花紀行

トレッキングしたりその時々に出会った花たちの思い出
デジカメで撮った写真など・・・

鋸山5最終回(百尺観音)

2016年03月08日 | 千葉県内
始めのうちに行ってみればよかったのですが・・・
またまた千五百羅漢様のたくさんの顔を拝みつつ少し戻り観音様のところへ行くことにしました。






最初に行った地獄のぞきの岩は中央の右寄りの明るく見える断崖です。




左に地獄のぞきの岩がせり出して・・・右に百尺観音様が彫られています。
機械を使ったわけでもないのに・・・これほど大きな観音様を掘ることができるなんて想像を絶します。
切り出した跡がすごくきれい!





真っ直ぐ整然ときれいに切り出す道具  すべて人の手によるものだなんて信じられない


フキノトウがあちこちに顔を出していました。





何かな~とこのときは分からなかったのですが イズセンリョウ でいいと思います。
花嫁街道へ行ったときには白い実がついて虫食いの多い葉のイズセンリョウをたくさん見ました。
これはつぼみみたいに見える  これから花が咲いてくるのでしょう







オモシロ幹の形 コブができて途中割れているように見えたり


これはほぼ直角に曲がった木



お昼は海鮮料理「ばんや」にしようと楽しみにしていたのに・・・超混雑していて順番が回ってくる頃には
夕食になってしまいそうなので仕方なくほかの鮮魚料理店で済ませました。
帰りにはここへ寄ってきました。恵那爺さんのところでしばしば見かける道の駅






千葉の山は低くても侮れない  結構なきつい登りもありまた楽に行かれるところもあり
変化に富んでいてそれぞれの体力に応じて楽しめばいいです。豊富な山野草にも出会えるすてきな山
思いを新たにしてもっと経験をしていきたくなりました。お付き合いいただいてありがとうございました。

鋸山4(羅漢様と山野草)

2016年03月07日 | 千葉県内
千五百羅漢もあるなんてすごい数だと思いました。
一か所にあるわけではなく随所にまとまってあるのでした。


独特の岩・・・これは元々海にあって隆起したのでしょうか・・・
説明書には風化浸食された岩に沿って安置され人間の喜怒哀楽が表現されていると書いてあります。




聖徳太子様の像でした。


不動滝  でも実際は

チョロチョロチョロチョロ・・・同情したくなるよう



ミヤマシキミ  まだつぼみでした。


??? この造形って・・・あれでしょう♪






早くもキランソウ♪



何だっけ・・・ やっと思い出して名前が分かりました!
尾瀬で初めて出会った タニギキョウ  二度目の出会いは鋸山になりました。
この独特の可愛らしい葉はヤマルリソウの写真の中にも写っていました。 
もう少ししたらヤマルリソウとのツーショットが見られるかもしれません~




鋸山3(石大仏)

2016年03月06日 | 千葉県内
コースが色々に分かれているのでどう歩けば楽ちんに回れるのか迷うところ
取り敢えずは羅漢様のお顔を拝みながらアップダウンします。



首のない石仏が多かったです。廃仏毀釈運動により切り落とされたのでしょう


開けたところにやってきました。 大きな仏様が鎮座して! 石大仏様




ここでは紅梅も白梅も見頃の木やこれからという木と!とりどりでした!









ヤシャブシがありました! 雄花がいっぱい  前の年の果実もいっぱいついて!






石大仏に向かって左には!


お願い事は小さなお地蔵さんに託してお参り♪ これだけたくさんあるとお地蔵さまも大変でしょうに・・・



涼しいお顔でお願いを聞いてくださるのかもしれないです。
きりっとしてすべてを悟っているような表情に見えます。


鋸山2(ヤマルリソウ)

2016年03月05日 | 千葉県内
千五百羅漢様があちこちに点在して祀られているのですがそれを見ながら下って行くと!
大好きなヤマルリソウがたくさん生えていました!  
感激して写真をいっぱい撮って・・・騒ぐ心は容易には静まらない






















鋸山にこれほどたくさんのヤマルリソウがあるなんて信じられない
ヤマルリソウを見るなら高尾山ふもとの周辺だと思っていたのに・・・
千葉でもたくさんあるので誇らしい気持ちになりました♪
咲き始めてから少しずつ色が変わり毛深くて美しいヤマルリソウは永遠のあこがれの花で
あり続けるでしょう。  山野草の宝庫といっても過言ではなさそう  千葉の山を大いに見直しました。

鋸山へ

2016年03月04日 | 千葉県内
2月28日の日曜日に鋸山へ連れていってもらいました。昔一度行ったきりなので初めてと同じ
鋸山全体をゆっくり回るとなると一日ではとても無理  さらりと回ってきただけになりました。



ケーブルカーで登るので頂上にはすぐに着きます!


休日のため人が大勢  ケーブルもフル回転で動いていました。


展望台から見た保田海岸  伊予が岳や富山方面


反対側は神奈川方面で富士山が見えるはずですが・・・残念 かすんでいました。


コースは色々なので先ずどっちにしようか迷います。下りながら地獄のぞきのほうに行ってみます!
頂上付近にあったナワシログミ・・・かな?   5月頃には赤くなるのかしら・・・

このグミはナツグミの変種或はトウグミの可能性がありそうです。詳しい方に教えていただきました。

美しい葉に見とれて・・・星状毛がびっしりついています~
近くにこのグミがあったら夢中になりそう(^^♪  星状毛や鱗状毛で日がな一日撮りまくって遊びたい





タチツボスミレはいっぱい咲いていました。


フウトウカズラの実がまだついています! 千葉の山にはすっごく多い


マムシグサがそこここに芽を出していました。  ニョキニョキニョキニョキ






キヅタの果実?  
キヅタでいいそうです。実がふくらんで見えるのは、「キヅタツボミフクレフシ」でタマバエの作る虫コブなのでした。




なにかのツタがからんでいました。面白い造形! 



あれこれ見ているうちにたどり着いた 地獄のぞき~
せり出した岩の断崖  足がくすぐったくなって落ち着かないような気持になりそうでも  ヤッホ~~~





この地獄のぞきの下にも後で行ってみることに!

花の房総

2015年03月29日 | 千葉県内
花の房総半島へ! イチゴでお腹がいっぱい!    2015.3.19 
ここのイチゴ園は摘み取りやすいように高い位置で栽培なので   楽ちん♪



お天気悪いのにツアーでやってきている人が多いのに驚いてきました。この一画は私たち専用

こういう形が美味しいからとイチゴ園の人の推奨イチゴ♪ 確かに甘みがあって美味しいかった

赤く縁どられたイチゴの葉 これもおいしそうな色になって(^^♪




冨浦の枇杷倶楽部へ行ったのは久しぶり~ 
いつか行ったときには川を渡るこの木の橋はなかったような・・・ 枇杷倶楽部の後ろ側から見ています



カワヅザクラかな~ それとも頼朝桜っていうのかな♪ まだきれいでした。






海ほたるに一度も行ったことがなかったので体験してきました。


海底トンネルの向こうは横浜方面  どんよりした空模様に一日中つきまとわれまるで霧の中




木更津側のモニュメント♪


天井からの飾り♪  何か意味があるらしいのですが・・・菜の花とみつばち?海ほたるちゃん?

せっかくだからと房総半島の海の幸を味わってきたのですが
普段食べなれている田舎料理が私には一番合っているとつくづく感じることになった日でもありました。

真間の手児奈伝説の地1

2015年02月22日 | 千葉県内
長年生きてきて高校生の頃思っていたことが全く見当違いだったということが分かった瞬間
居ても立っても居られなくなり出かけてみよう!ということになって!
事の起こりは一か月に一度行く調剤薬局 たいてい空いているのですぐに順番が来るのですが
このときは何人も待っており時間つぶしのために雑誌を開いていました。

そこに!!!「真間の手児奈」のことが載っていたのです。  真間という場所が問題
今までずっとその地はふる里群馬の大間々のことを指すのだとなんの疑いもなく思っていました。
ところが雑誌に掲載された「真間の手児奈」伝説の地は千葉の市川にある!!!
群馬の「大間々」と市川の「真間」この年になってようやく知ることになり遅すぎる感慨にふけったのです。 
早速 雑誌に掲載された真間の手児奈伝説にかかわりのある場所を訪ねてみることにしました。


↑ 松戸駅から市川駅行きバスに乗って「国府台(こうのだい)」駅に下りると周辺案内のポスターが
貼ってありました。江戸川沿いから矢切の渡しの方面まで歩いても行かれるようです。
お手製の ≪マイ 駅からハイキング≫ に出発~~~

下↓は江戸川  土手沿いに出てみました。風が強くてとっても寒い日でした。出かけたのは 1/31



走っている電車は京成線  右にはスカイツリー♪


地図を頼りになんとか真間川に出会うことができました。江戸川にすぐ近いです。

調べたとき真間川沿いを行くといいとなっていました。そうなったのでほっとして左を歩いていきます。

まぁ~  これは「てこなばし」! 伝説なのにちゃんと橋までありました。


”真間の手児奈” ※真間に住んでいて身なりは粗末ながら絶世の美女 あまたの殿方から言い寄られ
むげに断ることもできずひとり悩み続け自分がいなくなればいいと真間の入り江に身を投げ
自ら命を絶った薄幸の人という伝説です。
伝説にもかかわらずその真間の手児奈のことは古くから歌人によりうたわれているのです。
「真間」とは「がけ」を意味するそうでこのあたりは崖になった地形が多い
この看板の説明にあるようにこの辺一帯は私の家から見ると低い土地になっているのが分かります。




てこなばしからほど近いところには! 真間の「継ぎ橋」がありました。
後ろのこんもりした森は後から行くことになる「真間山」 左は名前からして「つぎはし」という茶店
昔からこのあたりは「砂州」という地形だったようです。
真間川の河口付近からいくつもの入り江ができていてその入り江にはいくつかの「州」ができており
州から州にかけて渡された橋が万葉集に詠われた真間のつぎ橋なのだそうです。
とはいってもこの橋はたまたまここに作っただけで因果関係は全くなし・・・ですって!







水の流れる気配さえもなく想像を巡らせるだけのようです。



伝説が万葉集に詠われしかも今に至るまで伝説の地がそのまま生き続け残されているなんて
不思議な思いにかられます。なにしろ「伝説」ゆえ真偽はどうのということではなくおそらくは
奈良時代から伝わってきたという歴史の流れに興味がわいています。

これは自分のための覚えとして残しておきたいのでスルーされて全く構いませんので
そのまま通り過ぎてくださいますように!気の向いたときに続編を記したいと思っています。

 ♪オペラ真間の手児奈♪ は高校のときの文化祭の伝統の出し物の演目でした。
最初から最後まで聴いたことはなかったものの手児奈に愛の同意を求める
「てこな 今日こそ 言ってくれ~」と男性が悲痛に訴える場面ははっきり覚えています!
友達がその真似をよくしていたのでなお更脳裏に焼き付いて離れないのかもしれません。

亀山湖へ

2014年12月04日 | 千葉県内
亀山湖までやってきました。空はまだどんより それでも雨はやみそうな気配がしています。2014.11.29



亀山ダム  放水するところは一か所だけなのかな~
橋の上から放水している様子を見るのは怖いので横に回ってどうなっているのか見ておきました。




お天気のせいで亀山湖の紅葉もぱっとせず見た目もこんな感じ


雨はほとんど止んできて雲はだんだん消えていきそう  明るさが少しずつやってきました。




船の発着場は開店休業状態のままのようです。霧はまだ時折立ち昇ってきます




空が明るくなってきた途端目に飛び込んできたのは! ヤドリギ!!!

ケヤキの木にくっついたようです♪ 真ん丸になって大きい!


晴れてきたので帰り際にもう一度放水を見下ろしたり遠くも見渡してみたり♪






亀山湖から笹川湖も見てきました! ここは君津市 片倉ダムのあるところでした。




冨浦の枇杷倶楽部に似ている「道の駅きみつ」



石亀!!!  みんなを守ってくれる「亀山の亀」だって♪




帰る頃になって空模様に赤い太陽の光が見えてきてやっとやっとといったところでした。

お天気はとっても残念でしたが雨の日は雨なりのしっとりした光景があるのだと感じました。
それでも太陽のありがたい日差しがあればなおよろしい~
どこもかしこも”もみじまつり”が引き続いていて豚汁のサービスなんかもあって係りの人はみんな笑顔
ちなみに混雑は先週の3連休からは比べようもないほど少ないとのことでした。
これで養老渓谷周辺は終わりにします。 ごらんいただいてありがとうございました♪

養老渓谷2

2014年12月03日 | 千葉県内
赤い橋は「中瀬遊歩道」への出入り口です。私たちはここへ出てきました。2014.11.29
川の真ん中あたりで人気者になっている一羽! カワウがいるのです♪


羽が濡れたので乾かしている最中 演技して見せているようでした。どう? どう?って♪







農産物販売所にやってきました。裏手にある渓谷もやっぱり白い岩肌で中々です!


危ないのでひもを貼って降りられないようにしているみたい  ちっちゃい滝をよく見たい♪


下に回り込んで降りていくと!全容が見えました!穴があいていました!
ミニミニ弘文洞みたい  ここはまさか川廻ししたところではないでしょうけれど・・・
ガイドマップには載っていないここにたまたまやってきた人だけ見られる場所発見!



農産物販売所を後にして「懸崖境」というところにやってきました。まあるくなったもみじの木♪

滝は一応あるものの・・・流れは細々・・・

あたりを歩いていたとき タイトゴメみたいなのが赤くなって!

幼木のもみじまでが一人前に色づいて!  このときは本降りの雨になっていました。


雨にもめげずたどり着いたところは!!! 養老の滝(粟又の滝)でした♪
展望台から見下ろしています。遊歩道に人が見えます!  ここは遠くから眺めるしかない・・・



ここでも石の橋を渡って渓谷を横切るようになってます~







この後は亀山湖方面へ行ってみることになりました。

養老渓谷へ

2014年12月02日 | 千葉県内
千葉県の房総半島真ん中にある養老渓谷へ紅葉狩りに行ってきました♪   2014.11.29
渓谷沿いはどこでも絶景ポイントだらけ!!! 
養老八景という名所があるそうですが特にどこと決めずにあちこち見てきました。
養老渓谷って古代からの地層がそのまま残っているのでしょうか・・・
渓谷全体の岩にとても特徴があるのを見ることができました。白くてきれいな岩が見えます♪





あの赤い橋を渡って上まで登って景色を眺めてきました。


赤い橋は「観音橋」という名前でこの橋を渡って頂上まで上ると出世観音があります






観音様をお参りした後渓谷のすぐそばに降りてみると!白い岩が層をなしてきれいです~


石の橋(コンクリでできているみたい)を何か所も渡って渓谷めぐりします~  雨は降ったり止んだり
こんなお天気なのに結構人が多かったです。このあたりでは小雨程度で助かりました。



水量が多かったらこの橋は渡れないと思います。実際石の橋の上まで水が来ることもあるみたい






このコースでは落ち葉が降り積もっているこのあたりが一番高いところ
この後また渓谷を横切る橋を渡りながら進みます~
アップダウンあり  遊歩道はどろんこでぐにゃぐにゃして滑って転びそうで怖い





もやがときおりわきあがってきていい感じになります~


渓流の底にきれいな岩が横たわっているのが見えました。淡い緑色しています。翡翠みたい~


岩についている模様  どろどろの溶岩が盛り上がってできたように見えるけど・・・



ここはこのコースのメインスポット!!! 「弘文洞跡」でした!



弘文洞跡(こうぶんどうあと) 
隧道(ずいどう)になっていたのが昭和54年突然上の部分が崩落してなくなってしまったそうです。
トンネルが開けてしまったということなのでしょう
この弘文洞跡というのは川廻しした際に作られた隧道の跡という説明になっています。
川廻しって一体なに? 房総のみに見られる特殊な新田開発の一タイプ
湾曲した川をトンネルか切通しで短くして水の流れていた部分を水田化することだそうです。
”平たく言えば曲がっていた川をちょんぎってトンネル作って短くして元の川の部分を水田にした”
上総地方では各所にみられるありふれた地形になっているそうです。ここも元は岩山だった。



左側の黒っぽい岩って小刻みに層ができていて面白い!岩の色々を見ているとあきないです。


赤い落ち葉で川の縁が飾られいっときの景観を作り出しています~

次に続きます・・・