棚からぼた餅--岩淵龍王丸

信州の山郷での暮らしと、絵本と無縁になってしまった大人に向けた創作絵本や、芸術活動をお話します。

秘戯画の話-2

2008-09-26 08:43:10 | 山郷の暮し
朝一から春画(まくらえ・秘戯画)のお話で恐縮ですが、さしもの私も寝起きと共にこんなことを考えているわけではアリマセン。
ネット関係は、午後7時以降はしないと決め、晩酌タイム。
思いついたことは、メモ帳にインプットしての編集です。

4000年の王朝文化が織り成した中国。
文化の反映と共に、必然的に官能的な性愛術が、発展んをとげてきた。
中でも、後漢の書籍のなかには(芸文志)房中術のことを、聖賢君主たちがヤルことに熱中することをいましめている。
つまり、房中術書の本意は、性交技巧ではなく、情動の極地であるがゆえに、道徳の範疇である。としているのだが・・・
だからこそ、聖王はこの書を参考に、節度在る性をしてほしい。
と、儒家は苦言を呈しているわけだ。
しかし、帝王たるや子孫をできるだけのこさねばならぬ、御身とお家安泰の種付け馬の使命があった。
後宮制度が確立したのは、ナンと周(前1027-256)時代で、お后のほか、三人の夫人、9人の賓・27人の世婦・81人の女御をもった。
合計120人のお相手をしなければならないことになる。
うらやましい、を超えて身が持たぬが、その三分の一以下でいいから・・・・
話を戻そう。
房中術書は原則としてポリガミーである。
養陽術--男の性術で、女人の精気を吸い取って、自らの精気とする
   14・5才以上、18-9歳の処女がサイコー。30才以上は子供を生んでいなくても、ヤルだけエネルギーのムダ
   などなどがかかれている。体位は・・あとは自分で探してください
養陰術--女の性術で、男子と逆になる。
    若いモンを3から9人、もしくは11人と団子になって、精液ぶっ掛けあえば、お肌つやつや、しわも消える
  精力オバハンの見本なのであります。
まだまだ延々と続くのだが、コレは帝王学であって、自分がいかに若くあり、長生きができるかが目的だ。
しかし、いくらヤルための存在(失礼)で、精力ザイにザイをかけたとしても、たーーーいへんだ。
春画の話しまで行き着きませんでした。次回をお楽しみに。
写真は13世紀頃の春画の一部

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