岡山ジュニアラグビースクール(岡山ラグビースクール中学部)の記録

中学生や保護者が、チャレンジを楽しみ、充実した時間を共有した活動の記録です。

タックル練習

2011年04月18日 | 練習日記
中学生どうしのタックル練習です。
あくまで型の練習ですが、練習で型ができて初めて、試合では、「気持ち」が入ることでハードなタックルができます。

低く踏み込む、背中をしっかり伸す、肩(胸)をしっかり当てる、タックルに入った瞬間にしっかりヒザをパックでしめる等を注意していますが、まだ、スムーズにタックルに入れていないことも多いようです。

その一番の原因は、全体的に高いということです。
踏み込みが十分でなく、肩を当てる位置が高く(腰くらいの高さ)、ヒザの後ろをパックしようとするため、頭が下がって背中も丸まっています。

低い姿勢で踏み込み、肩(胸)を相手の太ももにヒットし、ヒットと同時に腕をしっかり相手のヒザの後ろに伸し、一気にパックをしめる。
なお、タックルの際の視線は、相手の短パンの下あたりです。
練習でこの一連の動きができて初めて、試合でタックルできるかどうかは「気持ち」次第という段階になります。

コーチは、中学生の場合は、練習でできないこと、練習でやっていないことは、試合ではできないと思っています。
これからも繰り返し練習するので、キッチリとタックルの基本を習得しよう。

なお練習では、タックルを受ける選手も大切です。
止まったり、変に踏ん張る必要はないですが、おかしなタックルに対して簡単に倒れることもしない、これが大切です。

タックルする人、タックルされる人、その両方が上手くなることでタックルが上達します。





















4月17日(日)

2011年04月17日 | 練習日記
昨日も多かったのですhが、今日はさらに、美作スクールや倉敷スクールの選手が参加し、40名程度の練習となりました。

こんなに多い人数を経験したことがないコーチ陣は、どういった練習をするか、2・3年生と1年生それぞれに充実した練習等、考えながらメニュ-を決めていく必要があることから、結構大変です。

ただ、数年前の岡山ジュニアスクール単独の時代、さらにその中でも、学年が0人の時代があったことを考えると、夢のような練習風景です。

大人達には、各スクールが上手く連携し、個々の中学生が充実した時間を過ごし、岡山のジュニアラグビーをさらに盛り上げていく責任があると強く感じています。

また、今日は美作の2人を含め、ラガールも4人(中1:3人、小5:1人)参加し、一年生と同じメニューをこなしました。
女子選手にとっても、やはり同じ年代の中学生の中で一緒に練習していくことが上達の一番の近道だと思います。
さらに多くのラガールの参加や、これからのラガールの育成に向けて、武Dコーチを中心としたコーチ陣もより真剣に考えながら取り組んでいきます。

ところで、昨日は、最初のアップでグラウンドを回っている時にサッカーの得点板にぶいつかって負傷したり、今日は、ヘッドキャップをつけていればと思う場面がありました。

グラウンドに礼して練習がはじまれば、集中してやるのは当然ですが、ヘッドキャップ、ショルダーガード等は、必ず準備して練習に参加すること。
また、マウスピースも、慣れことも含めて、コンタクトのある練習ではできるだけつけた方がよいと思います。


とりあえずのスナップです。
細かいスナップは、またのせます。

























岡山ジュニアスクールについて

2011年04月17日 | チーム理念&メンバー募集
4月16日(土)に、岡山ジュニアラグビースクールの保護者会がありました。
その時の説明内容も含めて、あらためて活動方針等を載せますので、保護者の方は是非一度読んで下さい。
 ※新1年生の保護者の方には、3月に一度配った内容の訂正版です。

また、新メンバーの一層の勧誘を是非お願いします。



岡山ジュニアラグビースクールはクラブチームであり、学校の部活動とは異なり、中学生(保護者を含む)と指導者は、基本的に対等で自由な関係にあります。
そして、その中でそれぞれの役割を果たすことで、試合や練習等、クラブチームとしての活動が成り立っています。

部活動とは少し違うクラブスポーツを、中学生、保護者とも、是非楽しんでみてください。

【発 足】

平成15年 

【チーム理念】

・ラグビーを通して、プライドと謙虚さを持つ人間を育てる。
・クラブチームの幅広い活動により、多くの友人や知己をつくる。
・中学生、コーチ、保護者が充実した時間を共有する。
・県外への進学も含め、岡山県ラグビーの基盤拡大に寄与する。
・One for all, all for one。 For the team。

【指導理念】

・中学生時代の年齢以上の自然な個人差(身体能力、運動能力)を理解する。
・あいさつ、返事といった、基本的な礼儀を身につけさせる。
・中学生が自分たちで考え、表現することを尊重する。
・まじめに取り組む中学生に公平な機会を与える。
・厳しい練習や努力の結果として得られる達成感や満足感を大切にする。

【技術指導方針】

・偏らない、ラグビーのトータル技術を習得する。
・コミュニケーションを大切にする。
・特に個人、ユニットとしての能力を育てる。
・他県(他チーム)の選手と、自信を持ち、競い交流できる技術・気力を養う。
・型にはめすぎないように心がける。

【練習日・時間】

・基本的に毎週土・日
  発足当時は日曜日だけでしたが、以下の理由で、土・日曜日としています。
   週1回では、学校のクラブ活動等で不参加の場合、練習間隔があく。 
   高校ラグビーでの継続を考えている中学生には週1回では不足。
  なお、オフシーズン等は、月1回休みにすることもあります。
・通常3時間~4時間(なお、午前・午後で2部練習を行う時もあります)

【練習場所】

・岡山市の百間川ラグビー場・兼基ラグビー場、自由広場を中心。
・美作ラグビー場等も随時使用

【学校の部活動や定期試験との関係】

・これまでも、部活動とスクールを両立させています。
・定期試験の時期等、中学校毎に異なるため、試験休みを取るのではなく、1年生から3年生までのそれぞれの時期・立場で、中学生が自分で判断して休むという形にしています。

【活動単位】

・基本は岡山ジュニアスクールとしての単位で活動。
・新3年生5人がいる美作スクールとは、合同チームとして活動中。
・岡山スクール、美作スクール、津山スクール、倉敷スクールの県内チームの合同練習会を、23年度から正式に開始。(最初は月に1回から)
・関西大会や全国大会への参加は、中国地方で予選を行う(選抜方式または勝利チーム中心方式)ため、特に上級生になると、中国地方としての活動も多くなります。

【平成23年度のスクール生(平成23年4月時点)】

・3年生 6人、 2年生 10人、 1年生9人
 (参考)過去のスクール生(3年生の卒業時点)
   H15:10人、H16:7人、H17:6人、H18:11人、H19:3人、H20:0人
   H21: 5人(一緒に活動した美作スクールの1人を含む) H22:11人
※なお、美作スクールの3年生5人と、既に昨年度から一緒に活動しています。 

【最近の卒業生の進路】 

H19:(県内)朝日高校1人 (県外)尾道高校1人、高知中央高校1人
H21:(県内)城東高校1人、関西高校2人、津山工業1人 (県外)尾道高校1人
H22:(県内)朝日高校2人、城東高校1人、東岡山工業1人、関西高校2人、学芸館高校1人
  (県外)尾道高校2人、石見智翠還高校1人、坂出第一高校1人
※平成18年度から、県外高校へ進学する人も増えています。
※平成22年度の尾道高校のキャプテンは岡山ジュニアスクール出身です。
※その他  
  中国電力に、坪井君(H15卒、今年帝京大学を卒業、U20日本代表)
  三菱自動車水島に、前原君(H15卒)
  関東対抗戦グループの帝京大学に、)、出渕君(H17卒)
  関東リーグ戦グループの流通経済大学に、藤原君(H16卒)、木村君(H19卒)
  その他、多くの卒業生が大学やクラブチームで活躍中。   

【対外活動】

(主要な大会・交流会)
1月初      中国新人大会(福山)
3月末      関西スクール大会  
4月末      関西中学生ラグビー大会中国地区予選(広島)
5月連休    四国中央市長杯(愛媛県富郷)  
5月末     中国地方合同練習会(石見智翠館高校(旧江の川高校))
7月末     関西中学生ラグビー大会(岐阜県数河高原)  
         ※昨年は中国地方から2チーム
8月末     中四国ジュニアラグビー大会(中四国各県)  
         ※H23の会場は岡山県
9月末~10月 全国ジュニアラグビー大会中国地区予選
10月末     中国地区強化合宿(尾道高校)  
11月末     全国ジュニアラグビー大会中四国代表決定戦  
12月末     全国ジュニアラグビー大会(花園)      

(その他の活動)
・チーム合宿
・他チームとの練習試合や合同練習随時

【スクール会費】

・月1千円(年間1万2千円)、協会登録料1千円、スポーツ傷害保険6百円
・保護者会費6千円
  ・遠征時には交通費等を随時集金
・チームジャージ代3千円/年集金して積み立て
(3年に1回程度チームジャージをつくります。サブを含めて2種類必要。)  

【平成22年度の公式戦主要2大会の実績】 

・関西大会中国地区予選2位
 岡山県スクール選抜として本大会に参加(予選の結果、岡山県を中心に鳥取県と合同チームをつくる予定でしたが、鳥取県が辞退したため岡山県単独チームとして参加)
・全国大会中四国予選
四国代表に7-8で敗れ、全国大会出場はならず。
中国スクール選抜(22人)に6人選出。先発12人のうち、5人が岡山スクールの選手。

【新年度(平成23年度)の活動方針】  

(活動方針)
・平成23年度から数年は、広島・山口の人数も多く、関西大会や全国大会の選抜は、各県対抗による予選結果を重視する方向であり、ジュニア活動(特2、3年生)も、各予選を一つの目標とします。
・平成23年度の公式戦の主体は、3年生が多い岡山と美作が主体で、これに既に2年生が試合等に参加している津山が一緒になって岡山県チームを構成します。
・新1年生は、1年生を中心に他チームとの交流を行いながら、翌年1月の新チームに向けて、基本やユニットプレイの徹底や体力アップを図ります。
 ※上級生との試合が可能と判断できる選手は、夏以降、上級生との試合にも出てもらうようになります。
・中学生がスクールでラグビーを続ける動機付け、また高校ラグビーへの意識付けを行なうため、県内外の高校との幅広い交流に取り組みます。

(岡山県全体での活動)
・23年度から関西大会の出場チーム(2チーム)の決定に各県による予選が導入(負けた県の選手は補強という形)されるなど、県単位での強化の必要性が求められます。
・各スクールの日常の活動は、練習日数や練習内容等、個々のスクールが独自の考え方で行うことが基本ですが、平成23年度から正式に県内の合同練習(当面、月1回)を開始します。

(女子選手の受入れ等)
・平成23年度から女子選手の受け入れを開始します。
 ※女子選手の場合、上位チームの年齢自体が男子と比べて低いので、練習参加も小学校5年生くらいから受入れます。 
・タグラグビー出身の選手に対して、ジュニアラグビーの導入部分で、タックルやコンタクト等のきめ細かな指導に努めます。

【新1年生の保護者の皆さん】

岡山ジュニアスクールは、発足当時から人数は決して多くありませんが、これまでも多くの選手が中国選抜に選ばれるなど、決して他県に負けない活動を行っています。

新1年生は、基本プレーの習得に今まで以上に取り組みながら、12月までは「新2年生+新1年生」、あるいは「新1年生だけ」で他チームとの交流試合等も積極的に行い、1年先の本格的な対外活動(公式試合等)に向けて強化していきます。
 ※新2年生になれば、3年生との試合も十分できます。

「中学生活との両立」「体が小さい」「練習が厳しい」等の不安を持つ方もおられると思いますが、これまでも、肉体面や気持ちの面等で様々な生徒がおり、それぞれが立派に成長してきました。

また、高校への進路についても、県内・県外、本格的にラグビーをする等、様々な選択肢があります。 

ラグビースクールは生徒が強制されて続けるものではありません。だからこそ、ラグビースクールの活動を通して、中学生は、自分たちでチームをつくりあげていくこと、他県の中学生や大人との数多くの交流など、学校には無い多くのことを経験できると思います。

部活動や勉強との両立は十分可能ですので、是非、岡山ジュニアスクールへの参加をお願いします。

【ブログ】

岡山ジュニアラグビースクールの活動の状況は、ブログで紹介しています。
日頃、練習に来れない保護者や家族の方も、是非ご覧下さい。


4月16日(土)

2011年04月16日 | 練習日記
災害応援に行っていた鬼Tコーチも今日から復帰です。

参観日等の美作の選手を除き、岡山ジュニアスクールの25名程度に、津山・美作、ラガール2名を加えて、30名程度が参加したにぎやかな練習でした。

先週は練習を休んだブログ担当コーチは2週間ぶりに練習を見ましたが、ずいぶんプレーの「思い切り」がよくなり、声も出ていると感じました。
「思い切り」がよくなることで、プレーの「スピード」も増しています。

また、途中からアングルの意識を高めることで、一層バックスのプレーに「キレ」が出てきました。

課題は、F原コーチが「岡山チームの一番の課題」と言っていたように、2次、3次以降のポジショニングを、相手を見ながら早くということです。(アタックもディフェンスも)
例えば、アタックのポジショニングが早ければ、相手ディフェンスの状況に応じたアタックが可能ですし、相手にボールを取られたときでも、早いディフェンスができます。

関西大会予選までの練習もあとわずかです。
1次、2次、停滞等の状況、ゴール前やセンター付近といった位置等、様々な状況を意識しながら、ラグビーの質を高めていきましょう。

明日の練習は12時~16時、兼基ラグビー場7番です。


最後のあいさつです。
手前でチェックしてくれているのは、今年卒業したM山です。
進学した高校にはラグビー部が無いので、今年からコーチを頼みたいと思っています。





















ラガールの2人です。
1年生と同じメニューをこなしましたが、プレーの吸収も早く、いい動きを見せてくれました。








選手紹介 7

2011年04月13日 | スクール&選手紹介
今回紹介するのは、美作スクールの友Dです。

新チームになって以来、まさに急成長し、試合でも破壊力を見せつけています。
停滞した状況からの突破をはじめ、キーになる場面で、まさにフォワードらしい頼もしいプレーをしています。
最近の試合では、いわゆる「怒る」迫力を見せており、とにかく、このままの勢いで伸びていってほしいと思います。

これからの課題の一つは、静止した状態からだけでなく、動いた状態から足を止めずに次のプレーをすることを、常に意識してほしいとうことです。
止まった状態からのガチンコでは、どうしても自分も痛みます。この前の関大一中の時も一発痛い思いをしたと思います。

自分の大きな体をさらに生かすためにも、さらに「低く」「動きながら」ということを常に考えながらプレーしてほしいと思います。

あと、いいところで時々あるキャッチミス(パス、キック)も無くそう。体があるのだから、あわてる必要はありません。










選手紹介 6

2011年04月12日 | スクール&選手紹介
久々の選手紹介は、美作スクールの元Bです。

フォワードの核として、バイスキャプテンY川とともに、フォワードを引っ張っています。

ディフェンスを切り裂く突破力、フォワードとしての体をはったプレーはもちろんですが、ミニ時代のバックス(だったらしい)経験を生かした、ステップ等の横方向の柔らかいプレイにも優れています。

今後の課題ですが、激しいプレ-から柔かいプレーまで、硬軟両方をこなせるプレ-スタイルからか、エンジンがかかるのがやや遅いと見える試合があるため、どの試合でも、試合開始直後から、外から見ても一気に激しいプレーでチームを引っ張るような選手になってほしいと思います。

また、タックル力をさらにみがき、一発で相手をびびらせ、一発で味方の気持ちを高めるような激しいタックルのできる選手になってほしいと思います。(それだけの能力のある選手です)

コーチ陣から見ると、持っている能力を、まだまだ出し惜しみしているように感じます。自分に自信を持ち、さらに成長してほしいと思います。







風林火山

2011年04月12日 | 練習や試合の心構え

少し歴史の勉強をしましょう。

武田信玄が旗印に使用して有名な『風林火山』。

これは、約二千五百年前の中国の兵法書『孫子』を引用した言葉です。
『孫子』は、三国志に出てくる曹操も、武田信玄や徳川家康といった戦国武将も、そしてナポレオンも手本にした兵法書で、「吉だ!」「凶だ!」と、合戦の勝敗を占っていたような時代に書かれた、驚くべき利にかなった科学的かつ合理的な兵法と言われています。

日本では「風林火山」は、武田信玄の旗印として有名ですが、実際は、武田信玄よりも200年も早く、南北朝時代の武将・北畠顕家が、足利尊氏を打倒するために、現在の宮城県で兵を挙げた時から使用していた旗印です。

と、ここまでは歴史の勉強でした。

それでは、風林火山の意味を、ラグビー風に解説してみます。

【風】速きこと風のごとく
攻めるべき時には、風のように、すみやかにスムーズに動く。
※プレーの選択、サイン伝達、ポジションチェンジ等、スムーズな動きが大切。

【林】徐(しず)かなること林のごとく
準備を整え、チャンスが来るのを、林のように心静かに整然と待つ。
※自分達のやってきた練習に自信を持ち、試合にのぞむ。

【火】侵略すること火のごとく
いざ攻撃する時は、火のように激しく一気に攻める。
※試合開始直後、また試合中のアタックの場面では、一気に激しく攻める。

【山】動かざること山のごとく
守るときには、いくら攻められても、山のように落ち着き、自陣を堅守する。
※チームの仲間をお互いに信頼し、チーム全体で固いディフェンスを繰り返す。 
 
実際の「孫子」にはこの続きがあります。 

【陰】知り難きこと陰のごとく
味方の動きは、その影にあるものが、相手にわかりにくくする。
※サインプレーだけでなく、自然なアングルチェンジ、人数を増やす動き等。

【雷】動くこと雷のごとく
動くときは、雷が鳴り渡るように猛烈に、全力で相手に突進する。
※アタック、ディフェンスとも、接点で激しく、絶対に相手に負けない。

どうですか?
結構、日頃からコーチの人達から言われている基本的なことと同じだと思いませんか?


奈良・東大寺

2011年04月11日 | その他の日記(ひと言)

所要で県外に行ったため、ブログ担当コーチは、4月9日と10日の練習を休みましたが、その際、奈良の東大寺に行きました。

多分、小学校の修学旅行以来(数十年ぶり)のような気がしますが、大仏、金剛力士像等の全く変わらない姿に、最近の大地震や津波、原発問題等が続く中、何か心が落ち着くものがありました。

大仏の静かでどっしりと落ち着いた姿、金剛力士像の力感あふれる姿は、岡山ジュニアスクールの求める姿に通じるものがあると勝手に考えながら、岡山県の中学生たちが、試合をはじめ自分たちの目標を達成し、さらにラグビーを通して成長していくよう、お祈りしておきました。
(何と、優しいコーチでしょう

また、このブログの写真を見た人達にも、きっと良いことがありますように













基本姿勢

2011年04月09日 | 技術
ラグビーの基本姿勢についてです。
よく見て下さい。


姿勢が高い(足がそろう)と安定せず、また押されやすいので、
「低く、低く」とコーチングされますが、


「低く」と言われると、勘違いして、上半身だけを下げる(曲げる)
選手がいますが、
この姿勢では力は出ません。


低い姿勢(強い姿勢)とは、重心を下げることで、
最も簡単な方法は、足を大股に「前後に」広げて踏み込む方法です。



さて、ブログ担当コーチは、この土曜、日曜は練習に参加できません。
中学生は、「思い切ったプレイ」を意識して、「目標」に向って、一回一回の練習を大切にしてください。

なお、コーチ陣や保護者の方で、今週の練習等、ブログにのせるネタがあれば、コメントに投稿したり、メールでください。(結構、ネタ切れです)

ワン・フォー・オール、オール・フォー・ワン

2011年04月08日 | ラグビーの基本
「一人はみんなのために、みんなは一人のために」というように、チームプレイの大切さを表す美しい言葉として、ラグビーに限らず、会社や色々なところで使われます。

ただ、オール・フォー・ワン(みんなは一人のために)の部分は、勘違いもしやすい部分だとも思います。

オール・フォー・ワンの「ワン」は、「目標」「勝利」といった方がわかりやすいかもしれません。「一人はみんなのために、みんなは目標のために」です。

どんなに優秀な選手でも一人でできることには限られていますが、チームになれば1+2が3にも5にもなり、これがチームプレイの素晴らしいところです。
ただ、そのためには、選手一人一人が自分の責任やチームの中での役割をしっかり考えた行動ができることが必要です。

つまり、一人一人がきちんと「目標」や「勝利」に向かって自分で考え行動でき、他のメンバーに甘えたり、寄りかかったりしないことが大切です。

選手同士が本当に「助け合う」のではなく、「助けてもらい合う」チームではいけません。
お互いに「助けて!」「助けて!」と言っている選手たちが、チームとしての力を発揮することは100%あり得ません。

全体練習だけでなく、家での個人練習等、まず自分がラグビーに真剣に向う合う選手が集まったてこそ、逆に、仲間を助けることができます。

個人が、目標や勝利に向って自覚を持たないチームで、ワン・フォー・オール、オール・フォー・ワンが成り立つことはありません。

まずは、選手個人が「目標」「勝利」について、しっかりと自覚を持ちましょう。

思い切ったプレイ

2011年04月07日 | ラグビーの基本
たとえば、練習中に「この場面ではパスが一番よい」といわれるような場面に、実際の試合中になったとします。

一般的な「判断」はパスかもしれませんが、このような場面で、本人が迷わず決めることを「決断」といいます。
すなわち、一般的にはパスの場面でも、試合中の選手の「決断」には当然ランやキックもあるということです。

大切なのは「ランで抜く」といった「力」、「思い切り」です。
決断とは、どれだけ強い思いを持ってプレイでできるかということで、強い思いを持てばプレイも良くなるし、その強い思いがまわりの選手に伝わり、まわりの選手の次の行動を引っ張ることもできます。(逆に、中途半端なプレイは、まわりの選手が迷い、チームの勢いがなくなるだけです。)

つまり、選手は最終的には、思い切ったプレイをすることが大切です。

たとえば、一般的にランよりパスの方がセオリーと言われる場面でも、思い切ったプレイの方が効果(結果)が高くなることが多いのです。
全部止めることができるディフェンスのシステムは無いし、全部トライできるアタックのシステムもありません。
大切なのは思い切ってプレイすることで、そのほうが成功する確率(%)は上がります。

迷うくらいなら、皆が集中して思いきってやりましょう。
目指したいのは、「選手が決断したプレイ」を「思い切ってやる」チーム、思い切ったプレイを「皆が集中してサポート」できるチームです。
それが「勝ち」につながることがベストですが、そのようなラグビーは、やっていても面白いと思います。

4月3日(日)

2011年04月05日 | 練習日記
4月3日(日)3月後半からの強化練習の最終日の2部練習には、午後に再度、桃惑クラブが来てくれました。

また、地震の影響で大学への出発が遅れていた木村君も、いよいよ今週出発するという忙しい中で参加してくれ、また、県外高校進学組を含む今年の卒業生は、高校入学前の最後の日曜日も参加してくれました。
いよいよ、ラグビーも含む新しい生活が始まりますが、充実した大学、高校生活を過ごしてほしいと思います。

2、3年生チームは、桃惑&先輩チームを相手に、試合形式やアタック・ディフェンス形式で、色々な課題やテーマの確認を行うことができました。

ブログ担当コーチは、「中学生は知らないことはできない」「教えたり話していないことを中学生が試合でできないからといって、コーチが怒ったりするのは無責任」と考えています。

このため、コーチ陣としては、一つ一つのプレーやチームの強化はもちろんですが、新学期が始まる前に、アタックやディフェンスについての色々な確認を行ない、基本になるプレーや知識の引き出しをできるだけ増やしておきたいと考え、2部練習も含めて練習時間を長くとりましたが、とにかく今年のチームは出席率がよく、十分な成果を得ることができたと思います。

次の課題は、かなり良くなってきてはいますが、O塚監督が常に言うように、さらに声をだす、低く激しいタックルする、立ち上がりから一気に気持ちを爆発させるといった、「気持ち」「思い」をさらに高めていくことです。

「気持ち」「思い」を高めて初めて、増やしたアタックやディフェンスの「引き出し」が試合中に役に立ちます。

日頃の練習の時から、声をだす、メリハリをつける、練習と練習の合間をダラダラしないといったことを心かけることが、ラグビ-や試合に対する「気持ち」「思い」を高める基本です。


ここ数回は、1年生のスナップ中心でしたので、今回は、2・3年生中心のスナップを多めににのせます。





























第1回ジュニア合同練習会 開催

2011年04月03日 | 練習日記
4月3日(日)は、岡山県のジュニア(中学生)の合同練習会を開催しました。

これまでも、岡山と美作、津山の上級生は、一緒に練習や試合を行なっていますが、4月から各スクール(岡山、美作、津山、倉敷)に新1年生がそろうことから、正式に県内ジュニアの合同練習会という形で開催することになりました。

県内のスクールが集まると、新1年生にも、フォワードタイプからバックスタイプまで様々な選手がおり、来年、再来年の岡山のジュニアラグビーを引っ張ることが期待できる選手ばかりです。

中学生にとっても、自分たちのスクールに中学生が少ない段階では、このような合同練習会は非常に役に立つし、実際おもしろいと思います。
これからも是非参加して下さい。

もちろん、2年生と3年生は、既に岡山選抜チームという形で対外試合もこなしており、引き続き、できるだけ数多く合同活動を行ないながら、チーム力を高めていきます。

さて、県内4スクールが参加した合同練習会の正式開催で、岡山県のジュニアの活動や強化も、いよいよ新たなステップアップした段階に入ることができたと思います。

当面は、3年生や2年生が多い岡山ジュニアスクールが引っ張る形になると思いますが、数年先に各スクールの人数が増えてくれば、運営方法や指導体制もさらに確立されると思います。

今後の開催ですが、今日、県協会の大塚ジュニア委員長(岡山ジュニアスクール監督)が話したように、合同練習会は月1回で、色々なスクールのグラウンドの持ち回りを予定しています。

なお、岡山ジュニアスクールは基本的に週2回(土、日)活動していますので、他のスクールの1年生等も、練習したい時はいつでも参加して下さい。

以下、今日の主に1年生を中心にしたスナップです。

なお、今回だけでなく、あくまで練習のスナップであり、全員を写しているわけではない(というか、全員を写しきれないし、掲載できない)ので、悪しからず。


































タグからジュニアラグビーへ

2011年04月02日 | チーム理念&メンバー募集
岡山ジュニアスクールでは、ミニ(小学生)での経験者だけでなく、中学生になってはじめてラグビーをはじめた人も、これまでたくさん在籍しています。

小学生時代にタグラグビーをやっていた中学生(新1年生ほか)も、是非、ジュニアラグビーをやってみませんか?

ところで、最近、言われて気がつき反省したことがあります。
それは、途中でやめた選手に、結構、タグラグビー出身の選手がいたことです。

タグ出身の選手も、ミニを少しの期間経験してジュニアに入ってくる場合もあり、コーチ陣は、これまで特に気にしていませんでした。

ただ、確かに、少しの期間ミニを経験したとしても、タックルやコンタクトは、タグラグビーとは全く異なります。

タグラグビー出身の選手には、タックルやコンタクト等について、もう少していねいに時間をかけて指導することが必要と反省もしています。

ということで、タグラグビーの経験者の皆さんも、是非、ジュニアラグビーを一緒にやりましょう。待ってます。