先日のブログで、防水テープは手でなでるくらいでは、本来の粘着力が発揮できない。とお話しました。
では、弊社の職人はどうやっているのか?
写真の様に専用のスキージーを使い、しっかりシゴいています。
接着する対象物の表面にある細かい凸凹を、粘着面で隙間なくおおうことで、しっかりと接着するのです。
濡れたビニール傘のヒダがピッタリとくっつく現象と同じです。
つまり、防水テープをスキージーでギューっとこすることで、空気を抜き 濡れた状態をつくります。
手でいくらこすっても、こういう状態にする事は難しいのです。 ましてや軍手をした状態では不可能です。
検査や施工マニュアルではあらゆる箇所で[テープを貼る]必要がありますが、どのように貼る(接着力を発揮させる)か?については触れていません 残念ながら貼ってさえあればOKなんです。
防水や気密のために必要があるからテープを貼るのですから、もうひと手間かけてテープの性能を100%発揮させたいものです。
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