花紀行

トレッキングしたりその時々に出会った花たちの思い出
デジカメで撮った写真など・・・

蓮池

2008年08月29日 | 山の記録
蓮池に咲く白とピンクのヒツジグサ







<「蓮池」>
<「ヒツジグサ1」> < 「コウホネ2」 ><「コウホネ3」>< 「コバギボウシ4」 ><「ヒメシロネ5」 ><「アカバナ6」 >

蓮池で見られた花たち
ヒツジグサやコウホネを撮ろうと大きなカメラを持った人たちが格闘していました。
ここでいつも写真を撮っている方の
「ここのヒツジグサは外来種ですよ」の説明にちょっと気落ちしました。
つぼみのうちは水の中にすっぽり沈んでいるのが在来種とか・・・なんとか・・・

心満たされたのは 「ヒメシロネ」 と 「アカバナ」
お気に入りなのでトリミングしました。
アカバナは雌しべの先がこん棒状になってます。
信大植物園で目にしたよく似ている「イワアカバナ」は雌しべの先がまん丸でした。





この後は東館山高山植物園へ向かいました。

四十八池散策

2008年08月27日 | 山の記録

あずまやを後ろにしてここから歩きます  ↓

丁度中央のあたりに木道が整備されています  ↓
入り口のあずまやが見えます


赤っぽく見えるのは全部モウセンゴケ  ↓


<「四十八池」>
<「ワタスゲ1」> < 「ワタスゲ2」 ><「イワショウブ3」>< 「ヤマブキショウマ4」 ><「キンコウカ5」 ><「志賀神社鳥居6」 >

ワタスゲは今にも飛び出さんばかり!
花のついたイワショウブをやっと見つけました。
志賀山神社の鳥居の向こうは志賀山に通じています。
鳥居を左手に見て右のほうに進むと大沼池に着きます。この日は
この鳥居を最終地にしました。ここから元来た道を戻ります。

行きには気付かなかったヒカリゴケ 目が慣れて一目で見分けられるようになりました。


<「帰りの道々1」>
<「ヒカリゴケ1」> < 「小鳥の卵の殻2」 ><「巣の残骸はなくヒカリゴケが光っていた3」>< 「ギンリョウソウ4」 ><「ゴゼンタチバナ5」 ><「戻ってきました6」 >

卵の抜け殻は登るときに気がついてました。
このあたりから何か小さなものが飛び出していきました。
帰りに居合わせたバードウォッチャーに聞いてみたところ
ルリビタキはこんな下のほうに巣をつくるそうです。登山道のすぐそば
地面から40センチにも満たないようなところです。
コケに覆いつくされた斜面の下は空洞になってます。この空洞を利用するのだとか・・・
帰りに夢のあるルリビタキのことを聞き
玉虫色に光る幻想的なヒカリゴケを見て
四十八池の印象は一段と感銘の深いものになりました。

この後は蓮池に立ち寄りました。


四十八池へ

2008年08月25日 | 山の記録




木陰から見え始めた四十八池  ↑
いくつかの橋を渡るとここのビューポイントに着きます。
雨も霧もなくすっきりと眺めることができました。
ここから見下ろす四十八池が大好きです。しばらく景観に浸った後

やがて四十八池に到着です。↓





<「四十八池」>
<「水面1」> < 「ヒオウギアヤメ2」 ><「ワレモコウ3」>< 「ワタスゲ4」 ><「キンコウカ5」 ><「ツルコケモモ6」 >

池のそこまではっきり見えるほどに透き通ってここにたたずんでいると
すべてが浄化されるような錯覚に陥ります。
水辺の植物も生き生きとして見えました。


渋池へ

2008年08月22日 | 山の記録
朝の散歩
ホテルの周りをぐるっとしてみました
熊の湯温泉は「ほたる温泉」ともいわれ夜は足元にほたるの乱舞
頭上は星のまたたきと光の競演が見られます


オンタデ?の花が大空に向かっていました ↓

オカトラノオ  つぼみ  ↓

開いたオカトラノオ  ↓

これはなんだかよく分かりません チダケサシ?  ↓

前山スキー場のサマーリフトに乗って四十八池へ向かって出発です!!!  ↓

最初に現れる湿原は前山湿原ですがここは昔ほどにぎやかではありませんでした。
植生が破壊されて看板のみが立っていましたが見るにしのびなかったです。
渋池にやってきました。  ↓


水面が青空を映して鏡のようです  ↓
5年前は池の中ほどまで入ることができ
すぐ近くでモウセンゴケなどを観察する事ができました。
今は全く入れないようになっています。


ゴゼンタチバナや  ↓

モミジカラマツなどを観察しながら  ↓  四十八池のビューポイントへ向かいます。

モミジカラマツの葉  ↓


田の原湿原

2008年08月20日 | 山の記録
木戸池は駐車場から全体を見渡すことができました。
さっと眺めた後裏手にある山に登ってみました。



木戸池の様子  ↓

山を登って着いたところは見晴らしがよく田の原湿原が一望の下に!  ↓




<「田の原湿原」>
<「ギボウシ1」> < 「ギボウシ2」 ><「タデの花3」>< 「ヤナギラン4」 ><「ヒメシャクナゲの実5」 ><「ヒメシャクナゲの実6」 >

入り口の看板  ↓  逆方向からめぐってきました。


<「田の原湿原2」>
<「モウセンゴケのつぼみ1」> < 「マルバのモウセンゴケ2」 ><「マルバモウセンゴケ3」>< 「ツルコケモモ4」 ><「クルマユリ5」 ><「クルマユリ6」 >

田の原湿原はことのほか忘れることのできない湿原です。
「ヒメシャクナゲ」 「ツルコケモモ」 地元の方に初めて教えていただきました。
以前訪れたときに親切に案内していただき感動を得ました。
歩を進めていくうちに記憶がよみがえりこの地でそのときの花たちに
出会えたことを感謝しました。


長池周辺

2008年08月18日 | 山の記録

<「長池周辺の花」>
<「イワアカバナ1」> < 「イチヤクソウ2」 ><「イチヤクソウ3」>< 「オニノヤガラ4」 ><「イヌツゲ5」 ><「アザミ6」 >

イワアカバナは雌しべの白いまん丸が可愛い!
イチヤクソウは中々上手く撮れずにいて、やっとのことで中をのぞくことできました。
オニノヤガラは1メートルもあろうかと思うほど背が高いです。
イヌツゲは湿原では悪役ですが花はとってもきれいでした。

ミズナラなどが炭や薪の材料として伐採された後に
最初に生えてくるのがダケカンバだそうです。
このあたりには当時の炭がまの跡があちこちに残っているとあります。



<「長池周辺の花」>
<「ヤマオダマキ1」> < 「クロヅル2」 ><「クロヅル3」>< 「長池 一番きれいに見えるところ4」 ><「ウツボグサ5」 ><「ツルリンドウ6」 >

6番目のツルリンドウは信大自然教育園入り口付近のものです。
散策を開始したときにはこんなに開いてなかったです。
帰りにもう一度確かめたらにぎやかに花開いて私たちを見送ってくれました。

入り口に戻って次は「木戸池」へ行くことにしました。


長池へ

2008年08月11日 | 山の記録


上の写真は2枚とも植物園のものです。
左はアオノツガザクラ ぽつぽつと5,6輪咲いていました。これだけで
有頂天になりました。 右はアオヤギソウです。

長池周辺も散策するにつれ涼しさと心地よさが増してきました。
ここから右方向は木戸池に続く道になります。
もう少し先に歩を進めると上の小池がありました。


長池の景観  ↓


<「長池周辺の花」>
<「ノリウツギ1」> < 「ノリウツギ2」 ><「イブキジャコウソウ3」>< 「タマガワホトトギス4」 ><「アカモノの実5」 ><「ウメガサソウ6」 >






上の小池はひっそりと静かにそこにありました。
このあたりで折り返しもう少し長池の周りを見て歩くことにしました。


信大自然教育園

2008年08月08日 | 山の記録
信州大学自然教育園

山を登り始めてほどなくするとロックガーデン風に造られた一画がありました。
名前のついた立て札があったりするので助かります。


隅々まで入っていくことができます

カライトソウ

熊の湯温泉や温泉が吹き出している「平床」を通り抜け木戸池温泉を過ぎて
田の原湿原も通り過ぎていくと信州大学の自然教育園入り口がありました。
ロックガーデンは花の種類も多く細かく観察していたら一日でも足りません。
ひとつひとつ目で見て写真に撮ってと欲張っていたら前には進めないので
心を鬼にしてさっと見て歩くことにします。
ロックガーデンの場所以外は自然の山の中です。
コキンレイカやミヤマホツツジにお目にかかれたので意気揚々になりました。

<「信大ロックガーデンの花1」>
<「コキンレイカ(ハクサンオミナエシ)1」> < 「ミヤマホツツジ2」 ><「ミヤマホツツジ3」>< 「クサボタン4」 ><「クガイソウ5」 ><「クガイソウ6」 >

もう少し散策を続けた後長池などをめぐるコースに出ます。

横手山頂の花

2008年08月06日 | 山の記録

<「横手山頂に咲く花」>
<「シナノキンバイ1」> < 「シナノキンバイ2」 ><「ミネズオウの花後3」>< 「ホソバノキソチドリ4」 ><「クワガタソウ?かな?5」 ><「マイヅルソウは実をつけてました6」 >

シナノキンバイはスイスで見た「タマキンバイ」にそっくりでした。
ホソバノキソチドリ この仲間には悩まされますが見ると必ず写真に撮りたくなる花です。
「距」が長く下に伸びているのでホソバノキソチドリにしました。
間違っているかもしれません。目立たなくて小さい花につい目が行きます。

横手山で花よりも期待していた手作りパン屋さん
山小屋風の素朴な外観が好きです。


中に入ったらこんな看板がありました。
日本一高いところにあるパン屋さん!


しゃれたホテルも隣接しています

パン生地はフランスパンを少しやわらかくした生地で最高においしかったです。
毎日でも食べたいくらい お値段は少し高めの一個250円
種類も豊富でどれでもおいしくてたまりませんでした。
ボルシチも格別の味でパンと一緒だと更に美味しく感じました。


<「横手山頂の花1」>
<「ニッコウキスゲ1」> < 「ニッコウキスゲ2」 ><「ニッコウキスゲ3」>< 「テガタチドリ4」 ><「ヤマホタルブクロ5」 ><「帰りに見たリフト乗り場 雨も霧もすっかり上がりました6」 >


この後はいよいよ志賀高原の核心エリアに入っていきます。

志賀高原へ

2008年08月04日 | 山の記録
横手山スカイレーター  ↓


スカイレーターの次は霧に包まれたリフトに乗って横手山山頂を目指します  ↓

山頂に着きましたー  ↓  横手山標高は2305M

ニッコウキスゲに迎えられて高原の醍醐味がじわじわと湧き出してきました  ↓




軽井沢を抜ける頃は空も晴れ渡り今日の天気の申し分ないことを伺わせました。
しかし、草津に着いた頃は土砂降りの雨となり白根山は全くの濃霧の中
渋峠での散策は断念しました。
渋峠から横手山方面へ向かう頃ようやく少しづつ雨もおさまってきました。
念のためにと持参した雨具が早くも必要になったのでみんながっかりです。
それでも幸い霧という程度になったので明るい見通しに期待することにします。