花紀行

トレッキングしたりその時々に出会った花たちの思い出
デジカメで撮った写真など・・・

ルコウソウ白花

2012年10月31日 | 木場公園
久しぶりに木場公園へ行ってみたら白花のルコウソウが増えて元気に咲いていました。
ほかの3種のルコウソウを凌ぐような勢いです!こんなに増えて立派になって感謝したい♪











一方水元公園では野生化したマルバルコウソウがほかの草と張り合って!
ただの「ルコウソウ」が野原に野生化しているのはまだ見たことがありません。
大歓迎なんですけど・・・一番好きだから







木場の帰化植物見本園に変った花がありました。
壁面に蔓性植物がからんで緑のカーテンになっているのです。正面顔



横顔


下のほうから


葉とつぼみ 調べてみたらスネイルフラワーでした。  マメ科 ササゲ属

花の形がカタツムリに似ているからついた名前だそうです。
アズキやヤブツルアズキに似た面白い花でした~

ヤブマメ

2012年10月30日 | 水元公園
木にからみついたヤブマメ 目が慣れてきた途端にあっちこっちで見えてきて!


小葉3枚の整った葉と蔓もいい感じ   マメ科ヤブマメ属


下のほうにふくらんで見えるのは?果実?じゃなくて虫こぶだと思います。


キヌサヤを思わせる果実(豆果)






グラデーションがきれいなツユクサがありました!ツユクサっていつまでも咲いてる 
よく日の当たる場所では枯れてしまっていても半日陰くらいだと随分長いこと花が見られます




メリケンカルカヤ

2012年10月29日 | 水元公園
メリケンカルカヤなのだと分かってからはそよそよと風になびく様を眺めるようになって♪
イネ科 メリケンカルカヤ属



なんということもない草なのでまたたく間に草刈り機で刈り取られます。
木場公園で見てきたメリケンカルカヤです。
歩道の植え込みなどにも生えていてバスで出かける前には行列になって伸びていたのに
帰りにはすっかり刈り取られるというはかない運命。





ふわふわした白い綿毛と一緒に軽~く空に舞い上がっていきそう!








カヤツリグサの仲間のメリケンガヤツリでいいのかと思います。


長い苞葉がカッコイイ!


熟し始めると赤茶色になって感じが変って見えました。





三郷公園側から

2012年10月28日 | 水元公園
三郷公園のほうに行く道が分かった!三郷側から見た水元大橋↓

お食事処の涼亭を三郷側から初めて見ました↓ お蕎麦の美味しいお店です↓

水元公園のほうから見た景色 右は今まで眺めるだけだった三郷公園↓

ここから下は三郷公園で見てきた植物 対岸の水元公園をバックにコブナグサ↓

運良くキカラスウリがまだ開いていました↓

初めて見たラクウショウの雄花序↓今年の青い果実もついていました。



仲良しヤマトシジミ↓

白いキノコがニョキニョキ↓ シロソウメンタケかな!



まん丸頭のキノコ↓ テングタケ? 開く順番に並べてみたけど・・・







水元公園の途中からでも三郷公園への道があったのです。
分かってみればどうということもなかった
川を隔てただけなので植生はどっちも似たようなものでした。水元公園よりずっと狭いです。
アスレチックのような遊具が備えられているので子供たちには格好の遊び場になっています。
ラクウショウは枝がすぐ目の前に垂れ下がっているので観察には適していました。
花菖蒲の頃はいいかもしれない 木道と花菖蒲とが絵になる気がします。

タコノアシ

2012年10月26日 | 水元公園
タコノアシを観察していたらなにか変なものがついているのが見えました。


雌しべが見えているのかと思ったのです。とんだ勘違いで虫の卵でした。


アブラムシを食べてくれるクサカゲロウという益虫が産んだ卵だと教えていただきました。
優曇華(うどんげ)の花とも呼ばれるそうです。優曇華とは3千年に一度しか花が咲かない
伝説上の花 実在する花にもつけられているようです。緑色をしたアブラムシも写ってます。



同じ日の別の場所のタコノアシはまだ緑色です。

このタコノアシには飾りのようなものがついているのを発見
萼片の間にぺろんと謎のものが出ているのです  なにかな~



何日か間を置いてみたら卵の色に変化がありました。


青みがついてきています。どのように生まれるのでしょう!


もうじきいい按排に茹で上がりそう


かなりいい色に染まってきました!

シロバナサクラタデ

2012年10月24日 | 水元公園
シロバナサクラタデの群生地はいたるところにあってきれいに咲いていました。




雌しべがつんと飛び出して2つだったり 3つだったり




葯がピンク色をしているので好きです。ぐんと近づいて撮ってみると 
つぼみがピンク色をしているのでシロバナサクラタデ?サクラタデ?と迷ってしまいます。



長い雌しべのシロバナサクラタデしか見ることができなかった


サクラタデが咲いてくれるのを心待ちにしていた場所で咲きました。下の2枚は同じ株で
時期をずらして撮ったものです。シロバナほどたくさんは見ることができません。




シロバナサクラタデは長い雌しべばかりだったのにサクラタデはその逆でした。


サクラタデより小柄なヒメサクラタデ 消滅したのかと心配でした。ひ弱な感じに見えます。
生き残っていてくれてよかった♪  サクラタデよりピンク色が濃い






まだよく分かっていないサクラタデにシロバナサクラタデ
シロバナサクラタデはよく分岐すると聞きますが見てきた中で両方が混ざって咲いて
いるのかもしれない

小江戸川越

2012年10月22日 | Weblog
野草の観察は次に回すことにして。
月に一度か二度行っている川越の小江戸川越といわれているところを歩いてみよう!
というわけでした。黒い漆喰の蔵造りの街並みがどのように見えるのかと・・・2012.10.20


「時の鐘」を目指してから駅のほうに戻ります。ここまでで相当距離歩きました。↓

川越まつりの最中ということは聞いていたのですが山車が出るなんて思わなかった
後から分かったのですが是非とも見たほうがよいと言われる龍の造り物がついている
山車かもしれない↓


山車の数は全部で29台  上には町毎に趣向が凝らされた歴史や民話にちなんだ
等身大より少し大きめの人形が立っています。江戸人形師の名人の作品だそうです


半被やそろいの浴衣もそれぞれに特徴が出ていて華やかです。2台向き合ってます↓

ここにも山車が二台見えますがしばらく踊りを競い合った後別れていきました。↓


夕日が差し始めた頃の時の鐘


蔵造りの町並みには電線がないので山車はのびのびひかれていきます。




日が落ちるのが早いのでまたたく間に暗くなりました。
三日月と黒い点々に見えるのはねぐらに帰るツグミらしき鳥の一群



山車のてっぺんには徳川家光公が立っていると思います。
ひょっとこ踊りで観客の笑いを誘っています。



菅原町なので菅原道真かな!踊り手はおかめになりきって!
上に立つ人形はこのときはしまわれていました。


川越まつりは国の重要無形民俗文化財に指定されているということでした。
何の予備知識もないままに見てきたわけですがこれほどの大規模なお祭りとは
思わなかったです。混雑が相当だったにもかかわらず幸いに(強引に)山車の最前まで
ずんずん進んで行って写真が撮れました。蔵造りの町並みをじっくり見ることが
できなかったので機会があったら人の少ないときに行ってみたいです。


飛行船がゆるりと飛んでいました。でも案外スピードはあります。


目的地はこのライブハウス   ロックンロール&ツイストのサタデイナイトフィーバー
カメラを持っていたのでオールディーズのライブハウスを記念に♪


お祭り期間中(10月第三土・日)は外の通りは超満員でも例年お客さんの数が少ない
とのことでしたがこの日は満席状態になって盛り上がったのでした。
その分ステップを踏むスペースが狭くなりいつもの半分くらいしか踊れなかった
へっぴり腰でヘタクソで見られる姿でもないのによくやります。
野草の追っかけのほかに男性ヴォーカリストの追っかけにも精出して!
熱唱とツイストのカッコよさがたまらない

反省いっぱい

2012年10月20日 | 山の記録
剣ケ池には水が全くなく枯山水のようでした。  2012.10.10


剣ケ池の淵にあったナナカマド ウラジロナナカマドの可能性も。赤い実はちょとだけ
水底が白い雪のように見えました。




名前がはっきりしなくて曖昧です。アオノツガザクラの果実かな ツガザクラかもしれないし。


白い花はミヤマゼンコ シシウド ミヤマセンキュウ とどれも曖昧 赤茶色の果実はこの花のあと?


なんの花の後でしょう  大きくしてみたら3本の筋金入り



種は遠くまで行ったかな♪ はじけた後が花弁5枚の花のよう


これも花の後の姿に惹かれました。葉がないのでなんとも・・・
花の数や草丈からするとカイタカラコウっぽいような気もするのですが不明です。





イワツメクサでいいと思います。意外にまだ多く咲いていました。



オオヒョウタンボクに赤いふたごの果実が!


撮ろうと思っていて機会がなかったのですがこんなところに写っていました。
下のほうに「シラビソ」 「しらび平」という名前の元になった木という説明を受けました。



ロープウェー駅


下っていくロープウェー

後ろ髪を引かれる思いで下りのロープウェイ乗ったのはいうまでもないことでした。
反省にならない反省 
霧がどんどんやってきていたので暗くなるからと意識しすぎました。
メリハリに欠けてぼーっとした画像が多かったです。
花の名前が不明でも葉の形まで探せればなんとかなったかもしれない。
時間のせいにせずにもっとひとつに集中すればよかったのです。
でも花後の姿は見たことがないようなものだったので分からなくてもルンルンしてる
これで千畳敷カールは終わります。ご覧いただいてありがとうございました。

花の後 咲き残り

2012年10月18日 | 山の記録
ハイマツとヤマハハコ     2012.10.10 千畳敷カールで見られた高山植物





ヒカゲノカズラ 胞子をつけているところ 初めて見ました。
コイワカガミ(でいいかな)の艶のある葉が一緒でした↓


ネバリノギランだと思います。↓花の後もきれいにすっと立っていました。



ミヤマアキノキリンソウ↓ まだ元気です カヤツリグサの仲間もいっぱいあるみたい





細い葉の形からタカネヨモギかな↓ 右はミヤマアキノキリンソウ

タカネヨモギの花後↓ 咲いているときも「きれい!」と声をあげるほどでもないのかな
下向きなので撮りにくそう  でも脚光を浴びさせてあげたい!


チングルマのかざぐるまの様な果実↓

遠くに白く見える花 ムカゴトラノオなのかな はっきりしない↓

霧がまいてきている間は足元の花を!でも失敗が多かった
次に生かせればと考えることが前向きの姿勢としておきます。

美しい花崗岩

2012年10月16日 | 山の記録

氷河によって運ばれてきた山の岩が堆積している様子が分かるような地形

白い花崗岩はイルカ岩などと形容する人もいるようです。
素焼きの陶器のようにも見えるし・・・


古生層の花崗岩の白さはあたりが色づいたことによってさらに際立って美しく見えるよう!

ハイマツの緑 ナナカマドの赤 黄色く見えるのはミヤマハンノキかもしれない

岩肌やその周囲に生える草が茶色に色づいているので夏のお花畑では味わえない
景観を作り出しているような気がします。


下のほうまで霧がやってきました。ここで記念撮影する人が多いです。

宝剣岳↓   山の名前は違っているかもしれないです。


右に深く切れ込んでいるところは乗越(のっこし)浄土への登山道↓


乗越浄土付近の岩峰↓


伊那前岳↓


伊那前岳の稜線に見えた変わった形をした岩↓


なだらかなように見えても険しい道になっているのかな
元のサイズで見るとこのあたりの稜線を人が並んで歩いていました。
眼下に見下ろすカールってどんな風に見えるのでしょう!!!
雲上の人になれない身では見上げることで山々の景観を堪能できればいいです!


2012.10.10  千畳敷カールにて