昨日、スチール階段が現場に搬入されました。
ちょっとヘンな形? (^_^;)
完成予想図はこんな感じです。↓
手すり等、少々変更はありますが
階段は、ほぼこんな感じです。
玄関ホール脇に取り付く階段なので
インテリア性を重視してあります。
でも、単に格好をつけた訳ではないんですよ。
この形には、ちゃんとした理由があります。
力学が分かる人は、なんとなく分かると思いますが
まず、これを見てください↓
A側が壁、
ACBラインが持出した階段の踏板、
C点に人の荷重がかかったと仮定し
応力図に表した曲げモーメント図です。
その力を効率よく支えるために、この図を上下反転した形が
今回の階段の形そのままなのです。
わかりますか? (^_^;)
なんとなく分かりますよね。
つまり、力学的に理にかなった最小限の形を
そのままデザインしたのです。
私は、思います。
理にかなった物
本当の物 って
きっと、年月がたっても あきずに
美しさが保たれるのではないでしょうか。
表面的な装飾だけにこだわらず、
そんな長く愛して頂ける住宅を
提案していきたいです。
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