一級建築士事務所 サトウ工務店

自然素材を使い省エネと快適性をデザインする 新潟の家

ジョリパットの下地

2007年07月07日 | ミカンノイエ

ミカンノイエのポーチ部分の外壁は、白になります。

黒い部分が、ガルバリュウムですので、質感を替えて

ジョリパット(塗り壁)で仕上ます。

同じ材質で、色だけ替えてしまうと

とてもプアーな感じになってしまうので

全く違う材質を選びました。

塗り壁の場合、継ぎ目がなくなって

とても、カッコよく仕上りますが

クラック(ひび割れ)が危惧されます。

特に新潟県では、凍害などもあり

関東以南では、ポピュラーなモルタル下地も

この地域では、おすすめできません。

そこで、今回は、

下地材として、窯業系サイディングを張って

(グレーのボードです)

Img_1303Img_1312

継ぎ目を埋めて、無目地にします。

実際には伸び縮みします。ここがポイント!

(ネットを貼って、シールします。)

Img_1338 Img_1339

その上に弾力性のあるジョリパットで仕上ます。

少々高価な仕様ですね。

ミカンノイエでは、わずかな面積の施工ですが

玄関に入るまでの 細長いポーチ部分が全て、

このジョリパットなので、

すごく高級感というか、本物らしさが感じられると思います。

外壁の大部分に、ローコストのガルバリュウムを使用していても

この部分に、少しお金をかけると家の印象が

ずいぶん良くなると思います。

仕上げ塗りは、天候の良い日を待って

一気に仕上げたいと思っています。

とても楽しみです。

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