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一級建築士事務所 サトウ工務店

自然素材を使い省エネと快適性をデザインする 新潟の家

抜群のロケーション、耐震等級3

2015年09月15日 | 島潟の住宅




先日着工した[島潟の住宅] 抜群のロケーション。

早くも基礎の配筋検査です。 異なる2つの機関に検査して頂きました。




地盤がすこぶる良好で、地盤改良は不要

地盤の支持力は、50kN/㎡あれば良好とされるところ、

なんと、上限値の120kN/㎡ 



よって、改良などの必要もなく早々に基礎工事に着手できました。

地盤や基礎もしっかりしていますが、この上に建つ木軸も構造的に安定した建物なので

今回は耐震等級3も楽にクリア。



耐震等級1は建築基準法程度。

耐震等級2は基準法の1.25倍。

そして、耐震等級3は基準法の1.5倍。の耐震性があることになります。



長期優良住宅の認定には耐震等級2以上である事が必要ですので、

弊社の仕様は最低でも基準法の1.25倍の耐震性があります。



今物件では、いつもより特別に強度を上げたわけではないのですが、

構造的にが安定したプランなので、いつもの仕様のままお金をかけずに

簡単に基準法の1.5倍の耐震等級3をクリアしちゃいました。



壁(耐力壁)や床(水平構面)がバランスよく適度にあれば、それだけで地震に強くなるという事なんです。 

もちろん、高強度の壁や床を作ればそれなりに地震に強くなります。

しかしバランスの悪い建物では、耐震等級3のクリアはそう簡単にはできません


島潟の住宅は、バランスがいいといっても、真四角な総2階ではありません。

実はけっこう凹凸しています。 




でもこの凸凹は間取り優先で考えたカタチではなく、

どちらかというと、構造的に壁や床のバランスを優先としたカタチなんです。

そして結果的に、使いやすい間取りとカッコイイ外観も出来た。

といった具合です。


住宅のプランニングというと、普通は[間取りが命]という感じになってしまいますが、

どんなに使いやすい間取りでも、家族の命は守ってくれません。


弊社では、まずは構造を優先にプランを考えます。

(そのわりにはアクロバティックな住まいが多いですけど・・・
(いいえ、構造優先だからできるのです。


もちろん、使い勝手、温熱環境、省エネ、意匠、などなどたくさんの要素をバランスよく考えますが

でも、一番大切なのはご家族の命。ですよね。



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