花紀行

トレッキングしたりその時々に出会った花たちの思い出
デジカメで撮った写真など・・・

シュロソウ

2014年08月29日 | 小石川植物園
シュロソウ 初めて目にしました。名前は聞いていて見たいと思っていたのでした。
花といったら暗く沈んだ印象が強い 花色が黒っぽいし頼りなさそうな小さな花でした。



光に透かし気味にしたら少しは明るい!


葉はごく細い 全草有毒で根は特に毒性が強い  ユリ科(シュロソウ科とする場合も)シュロソウ属
名前の由来は枯れた葉柄がシュロの毛のようになって残ることからだそうです。






花のひとつをよく撮りたいのにゆらゆらして撮りにくい





花序の上のほうに両性花 下のほうに雄花が咲くと載っていましたがはっきりしません。
下の2枚は両性花かなと思っている花  子房がふくらんで角のような花柱3本あるみたい






右のはっきり写っているのが雄花かな・・・左にボケているのが両性花でしょう


咲いて間もなくは花糸が離れていますが・・・





終わりの頃になると雄しべがしおれて張り付いて縞模様になって見えます~
半分くらい厚く盛り上がっているように見える花被片が面白い!




両性花に雄花の違い もっとすっきり見えればよかった
もう少し日にちが経つと花被片は更に外側に反り返り
さく果(熟すと下部が裂け種子が散布される果実)ができるはず♪ 
こいもちゃんの後を追ってその段階まで見られればいいなと願っています!

ヤブラン

2014年08月28日 | 小石川植物園
ヤブランがきれいで見とれながら・・・つい夢中になり撮りすぎました。   キジカクシ科(←ユリ科)
花穂を長く伸ばして葉の厚みがあり大きく見えたかたまり



このかたまりは上のものより花も葉も控えめ


こっちはもっと貧弱に見えたのでもしかしてヒメヤブラン?と思っていたのですが・・・
ヒメヤブランは葉の長さより下に咲き花数も少ないそう  小さく見えても普通のヤブランでいいのかな



ヤブランの咲くころはミツバの花もよく咲いてる!


シュンランを愛でるときのような陶磁器のほっそりした鉢が似合いそう










昆虫も色々やってきていました。やぶ蚊はそれ以上にぶんぶん言っているので落ち着いていられない










センニンソウ

2014年08月27日 | 小石川植物園
センニンソウがこんなに咲いたなんて!!!     キンポウゲ科センニンソウ属
遠くから見たときにあの白いかたまりはなんだろう?と分からなくて・・・そばへ行ったら♪







池の近くにも あちこちでセンニンソウが咲き始めていました。
もっともっと満開に近くなったら真っ白になりそうです♪
















うす桃色のサルスベリの下でもツツジの木をおおうように広がって!



今迄見てきたセンニンソウとはスケールが違ったので気をよくしています♪
今期はセンニンソウの当たり年? かえで☆さんもそんな感想をもらしていたけど・・・
ほかの方からの情報でも咲きっぷりがかなりゴージャスになっているようでした。
花が終わってからのお楽しみも期待できるかもしれない!

シュムシュノコギリソウ 

2014年08月25日 | 小石川植物園
シュムシュム? ノコギリソウなのに変な名前~~~花は確かにノコギリソウだけど・・・フムフム


葉がすっごく細い!


名札をよく読むと シュムシュムなんてどこにも書いてない 
写真を撮っている間中「シュムシュム」と頭の中では言っていました。
「シュムシュ」 の次に 「ノコギリソウ」 なのです♪
「シュムシュ」ってなんでしょう? 千島列島の北東端にある占守島(しゅむしゅとう)から来ているそうです。
ノコギリソウより頭花が大きく舌状花の数が多いそうです。
そういわれてみるとなんとなく花全体がふっくらしている気がします


ハキダメギクの花を連想します~ 赤ちゃんの可愛い歯並び♪









これはまた♪ 1枚余分についただけで見た目が華やか!
何度か4弁のムラサキツユクサを見たので記念に撮っておきました♪



ムラサキツユクサにもアカバナツユクサに似たお飾りが雄しべについてる!
雄しべについている毛は細胞のひとつひとつが数珠つながりになっているのでした。
真ん中にある白いかたまりはなんですか~~~?  弾力があってモチモチしている感じ

オミナエシ

2014年08月24日 | 小石川植物園
捉えどころのない花 オミナエシ  オミナエシ科オミナエシ属
それでもこの黄色が固まって咲いていると結構な迫力も感じます。
「オミナ」は「美しい女性」のことだとか・・・いわれは色々あるそうです。





オミナエシってどんな葉をしていたっけ・・・
丸写し・・・羽状の切れ込みのある葉が対生する










オレンジ色のプチ集団は キツネノカミソリでした♪
レンブラントやフェルメールのような光と影   そんなわけにはいかないのに決まってるけど・・・
ここで見ているときにふと頭をよぎった感想でした。




シナノアキギリ

2014年08月23日 | 小石川植物園
シナノアキギリ  初めて見ました。   シソ科アキギリ属
山では紫色の花をつけるアキギリや黄色のキバナアキギリをよく見るのですが・・・
そういったアキギリよりずっとずっと大きくてでんと構えていて存在感がありました。


見るからにふくよかな葉をしています。





シナノアキギリ秘話  
小石川植物園では種の保全を図るため長野県の協力の下でおよそ30株を移植したそうです。



こっちは日陰に咲いていたシナノアキギリ  日向と比べるとまるで違って見えました。






ここでかわいそうな気の毒なセミが・・・脱皮の段階まできたのにうまくいかなかった・・・

蝶に出会って♪

2014年08月22日 | 小石川植物園
アカボシゴマダラ・・・調べて分かった名前 結構普通に見られると載っていました。
数が増え過ぎているとも載っていました。翅が可愛そうになっているけど初めて撮れた蝶々です!!!


木の枝を行ったり来たり  一緒に遊んでもらったよう









ツマグロヒョウモン メス  前にも写したことがありました!すごくたくさん飛んでいます。





これって・・・ツマグロヒョウモンのオス?・・・メスより地味・・・



ヒマラヤスギの球果を初めて見ました。若い実はとってもきれい 貫録たっぷりの巨樹を見上げて!





アカスジキンカメムシ再び

2014年08月21日 | 小石川植物園
葉の上を少し動き回っていたアカスジキンカメムシ!二個体目の出会いになりました。





前に見たアカスジキンカメムシの色と微妙な違いがありました。
赤い筋の部分がこっちは青みがかって光ってきれい!オスだと思います!
もっと明るい場所だったらもっときれい見えたはず!!!




カメムシがいたところ  下のほうにほかの昆虫もかくれるようにして!

頭隠して 尻隠さず

全身はこんな格好

長い触角 ぴ~~~ん! コオロギとかバッタの仲間?


その近くにはカマキリがアザミの周りをくるくる動いていました。カマキリはお尻をき~~~ん!
このアザミはたくさんこれから咲いてきそうです。なんというアザミなのか取り調べ中・・・難航しそう




オオハンゴンソウ

2014年08月20日 | 小石川植物園
草刈りで大分整理されている割にまだまだ勢いづいていました。
こんなにいっぱいあって一体なんの花?と調べてみたらオオハンゴンソウでいいと思います。
特定外来生物に指定され栽培・移動は禁止されている



特徴のある葉をしていました。





時間経過を思わせる色々な花を見ているとそれぞれ個性的だなと思いました。
舌状花の位置が上中下と移動するように思えてきて・・・








筒状花はこんな風になっています! 花弁・雄しべ・雌しべ

くるんと2裂した柱頭がごっそり!


困ったちゃんになっているオオハンゴンソウは繁殖力強すぎるのかもしれない













オオハンゴンソウは数知れず  ムラサキニガナは2、3本  この前写したものよりちょっとまし



タムラソウ

2014年08月19日 | 小石川植物園
タムラソウがありました! まず茎や葉を触ってみました~  キク科タムラソウ属
全然トゲがなくてどこを触っても痛くないです~  スベスベスベ~!!!



優しそうな雰囲気を持つ葉だと思いました。




咲き始めはこんな風に♪ 始めの一歩♪


だんだんに花が増えてきそう


黒っぽい色の雄しべ 先に白い花粉がいっぱいついてます




雄しべに囲まれていた雌しべが伸びて柱頭は2つに裂けています。




タムラソウの一番外側の花は無性花だそうですが・・・下にある花がそうなのかしら・・・
しべを持たない花があるような気もするし・・・




終わりごろに近づくと粉っぽさがなくなっています。



くだびれて・・・




雨の日が多かったため本来の綿毛の美しさがなくて花後がぱっとしません。

アザミの花に似ているタムラソウはトゲがないということを確認できました。