一級建築士事務所 サトウ工務店

自然素材を使い省エネと快適性をデザインする 新潟の家

新たなプロジェクト(見附の住宅)

2010年07月01日 | 見附の住宅

新たなプロジェクトが、進行中です。

只今、構造計算や申請業務、

そして詳細のコーディネートを検討中。

施主様は、東京在住 一流企業にお勤めの多忙な方。

なかなか毎週打合せ、とはいきませんでしたが。

お時間のゆるす限り、たびたび 新潟まで足を運んで頂き

基本設計がまとまりました。

外観は、こちら ↓

Photo_3

とても伸びやかで洗練された感じになりました。

間取りを考える際、一般的には

1階の間取りを考え、2階の間取りを考え、最後に外観を整える。

ですが、そーすると よくあるのが、

1階と2階の構造がズレてしまったり、

室内空間に立体感がなくなったり、

外観デザインが後付けとなり、フォルムが整わなくなり、

最終的に 表面的な装飾でごまかすしかなくなってしまいます。

そこで、

ある程度、各部屋の配置が決まったら

家全体のボリュームを、立体的なブロックとして考えます。

例えば、この部屋に光を入れるにはここを削って凹みを・・・

ここに落着きや目隠しがほしいから、凸を付け加えて・・・

と、彫刻や積木や模型を造る様に 検討する手法があります。

すると、外観や室内空間が立体的にまとまり

構造的にも無理のかからない住宅を設計できます。

この見附の住宅もこのような手法をとって設計しました。

こんな感じに ↓

Photo_4

結果的に、外壁材に色や装飾を使わず

白一色で表現したパースで見ても

とてもきれいにまとまった外観フォルムとなりました。

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