燕の住宅の外壁を張っています。
今回は、ガルバリュウム鋼板。
長さ8M以上、継ぎ目ナシで施工しています。
このガルバリュウムは、何といっても、耐久性が魅力です。
しかも低価格。
◆
しかし、注意点がいくつかあります。
①、まず、使い方によっては安っぽく見えるので、
折り形状やカラーの選択が重要です。
②、次に、これだけでは防火構造とならないので
防火認定の取れた下地材との組合わせが必要です。
③、そして、ガルバリュウム鋼板自体は、耐久性が高いのですが
その表面の塗装が問題になってきます。
一般のガルバリュウム鋼板の表面塗装は
ポリエステル系やアクリル系。
これらの耐久性は、10年程度でしょうか?
実際、保証も10年までです。
その後は、色落ちや白化現象がおこります。
塗り替えも検討しなくては、いけません。
そこで、おすすめしているのは
日鉄鋼板の「耐摩カラーGL」です。
ガラス繊維強化塗膜で、耐久性が格段にアップした商品です。
カラーは限られていますが、
保証は15年に延長、発売以来20年以上経ちますが
今の所、顕著な劣化がみられた現場はありません。
ガルバリュウム鋼板といえば、
とてもポピュラーな外壁材の一つになっていますが
ガルバリュウムなら、全部が全部「メンテンスいらず」
と云うわけではないのですよ。
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