岡山ジュニアラグビースクール(岡山ラグビースクール中学部)の記録

中学生や保護者が、チャレンジを楽しみ、充実した時間を共有した活動の記録です。

思い切ったプレイ

2011年04月07日 | ラグビーの基本
たとえば、練習中に「この場面ではパスが一番よい」といわれるような場面に、実際の試合中になったとします。

一般的な「判断」はパスかもしれませんが、このような場面で、本人が迷わず決めることを「決断」といいます。
すなわち、一般的にはパスの場面でも、試合中の選手の「決断」には当然ランやキックもあるということです。

大切なのは「ランで抜く」といった「力」、「思い切り」です。
決断とは、どれだけ強い思いを持ってプレイでできるかということで、強い思いを持てばプレイも良くなるし、その強い思いがまわりの選手に伝わり、まわりの選手の次の行動を引っ張ることもできます。(逆に、中途半端なプレイは、まわりの選手が迷い、チームの勢いがなくなるだけです。)

つまり、選手は最終的には、思い切ったプレイをすることが大切です。

たとえば、一般的にランよりパスの方がセオリーと言われる場面でも、思い切ったプレイの方が効果(結果)が高くなることが多いのです。
全部止めることができるディフェンスのシステムは無いし、全部トライできるアタックのシステムもありません。
大切なのは思い切ってプレイすることで、そのほうが成功する確率(%)は上がります。

迷うくらいなら、皆が集中して思いきってやりましょう。
目指したいのは、「選手が決断したプレイ」を「思い切ってやる」チーム、思い切ったプレイを「皆が集中してサポート」できるチームです。
それが「勝ち」につながることがベストですが、そのようなラグビーは、やっていても面白いと思います。