岡山ジュニアラグビースクール(岡山ラグビースクール中学部)の記録

中学生や保護者が、チャレンジを楽しみ、充実した時間を共有した活動の記録です。

プレッシャー 2ケース

2010年09月01日 | ビデオ連続画像
岡山VS広島の試合です。(岡山のディフェンス)

1)スクラムからのディフェンス

この画像でいいのは、岡山のスクラムの姿勢です。
いい姿勢で低いスクラムを組んでいます。
中学生の場合、スクラムで押し合うことはありませんが、キッチリとしたした姿勢は特にフロント(プロップ、フッカー)のスタミナ維持や、出足の早さにつながります。


ブラインド側のロックがいいプレッシャーをかけています。


相手側のスタンドが横に(後ろ気味に)走っています。
この場合の次のパターンは、センター(インサイド、アウトサイド)やフルバックが縦に入って来るか、もしくは、スタンドがさらに持って走るかです。
岡山の選手は、両ロック、スタンド、センター2人が、きっちり相手にプレッシャーをかけています。


第2センターが、第1センターより少し前に出て、スペースを埋めています。
練習通りのことができています。


この画像では第2センターが少し待ち気味になっています。
スタンドからパスされたボールが空中にあるうちに、第2センターはトップスピードで相手との間隔を詰めてほしいと思います。



2)こぼれ球へのプレッシャー

上の画像からの続きです。
結果的に相手はパスミスとなりました。


第2センターがプレッシャーをかけ、さらにウイングが外からディフェンスに行っています。


第2センターとウイングがせりあい、内側からは第1センターが来ています。


第2センターがタックルしました。
ここで一つ課題が見えます。
相手の2人目と、岡山2人目(ウイング)が近くにいますが、結果的に相手の方のサポートが早く、岡山のウイングは見てしまっています。


相手が倒れながら後ろに出したボールに対して、第1センターが前に出て(相手を越えて)プレッシャーをかけようとしています。
今回は、結果的に早すぎたということでペナルティを取られたと思いますが、ボールにしかけるという練習通りのプレーができています。


さらに、他の選手も相手の倒れた選手を越えて前にプレッシャーをかけるというイメージでプレーできています。
この意識(相手をまたぐ、ボールにしかける)を是非忘れずに。




ディフェンス

2010年09月01日 | ビデオ連続画像
ラックからの相手ボールです。
岡山の選手が全体的にポイントに寄っており、相手は外に人数が残っている状況です。


人数的には相手があまっている状態ですが、この場面では、バックスの選手が相手にプレッシャーをかけに上がっています。
結果的に、相手に思い切ってプレッシャ-をかけて早くパスさせたことが、あとのディフェンスにうまくつながっていきました。


ゲインラインよりかなり相手陣内でパスをまわしており、味方のバッキングの選手も、何とかまにあいそうな状況です。
また、上の画像で、あがっていったバックスの選手も、相手に外にパスさせた後も内側からプレッシャーをかけ続けています。(相手の人数が多い時のディフェンスのいい見本です)


岡山の外側3人の選手も、一人が前、残る2人はバッキング方向と、うまく走っています。




岡山の次の選手のスピードを考えると、もし振り切られていても次の選手が確実にバッキングで止められたと思います。


以下、タックル後の2人(岡山)対1人の状況をはじめ、岡山の選手が画像内に多く写っています。
この一連の動きの中では、全員がよく走っていることがわかります。


一番最初のラックの位置と比べても、あまり大きなゲインはされていないことがよくわかると思います。






結果的には、この後さらに相手が数回つなぎますが、ターンオーバーしてピンチをのがれました。