花紀行

トレッキングしたりその時々に出会った花たちの思い出
デジカメで撮った写真など・・・

ヤナギラン(赤城自然園)

2014年07月24日 | 花旅
もうヤナギランが咲いてるんだって!  早すぎなんじゃないの?  などと言いながらやっと
ヤナギランのところまでたどり着きました。ランと名前についてもランの仲間ではなくアカバナ科



咲くのも早いし 果実になるのも早い!




ヤナギランってなにかがあったんだけど・・・そうそう、キキョウと同じ雄性先熟
花は下から順番に咲いていきます!  上へ行くほど花が新しい♪




雄性先熟  花はまず雄性期を迎えて!
雄性期の花 花粉を出してしまったのかな~雄しべはだらりと垂れて・・・雌しべはまだ全然見えない



葯がぱかっと割れて花粉を出している様子

次は雌性期の花  雌しべが伸びています!  柱頭は4裂  ここで花粉を受ける
雄しべは役目を終えました。




雄性期と雌性期の花を同時に見ることができます



丸っこい可愛い蜂がやってきていました。


果実(果)になっています~



果が割れた場面 ヤナギランは異なった表情になりました♪  曲線の勇姿






果は熟すと先が4裂し 種子は長さ約1ミリで種髪がある

キキョウにヤナギラン  
両方がはからずも雄性先熟という自花受粉を避ける方法をとる植物が揃っていたのでした。