って新鮮な思いでした。


マツバゼリと一緒に写りました♪

イ(イグサ) スズメノエンドウ果実→カスマグサ果実

2017年06月24日 | 松戸周辺
ただの 「イ」 とするのも間が抜けたようで・・・イグサのほうがいいです。
イグサは見た目からも比較的分かりやすいと自分では思っているのです。
ただイグサに似ている帰化植物の「コゴメイ」というのもあるそうですが・・・
これはイグサでいいと思います。          イグサ科 イグサ属



まるで頼りない姿ですがすらっとして見えるところが気に入っています。







花なのかもう果実ができ始めているのかさっぱり分からないです。
果実になっているようにも見えてきますが・・・よく分からないものの興味津々










スズメノエンドウ  花のときには小さすぎ 写真に撮るのにすごく苦労したのに
マメになった途端 馬鹿でかくなって!!!可笑しくて一人で笑っていました 


中味を見てきました。  通常5コできるのかしら♪
スズメノエンドウの果実だと疑うことなく思っていたのですが「カスマグサ」に訂正いたします
スズメノエンドウの果実は黒くなりすごく毛深い  アドバイスいただき調べてみた結果でした。
となるとここでカスマグサが咲いていたことも知ることになり撮りにくい花のカスマグサもなんとか撮りたい!




ヤブジラミ

2017年06月23日 | 松戸周辺
2017.6.10
オヤブジラミはすっかり枯れ 姿は消えましたがその後に出てきたのはヤブジラミでした。
どっちも似ているのですが花の時期で見分けはつきそうです。    せり科 ヤブジラミ属



つぼみの頃の初々しさ美しさに心惹かれ気が付くと多くの時間を費やしていました。




特につぼみの頭の部分に胸を打たれ気が付くと次の日も足を運んでいたのです。
うっすらとしたピンク色はなんとも表現しがたいほど・・・「美しい」としか言葉が見つからない
結局似たようなものばかりずらずらと並べる結果になってしまって・・・
気持ちのおさめようがないです。
オヤブジラミのつぼみはどうだったのでしょう・・・今頃になって悔やんでいます。










肝心の花は! オヤブジラミとそっくりな愛おしい花を咲かせていました。






そして果実もできて! なんかくっついていますが・・・
イネ科のなにかの殻がここに飛んできたようです。







折しも♪  ベニシジミが来てくれました (*^。^*)





モンキチョウ ベニシジミ ミコシガヤ

2017年06月22日 | 松戸周辺
黄色に紅色に  チョウチョウもすごくせわしなく活動中!!!  モンキチョウは単独で♪







ベニシジミは3頭も!!!  つかず離れず一緒に行動中!











ミコシガヤ  カヤツリグサ科 スゲ属
なんだかよく訳が分からないごちゃごちゃのかたまり!
斜めに長く伸びているのは苞葉ではないかと思っているのですが・・・





咲き方の時期の違いなのかしら  これは赤みがありました。



花の咲き方は複雑そう・・・雄花は上の方に少数咲くそうです。
まるでバラの花のよう!  見つけるとつい目と手が動きます♪
「細く長く伸びている部分は葉状になった苞」と説明されています。



花はこれで1コ?  ヒラヒラして見えるのは雌しべ? 疑問だらけ


この色合いはドライフラワーとして飾っても感じいいみたい♪



ノラニンジン

2017年06月21日 | 松戸周辺
ノラニンジンの葉が出始めたときなにかな~って思っていました。大きく伸びてきたら!
すごくいっぱい生えて大空にも映えています~






生えている場所により咲き加減は色々でした。











花粉の運び屋さん


蜜もありそう♪





早くも果実のでき始め





すごく毛深い  下向きに寝たような毛でした。



セリ科の特徴がよく出ていると思いながら眺めていました。果実の頃も面白そうです!
ノラニンジンの根は細くて白い 食用にはならないそうです。
花の真ん中に赤みのある花ひとつ咲かせることもあるそうですが・・・
木場の帰化植物園で見てきたノラニンジン
どうして赤い花を咲かせるのかは諸説あるようです・・・
今回の観察ではその真ん中の赤い花は見ることできず、今後も続いて赤い花探してみたいです。