花紀行

トレッキングしたりその時々に出会った花たちの思い出
デジカメで撮った写真など・・・

ニリンソウ

2014年03月31日 | 小石川植物園
ユキワリイチゲの頃にニリンソウの葉も気になって見ていたのにその時はどこにあるのか
分からない それがこのようにニリンソウのかたまりがふくらみあちこちで目立つようになりました。


葉に力がみなぎりがっしりして少しくらい押しても跳ね返るような感じ





つぼみの頃 なんとも形容しがたい可愛らしさ♪    キンポウゲ科イチリンソウ属




ほんのりピンク色に染まるうしろ姿♪





咲いてから間もなくなので初々しいです!









ニリンソウにぞっこん(^^♪  
昨日のような春の嵐の日にはどうしていたのかと気になりました。
桜は満開を迎えていまぞ春♪♪♪  おだやかな日和が続きますように!



シナミズキ アブラチャン

2014年03月30日 | 小石川植物園
シナミズキ  マンサク科 トサミズキ属

あたりにはとってもいい匂いが漂っていました。
花色はヒュウガミズキに似ていて花房はトサミズキより少し大きめというところかな~
花穂の一つ一つが豪華で枝につく花数が多かったです!!!
土佐 日向 支那 お国柄によって特徴が変わるのかしら・・・
昔ここで見ていた頃は 支那 を 信濃 だと思いこみ信濃水木だと間違えていました。
シナミズキなのに ”シナノミズキ” と覚えてオッチョコチョイです。














アブラチャン  最初に薬草の先生から聞いたときは可愛い名前~~~という印象
アブラチャンの「アブラ」は油 「チャン」は瀝青(れきせい)のことだそうです。
昔果実や樹皮の油を灯油にしたことがあるという説明が載っていました。















雌雄異株っていうけど・・・小さすぎて見分けがつかない  雄花のような気がする
大好きな花なのに撮るのに揺れて揺れてつかみどころさえままならずに終わりました。

オガサワラモクマオ

2014年03月29日 | 夢の島公園




こういう花って雄花・雌花があるんじゃないの?  探してみよ!
上の写真では葉の上にある花序には違う花が下についています。どっちがどうなんだろう・・・
下の写真 これが雄花なのかな?と思って見ていました。ところが・・・




はっきりよく分かるように切り取ってみたら!これがめばなでした。
ブラシのように見えるのは雌しべの柱頭なのでしょう。




雄花はどれ?と思ったら こんなところに!雌花の下についていました。

なにかに似てる♪♪♪ そうだ!カテンソウ似!


こっちは雄花のみの花序




これは付け根に雄花 その先に雌花が!

雄花の切り取り つぼみのように見えるのもそのうち開くのかしら・・・

雄花や雌花の付き方が色々で面白いです!
似た植物の アカソ ヤブマオ カラムシ などもこんな感じで花が咲くのかな~
オガサワラモクマオはイラクサ科にしては葉に厚みがありいかにも生命力が強いといった感じでした。



もうひとつの小笠原の固有種  ほのかに甘い香りを漂わせていました。
前にもこの木に花が咲いたのを見ました!ここでは時期にはちゃんと咲いてくれるようです。
日本で見られるギョクシンカ属は二種のみ そのうちのひとつだと名札に書いてあります!








フサアカシア ギンヨウアカシア

2014年03月28日 | 夢の島公園
フサアカシアの花!今年はうまく花の時期に行ってこられました。
通称・愛称ミモザは フサアカシアもギンヨウアカシアも含めて呼ばれるのだそうです。
両方を同時に並べて見ることができたら違いは更にはっきりしました。
まずはフサアカシアから♪  葉の部分を見れば一目瞭然!




対になった小葉は数が多い  30~40対あるそうです。






花の付き方は ”まばら” という感じがします。





一方のギンヨウアカシアはというと とにかく花の密度が高い!!!
びっしりと花がついて重そうに垂れ下がっていました。












対になった小葉 数はフサアカシアより少なくても隙間なくついていました。
フサアカシアより小葉に厚みがあり銀色が目立ちました。
花もごちゃごちゃついて 葉もごちゃごちゃ状態






もうひとつ  ギンヨウアカシア・プレプレア

枝先の葉の色が紫~赤紫色になるのが特徴  花柄が赤いので花も赤みを帯びて見えます。







ようやくのことで フサアカシア ギンヨウアカシア を比べてみることができました 

ムユウジュの花

2014年03月27日 | 夢の島公園


お釈迦様の生まれにまつわる木としてされているムユウジュに花が咲きました。
鉢植えで木を見ているときにはまさか花をつけるなんて思えず期待しなかったのですが
いざ咲いたとなると早く見たいという衝動に駆られて見に行ってきました。   2014.3.21
花弁は退化して花びらのように見えるのは萼片だそうです。




鉢植えなのに花数が何個もあってつぼみも多く威勢がいいと思って見てきました。




マメ科ということで早くも豆のサヤができつつあるみたいです。







※おさらいのために  あと2つの仏教の三大聖樹
インドボダイジュは葉の形にとても品性を感じます。少し赤みを帯びた新芽が出ていました。









もうひとつはサラノキ  去年は花が咲いたのでした!!!





去年咲いたサラノキの花



ジャノヒゲ

2014年03月26日 | 花旅
みんなで花散策のときに出会ったジャノヒゲ(リュウノヒゲ)
セリバオウレンの咲く林の中で瑠璃玉が落っこちているのかと思うほどの輝きでした!
神秘的な青の珠に思わずとろけそうな眼差しになっちゃって(^^♪   2014.3.15










こっちは黒い玉がびっしりでした。ヤブランだと思います。





梅林の斜面にあったスミレ 丸顔で可愛かったです!
中に踏み込んで行かれないので細部が分からない  普通のタチツボスミレかな♪




何年も経てからでも一度行ったことのある場所はなんとなく思い出が深く何の花が
どこに咲いていたかもおおよそ分かるような気がしました。
時期を改めて再度訪れる機会があればと願っています♪

アズマイチゲ

2014年03月25日 | 花旅
花好きさんたちと一緒に♪  そうだ!アズマイチゲも見ておかないと!!!2014.3.15
ところが・・・1時間くらい遅くて満開を逃しました。残念・・・あとちょっと早かったら♪
あんなことこんなことが頭を駆け巡ります。これも後々の話題には盛り上がる結果になりそうです。
すぐ近くまで行って写したいのですが中に入ることかなわず遠まわしにしか見ることができません。
大事に大事に守られながらこの先もずっとここで生きてほしいと願ってきました。


















アズマイチゲ キンポウゲ科イチリンソウ属
春になった途端に咲き始める花たちはみんな器量よしでいうことなし♪
恥じらいを見せつつ ふくみも持たせつつ 我が道を行く咲き方  これがいいです!

セリバオウレン

2014年03月24日 | 花旅
セリバオウレンに再会(^^♪    キンポウゲ科オウレン属
何年も間があいてしまったセリバオウレン   花好きさんたちと一緒にお目にかかってきました。
セリバオウレンは光によく反応して一日のうちでも光を求めて花茎がよく動き回るそうです。
すっと真っ直ぐ立っていたり腰をちょっとひねったり そんな風に見えるのはそのためなのかな~







圧倒的に多いのは雄しべだけの「雄花」でしたが
よく見てみると退化しためしべがついている花が結構多かったです。


肉眼で見たとき真ん中の赤い部分はなんだろうと・・・

カメラでやっと素性が分かったというくらい小さな雌しべがついていました。退化していると思います。



雄しべ・雌しべが揃っている両性花も数が多かったです!





ちょっとずつ違う色の雌しべを見ていく楽しみがあります!




花粉を出している雄しべは外側に反り返ってる!


雌しべの色が緑っぽいと茎の色も緑色に合わせているみたい





一際美人に見えたセリバオウレン!!!  ピンク色の萼でした♪

がく片は5~7個   花弁は8~10個ありへら状で萼片より短いと図鑑にありますが
これは花弁が随分多いように見えました。↓



鉤型に見える雌しべ 花粉がついているみたい♪

みんなの目で「雌花」を探し回りましたが見つからず、一つの枝に雄花と両性花がついている
ものも見られなくて心残りでした。目がしょぼしょぼして疲れ果てたので仕方ないです。
それでも感動的な再会を果たせて感無量でした!!!

ハナネコノメ

2014年03月22日 | 花旅
雪がまだこんなに深いなんて思ってもみなかった山の中を花好きさんたちと一緒に
ハナネコノメの様子を探りに行ってきました。   2014.3.15



ここまで来るのにツルっツルの道で危なかった
雪がいっぱい残って冷たいです。数えるほどしか咲いていなくてさみしい でも会えてよかった♪


花ときたらちょっと開いたにすぎないけど葉は可愛らしさ十分でした。


















真っ盛りのハナネコノメとはいかなかったものの何年ぶりかでお目にかかれて幸せでした。
マッチ棒みたいな雄しべを少し見られただけでも満足することができました♪

コゴメイヌノフグリ

2014年03月21日 | 小石川植物園
小石川植物園の早春といって思い浮かべるのはなんといってもコゴメイヌノフグリでしょう♪
カメラを持って通りかかる人もたいていこの光景に目を細めて「これよね~」と口にしていました。


あるところにはぎっしりとコゴメイヌノフグリがかたまりになって咲いています。

このあたりの春の風物詩  ↓  
コゴメイヌノフグリは下のほうに顔が見えます。オオイヌノフグリとチャボタイゲキが競い合って。




コゴメイヌノフグリの花びらが今まさに落ちた瞬間だったみたい♪

これも結構毛深いです



後ろからも♪  中々チャーミング!



オオイヌノフグリもコゴメイヌノフグリも大好きなので撮りすぎが止まらない








左にチャボタイゲキがそっと花を添えています




❤ハートあるの?って拡大したけどいびつでした。