一級建築士事務所 サトウ工務店

自然素材を使い省エネと快適性をデザインする 新潟の家

片持ちスラブのポーチ階段

2010年07月28日 | 西裏館の住宅

西裏館の住宅の基礎工事がいよいよ大詰め。

メインの構造部分は、完了していますが

これから、内部の防湿コンクリートと、ポーチ階段造りです。

Cimg0610

基礎屋さんは、ポーチの型枠の下に潜り込んでの超難工事です。

足がちょっと出ているのが見えますか?




このポーチ階段が、ちょっと個性的になります。

玄関ドアが普通より少し高い位置にあり

そこまでの階段が、片持ちになっています。

こんな感じ ↓

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一見、不安定でとても強度も必要そうに見えますが

実は、1番下の階段が地に付いているので、

実際には、見た目ほどムリな構造ではないのです。

でも、型を外す時にはちょっとドキドキするんだろうな~。



それに合わせて、ポーチの屋根もやや不安定な形状です。

西裏館の住宅の外観は、基本的にマッシブでとても安定した形状ですが

このポーチ階段と屋根の不安定さが、

少しピリっとスパイスとなって効いています。




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