花紀行

トレッキングしたりその時々に出会った花たちの思い出
デジカメで撮った写真など・・・

ミゾソバ ハナイバナ

2015年10月31日 | 松戸周辺
ミゾソバの花が一番きれいに咲いているときに撮っておきました。




上から撮ったり横からも撮ったり・・・せいぜいそんな撮り方で満足~   だったのが・・・










ミゾソバの花ばかりでなく茎に注目すべきだったのです!
茎に生えるたくさんの腺毛!!!今までどうして気がつかなかったのでしょう
たまたま撮れていてよかった!
ミゾソバの思いがけない一面をかえで☆さんから聞いて撮り方にも発展性が生まれました。 
来期には腺毛をもっとしっかりとらえることと葉の表面にある星状毛も写してみたい
葉の表や裏がどうなっているか分かるように撮ることも宿題
ちなみに清里高原やアルプの里で「タニソバ」を見てきたのですがそれにも腺毛があり
しかも葉の裏にははっきりしている腺点がいっぱいついているのです。 これはそのうちに♪






ミゾソバの花の終盤にもう一度行ってみたところほとんどが閉鎖花のようでした。




10月下旬の畑周り  春になったような陽気に誘われたのかハナイバナがとってもきれいでした。




葉の表面には伏せ毛が多い




右下に写っているのはレンズについた水滴かもしれないです。  シャボン玉1こ♪




アケビコノハのことをふと思い出して行ってみたら! あやしい葉のかたまりがありました。
この中にサナギになって入っているのかしら・・・枯れ木で上のほうをちょこちょこしてみたら!


中で何かが上下に動いたのです。! ちょっと分かりずらいのですが糸に下がってちらっと見えます。↓
出たり引っ込んだりを繰り返していました。
お尻のほうか顔なのか分からない・・・帰りにもう一度見たところ静かになっていました。
むき出しでサナギになりぶら下がるのかと思っていましたが葉をうまく利用してくるまるようです。


明日からしばらく出かける予定なので1週間くらいお休みします  よろしくお願いいたします。
初めての山陰地方へ車で連れていってもらいます。嫁がにわかツアーコンダクターになりスケジュール作成中
行動はコンダクターの指示に従って!!!

セイタカアワダチソウ

2015年10月30日 | 松戸周辺
黄色がまぶしくて・・・


セイタカアワダチソウの花には色々な昆虫がいっぱいでした




ツマグロヒョウモン!花から花へ飛び回ってうれしそうでした







茎や葉に少し毛がある


花はどうなっているのかしら・・・
ごちゃごちゃしてよく分からないです。いずれ細かな部分を撮ってみたい♪










小石川植物園で見てきたハゼノキ! 少しずつ色づいてきれいになりそうです
だんだんに紅葉の話題が多くなっているので私も乗り遅れないよう記念の写真を撮りたいです!








チョウと共に♪

2015年10月29日 | 松戸周辺
歩いていて心地よい秋の日 花もチョウも気持ちよく見えました!
ミズヒキの雌しべがピュッと飛び出しているところを撮ってみたい!それがことごとく失敗して・・・
咲いている花  咲き終わって雌しべだけ1本をはっきりくっきり! まだまだ課題の途中になりました。





飛んでいるキアゲハ!  ボケてる~  でも動きを感じました・・・って自己満足



またしても! アベリアの花にチョウが来ていました。 ツマグロヒョウモン




モンキチョウ!!!


モンシロチョウも!


真正面から!!!って待っていたら丁度こっちを向いてくれて♪  こんにちは~


ヤナギハナガサの紫色とも相性よく♪



畑の隅に植えられていたフウセントウワタ  果実ができるのを待っているのです。



ボントクタデ ヤブマメ

2015年10月28日 | 松戸周辺
小川が流れている狭い道を入っていくと!  9月下旬でした。
光が少し入るくらいでここは薄暗いのですがボントクタデのしなだれ具合が中々いいと思います。









可愛らしく2つ並んで♪









野草が色々  大好きな自然の光景!
ボントクタデにからまっているツルはヤブマメでアメリカセンダングサやツユクサの花も見えます♪





こっちではミズヒキにからんで!









3週間くらい後 ヤブマメはどうなっているのか行ってみたら!  中に種が透けて見えています!
ヤブマメにはサヤができていましたがボントクタデはとうに姿を消したようでした。




アカネ オオニシキソウ

2015年10月27日 | 松戸周辺
アカネといったら万葉・平安時代の染めものを思い浮かべます♪
茜色を作るには根の部分から! 小さな花を控えめに咲かせていました。ボケばかりでうまくいかない







カッコイイ花なのに・・・ピントが合わなくて・・・ただ撮っておいただけになっちゃって。






オオニシキソウ  花がいっぱいついて果実もいっぱいできていました。



トウダイグサ科特有の杯状花序というつくりは・・・よく分からなくても愉快!
花弁のように見える白い部分は付属体なのだそうです。雄花には4つの雄しべだけで花弁がない
雌花は柱頭が3こでこれも花弁なし  ころんとした果実ができていました。
秋が深まるにつれて徐々に赤くなる頃がきれいなので大好き!





ハナゾノツクバネウツギ(アベリア)の花には蝶々が色々飛び交って! チャバネセセリだと思います♪
蜜吸いに夢中になって可愛らしかったです





ここから下の2枚はイチモンジセセリでした。 こいもちゃん、かえで☆さんから教えていただいて助かります♪



アキノノゲシ サンヘンプ

2015年10月26日 | 松戸周辺
爽やかな秋晴れの日に散歩!!!
こんなところになにかの虫が・・・丸くてオレンジ色のなにかがついてる・・・



9月の下旬ごろはこんな状態のつぼみでした。つぼみに目を向けてみてよかった♪



葉は柔らかそうでしなやか~


1週間くらい後にはどんどん花が咲いていました。
アキノノゲシって色も立ち姿も優しい感じがして好きです♪



先細り? 末広がり?    もちろん!末広がりが断然いいです




ここにもなにかの昆虫が! キリギリスの仲間みたい♪





畑にあるサンヘンプを初めて見ました!
土に窒素を取り込むための緑肥作物とされるそうですがここでもそのためなのかしら・・・


ここではちょっとだけですがもっとたくさん列植されている畑もありました。




止まっていたのはウラナミシジミ♪

サンヘンプで思い出したのは似ているコガネタヌキマメのことでした。
帰化植物園でよく見ていたのです

サンヘンプとコガネタヌキマメの記事は下に表示されるようになっっちゃって・・・

ダンドボロギク

2015年10月25日 | 松戸周辺
ダンドボロギクって咲いていてもどうも・・・煮え切らないような・・・
キク科ということは分かっても属名はなにかしらと調べたら タケダグサ属 なのだそうです。
タケダグサ或はタケダグサの仲間のウシノタケダグサという帰化植物もあるそうです。
どっちもダンドボロギクとよく似ています。
たかがダンドボロギクなんて思っていたところ意外なところに発展! 面白いです。
ちなみに「ダンド」とは愛知県の段戸山で発見されたことから  ボロギクとはサワギクのこと



遠慮がちに咲く花に対して葉のほうは大きくて立派



中心に両性花が咲いて周りは雌性花だそうです。もっとうまく撮れたらよく分かるのに♪





あっという間に綿毛ができてきました。





タケダグサって一体・・・なんなの? なにか意味があるの?
少しさぐってみると伝説がらみで意味深・・・
武田勝頼の家来と恋仲になった艶姫は織田信長との戦のときとらえられ逃げようとして失敗し
あげく堀に身を投じてしまう
その堀から見慣れぬ水草が生えるようになりそれを武田草(たけだぐさ)とか艶姫草(つやひめぐさ)と
呼ぶようになった云々が記載されていました。
真偽は別としてもこうした話を聞くと自然にロマンの世界へといざなわれるよう♪
ダンドボロギク(段戸襤褸菊) 音の響きや文字はぱっとしなくても秘話がしまいこんであったのでした。

ヒメジソ イボクサ

2015年10月24日 | 松戸周辺
知らない頃には遠征してヒメジソを探し回っていたのに・・・
意外に近くのあちこちで見られたヒメジソ  可愛らしくポコッと咲く感じがします。







鋸歯の数はこれくらい♪



休耕田のイボクサ  それほど大々的にはびこっていなかったのでまずまずでしょう


なんでも 3つ♪  バランスよく配置されるものだと感心して見てあげます




日が当たったときに撮ったら輝やきが増しきれいに見えました。



○○センダングサ

2015年10月23日 | 松戸周辺
マメアサガオがたくさん咲くころになって♪ そばにはいつもアメリカセンダングサが一緒!
これくらいの頃のアメリカセンダングサはまだ邪魔だと思わずに見ていられます




マメアサガオの果実が写っていました♪


ピンク色のマメアサガオ♪  こっちでは数が少ないので貴重品!


アメリカセンダングサから遅れてコセンダングサも目立ち始めています



以下は消えたり出てきたりなにかと気をもませる○○センダングサ

今迄ずっとこれは 「センダングサ」 だと思っていたのですが・・・
どうやら 「コバノセンダングサ」 のようなのです。




見分けるポイント ”センダングサには鋸歯がある”  ”コバノセンダングサには鋸歯がない”

ということで今頃になって見直すことになりました。
しかもセンダングサは在来種だとばかり思っていたのに・・・
それも違っていてずっと昔に外国から入ってきたと知りました。
これは”コバノセンダングサ”が正しいと思います。センダングサ同様古くからの帰化植物でいいのでしょう
黄色の小っちゃな申し訳程度の舌状花がついていました。



こっちにはやっと5枚




  
果実(そう果)  ”果皮がうすく果実と種子がくっついて離れない果実”
先が2つか4つに分かれ更に返しがついたような形をしています。




全く姿を消してしまう年もありがっかりすることも・・・
家から歩いてちょっとの電柱のそばでひっそり生きているのですが今年は一番大きく育ってうれしい♪


犬吠埼 海岸性植物

2015年10月22日 | 花旅
2015.10.3
駐車場で真っ先に目についたのは! ラセイタソウってすぐに分かりました!
これはアルプの里で初めて見てそのときに学習済み♪ こういうときに役に立ちました。
アルプの里では葉を触ることなど考えもせず・・・ここではしっかり葉の手触りを確かめる
すっごく硬くて簡単には切れそうもないほど強かったです。




葉の縁までしっかりと分厚く頑丈そうです

雄花でしょうか・・・



ラッキー♪♪♪  ハマサワヒヨドリに違いないです。 まだ咲き残っていてくれました。毛深いです。


ノアザミに止まっていたのは チャバネセセリ?



初めてでした! マツバギクでいいのかしら♪ 太い丈夫そうな茎や葉をしています。
臨海公園の海岸べりでよく見るマツバボタンに似ているのですが葉の厚みや大きさはまるで違う!!!








この葉はもしかして・・・一度だけ見たことあるあれかしら・・・
葉を触るとざらざらしてまるで猫の舌のよう! ということから名前がついた♪



花が咲いていました!!! 葉っぱだけしかないのかとがっかりしていたのでうれしい!
ネコノシタ   本拠地の海岸で見られて大満足でした。
果実(痩果)は海に流されて遠くまで運ばれる・・・ロマンチック♪






イソギクの中に混ざって♪


波に削られ角が丸くなった石と一緒に♪


ハマゴウ  いつも見ているハマゴウよりずっと豪華に見えました。

同じ植物でも違いがあるように見えるのは岩場に生えることや強風や荒波に耐えるため
強靭になっているのではないかと感じます。何度もここへ足を運んでみたい気持ちが高まっています!



帰りの道でも風車!!見送られているようでした。


そして・・・彩雲らしい雲が!   何年かぶりで美しく染まった雲を見ました!

成東・東金~九十九里浜~犬吠埼編をこれで終わりにします。
千葉県に住んでいても千葉知らず・・・機会があるときに千葉の顔色々知りたいと思います。
長く見ていただいてありがとうございました。