岡山ジュニアラグビースクール(岡山ラグビースクール中学部)の記録

中学生や保護者が、チャレンジを楽しみ、充実した時間を共有した活動の記録です。

広島合同練習(26日)を終えて

2010年09月26日 | 試合(H22チーム)
26日は岡山(岡山スクール、美作スクール)と広島(鯉城スクール、崇徳中学)との合同練習でした。(美作ラグビー場)

9月12日に東広島市で鯉城と合同練習をした時は、鯉城の3年生に欠席者が数人いたこともあり、どちらかと言えば岡山の選手が目立ち、他チーム(もちろん中国選抜では同じチームです)ながら少し心配していましたが、今日は全員参加し、プレーも以前の「元気」に近づいてきているようでした。

また、崇徳中の5人も2年生も含めて、なかなか元気でした。

さて、今回は、岡山の選手、特に3年生のうち主力の2人が、やむをえない都合で欠席しました。
参加した選手は、個々の力を発揮していたと思いますが、気になるのは「声」です。
プレーの中での声(指示、状況伝達)は出していると思いますが、他のチームの選手や2年生を引っ張るためには、それに加えて「引っ張る」ような声が必要です。

「声」については、岡山として試合をする時に比べて、混合チームになると、なぜか「引っ張るような声」が少なくなるようです。3年生は特に、次回の練習から、こういった点も意識していこう。

合同練習については、おそらく次回の練習から正式に「中国選抜」としての練習になると思います。

前回は鯉城に、今回は岡山に、それぞれ3年生の欠席者が数人いましたが、中国選抜入り、さらに先発出場をねらうのであれば、まずは「選抜練習」に「参加」することが必要です。
ケガしているような時でも、参加して練習を見ることも重要です。そうすることで、治り次第同じプレーができます。
もちろん、選抜練習に参加して、そこでいいプレーをするには、個別チームでの練習や平素の練習も大切です。

自分の仲間やチームに対する責任感、自分がいないと参加した他の人に迷惑がかかる、そういう意識が無いと選抜の競争に勝ち残れません。

ところで、今日の合同練習では、大型選手のM井も、試合に出場しました。
まだまだですが、以前よりはかなり走れるようになっています。がんばろう。

●今日見てくれた、尾道高校の田Nコーチから、全員への3言。
(その1)
 内側からのディフェンス(フォワードだけでなくバックスも)が遅いし、弱い。 
(その2)
 バックスのディフェンスの最初の方向が、斜めすぎる。(岡山の選手は、タメはあるが、今回は出足のスピードが少し遅い)
(その3)
 モール、ラックでの立つ位置のオフサイドが多い。(モール、ラックに近づきすぎるとボールが見えず、前に出てしまう)


●ブログ担当コーチから岡山の選手へ
(その1)
 バックスは外に回すことが多く単純。これでは北条北を中心としたバックスに勝てない。
 バックスは岡山の3年生が多いのだから、方向を変えるデコイランなど、自分たちでプレーを組立てること。
 FWが合同で単一チームより強い(対面のチームも強くなってはいるが)ので、いつもよりもっと楽しいハズ。
(その2)
 フォワードは、リップターン、ガット、ショートパス等、もっとつなぐプレーができるはず。
 広島の大型(岡山よりは)のフォワードのプレーに合わせて単調に当たると、自分たちの個性が消える。
(その3)
 バックスのディフェンスの出足のスピードが、外から見ると岡山の方が遅め。
 ボールが空中にある間は、トップスピードで相手との間合いを詰めることが基本。
 実際に広島の選手と組んだときにどんな感じだったのか(どうするべきか、特に問題ないか)、よく整理しておくこと。


最後に、

 合同チームになった時に、遠慮して「自分たちのプレー」を最初からしないのでは、合同の意味がない。
 あるプレーをやる前に「これをやってもいいですか?」ではなく、やった後で、「このプレーをやろう」「このプレーをどう思うか」でよい。
 現在のような段階で、戦術について(他チームのコーチに対しても)遠慮する必要はないと思います。