花紀行

トレッキングしたりその時々に出会った花たちの思い出
デジカメで撮った写真など・・・

温室にて(市川)

2013年04月30日 | 大町自然観察園
いつも行っている自然観察園内の温室へ初めて足を運んでみたらヒスイカズラが目の前に!
しかも足元近くに花の房が下がって地面に垂れている房もありました。


朝のシャワーを思いっきり浴びた後 しずくがまだついていました。
落ちている花ではなくて≪生の花≫をマクロで撮ってみるチャンス!








ヒスイカズラの葉も初めてアップで撮れた♪

ラッキーだったのはシベが飛び出している花が落ちていたのです。

これはまだ落ちたばかりの花をそっと開いてみたところ


温室内の変った花 ペトレア・ウォルビルス








ストレプトカルプス  カルピスって言いそうになります。イワタバコ科
大きく広がった葉1枚はイワタバコの雰囲気がありました。
紫色と白色の2種類の鉢植えが並んでとにかく葉が1枚だけ デッカイ デカイ






ヒトリシズカ

2013年04月29日 | 大町自然観察園
ヒトリシズカがそろそろ 静かに咲きだす頃かな~  咲いていました♪   センリョウ科
葉に抱かれているときもいいし





みんなで集まってこっちを見ているときもいいです!







↓ シベが見えるあたりを拡大してみると 白く見えるのが雄しべ(花糸)で
その下に黄色く見えているのが雄しべの葯
雄しべは3本 そのうち真ん中の雄しべには葯はつかない
3つの雄しべとその上に緑色に見える1つの雌しべで構成されている


あれぇ~ 10日くらい後には横向きになっていました。


まだ上に立っているものも!これも横向きになって隠れるのかしら・・・


ここではミツバツチグリとセットで見るのが常になっています。バラ科 キジムシロ属









ホウチャクソウ アマドコロ

2013年04月27日 | 大町自然観察園
ホウチャクソウを見てきました。これから開き始めるところは初めて見たかな




花は下向きなので中を見ることができません




今度はアマドコロ






アマドコロはナルコユリによく似ていると思います。でも違いを覚えると見分けは簡単
 ★アマドコロ  茎を触ってみるとカクカクしてる 花のお尻には突起がなくてすっきり
 ★ナルコユリ  茎は丸い 花のお尻にうすい緑色のポチっとした突起がある
「アマドコロ」は「かくどころ」 と一方を覚えておけばもっと簡単
大分前にルンバルンバさんから教えていただいたことの受け売りです。



アマドコロの花を葉の付け根に乗せて中を撮ってみたら



ホタルカズラ

2013年04月26日 | 大町自然観察園
ホタルカズラはムラサキ科 それだけで興味心をくすぐられます。
薄暗い夕方に見ると幻想的だそうです。群落になっていると瑠璃色がぼぅ~っと浮き上がって
見事に映える! そんなときに見てみたいです。



茎も葉も毛深い


虫に好まれやすいのかかじられている花のほうが多い


つぼみや咲いて間もない頃は赤紫色




だんだんに色を変えていって




瑠璃色が増してきました。




畝のようにふくらんだ白い部分はきらめきを放つ星型
雄しべや雌しべは外からは見えない 白い隆起線の間に雄しべは5こあるそうです。

ニワトコ

2013年04月25日 | 大町自然観察園
ニワトコって漢字で書くと「接骨木」 調べてみて初めて知りました。
写真を撮っているときはニワトコだ!と思っていたのに整理しているときにはもう忘れてしまって
うっかりソクズにするところでした。ソクズには黄色の腺点が頭に残っていてよかった。
小さな花の集まりでごしゃごしゃしています。










4月の中旬頃のモミジ






モミジの花を撮ろうと何度か試みても全く処置なし
そよ風さえも吹いていないときでもカメラからのぞくとゆらゆら揺れて・・・
切り取ってごまかした画像でもこの程度になりました。もっと精進したい!
来年はどうでしょうか・・・

サギゴケ

2013年04月24日 | 大町自然観察園
ここでは紫色をしたムラサキサギゴケはひとつもなく白ばかりのサギゴケでした。
白花に限ってサギゴケという説とシロバナサギゴケと言ったりするようですが
ここではサギゴケにしました。 ハエドクソウ科(←ゴマノハグサ科)サギゴケ属



生えているものはみんな白い色








白鷺がふっと飛んでいくようなイメージ?




葉の形


ムラサキサギゴケの中に混ざって咲くのはよく見ます。
サギゴケだけ集まっていると新鮮な出来事のような感じを抱きました。

ウラシマソウ

2013年04月23日 | 花の丘公園
ウラシマソウばかりたくさん生えていました。サトイモ科テンナンショウ属
つり糸のように伸びた付属体は長すぎて収まりきれない



半円状に広がった均整のとれた葉が花を囲むようにしているみたい








大きな花から小さな花へ! ウシハコベ


ひと目見た瞬間にこれはウシハコベかなと思ったらやっぱりそうでした。
ハコベより花も葉も大きめ
この花は花弁(先が2つに分かれている)4枚しかなく雌しべの数も4つしかないみたい



ちゃんと5枚揃うと見た目もいいです。花柱が5コ見えました!
うすいピンク色をした葯はまだついたままなので咲いてからあまり時間が経っていないようです。




ジロボウエンゴサク

2013年04月22日 | 大町自然観察園
優しく見える葉の形が気に入っているジロボウエンゴサク ケシ科キケマン属
木漏れ日がわずかに入る程度のところで小さな花を咲かせていました。



ここのジロボウちゃんはうすい紫色














近くにはムラサキケマンも!  ケマンソウ科 キケマン属
花の大きさはジロボウエンゴサクより大きいのに撮りにくい







果実の弾け方が面白そうなのでそのときの形を今年は見ることができたらいいです。

イヌザクラ

2013年04月20日 | 大町自然観察園
久しぶりに散歩に行ってみたら丁度イヌザクラのシーズンが始まったところでした!
そこそこの開花状態だったのでイヌザクラ目当てではなかったのに運がよかった。
だらりと垂れているように見える葉ですが元気です!



ウワミズザクラと似ているよう 枝先に房になった花があります。
花序がつく枝には葉がつかないことが特徴だそうです。







花の付きかたはウワミズザクラよりずっとまばらでした。


まばらな花なのにカラフルな感じがしました。
咲いている花を見たのは二度目なのにウワミズザクラを見た後での感想は
こっちのほうが好きかな!真ん中の部分は花盤というの?
ここの色がオレンジから黄色に変るので少ない花でも華やかな感じがするのかもしれないい







開き始めはオレンジ色が濃い ウワミズザクラと同じような雄しべの丸まりかた



初めて見たときのイヌザクラの印象より好感度が増しました。

カラクサナズナ

2013年04月19日 | 松戸周辺
なんだかごちゃごちゃして見たこともないものが!!!
青くボケて見えるのはタチイヌノフグリ



マメカミツレが近くにないのかな~と探しているときだったので気がついたのかもしれない。
これが自分の中でのみ噂していたカラクサナズナでした!



周りが土なので一株がどうなっているのかが分かります。


面白い形をした果実がすでについていました。


色飛びして見難い  果実がいっぱい


花ってどんな花? ころころの果実が始めからできているようなごちゃごちゃの花でした。
萼は4枚 花弁も4枚というのに花弁はどうなっているのかよく分からないです。
これで花の最盛期みたいなのですがもう少しはっきり分かればいいのに。
牛がこの草を食べると牛乳にも影響を及ぼすほどの臭気を持っているそうなので
そのにおいをちゃんと確認してみたいです。増えすぎたら困る害草とのこと



茎の部分をアップで見ると長い毛が生えていました。なにかの虫つき


帰化植物園以外で初めて見つけたシロイヌナズナ
特徴的な根元を見て分かりました!








成長のサイクルが早いシロイヌナズナは植物研究者の間では人気があるようです。