goo blog サービス終了のお知らせ 

一級建築士事務所 サトウ工務店

自然素材を使い省エネと快適性をデザインする 新潟の家

シンプルな納まり、外壁と階段

2014年12月18日 | 女池上山の住宅
女池上山の住宅の進捗状況。

外部。足場が外れました。
これで外観が良くわかります。とてもシンプルで端正な佇まい


この敷地の並びの住宅は、全て違う建築会社の個性的な住まいが建築中です。
そんな中でも一番シンプルでクセのない外観かな・・・( 斜めに建っている事 以外は・・・

新潟県産杉の羽目板を白い保護塗料で仕上げました。
素材や納まりを極力シンプルで目立たないものにしています。



内部では、階段がかかりました。
木と鉄のハイブリッド階段です。


通常、木と鉄の取り合いはビスやボルト等で留めるのですが、
ここでもシンプルで目立たなくさせるために、ひと工夫。


ビスやボルトがなく、スッキリ納まっています。
取付方法は・・・ 今のところ企業秘密ということで

2階では、一部に国産合板を使い、木材利用ポイントを利用します。
構造用合板にしては、結構きれいな木目で良かった


これなら、メインの壁材モイスとの相性も文句なしです。


にほんブログ村 住まいブログ 住宅設計・住宅建築家へにほんブログ村

「斜めの配置」と「水平連続地窓」の解

2014年12月06日 | 女池上山の住宅
女池上山の住宅。分譲地内は超新築工事ラッシュ!で道路は大混雑 
廻りの敷地もほぼ住宅で埋まってきました。

ご近所の住宅と比べると弊社の「女池上山の住宅」はとってもコンパクト。
そして、敷地に対して斜めに建っています。


なぜ? 斜めに計画したかと言いますと、目立ちたいから・・・ ではないですよ
「開口部に良好な日差しを入れたいために真南に向ける。」そのために斜めにすることもありますが、
今回の場合は、ちょっと違います。 以下で理由をご説明いたします。



まず、今物件の敷地条件は分譲地北側の緑色の区画部分。図面上が北で、下が南です。

東西両側と南裏側には隣家が建つことになります。

ここで、普通に住宅を建てると・・・

こんな風に、とっても日当たりが悪く暗い住まいになってしまいます。 

南側(図面下側)区画のお住まいは、駐車スペースやお庭を設けるために建物を北側(図面上側)に配置します。
必然的に日当たり良好な明るい住まいになります。(ただし、プライバーの確保が難しいです。)

逆に、今物件の様な北側(図面上側)区画のお住まいは、駐車スペースを確保すると、建物が南側に寄ってしまい日当たりの良いお庭や明るく開放的なリビングは期待できません。

例えば、ビルトインガレージなどで工夫して、

建物を北側(道路側)に寄せて建てられれば、多少は明るいリビングが可能です。

しかし・・・ それでもお庭にはあまり日が当たらずジメジメに。 またリビング窓の外はすぐ裏の家なのでプライバシーの確保が取れずに、結局日中からカーテンを閉めっぱなしに・・・。 ちょっと残念な結果になるかもしれません。

そこで、「女池上山の住宅」では
敷地に対し住まいを斜めに配置。

それにより空いた三角地を駐車スペースに活用。


さらに、南に空いた三角地はお庭に。ただそこに普通に大きな開口のサッシを設けても隣地とのプライバシーの問題が出てきますので、以前ご紹介した水平連続の地窓からお庭を取り込む事にしました。


こういった工夫で、外部に対して開放的になり、かつシッカリとプライバシーを確保する事ができました。

「斜めの配置」も「水平連続の地窓」はそんな理由から出てきたもの。 単に「カッコいいから」とか「ユニークだから」といった理由で設計はしておりません

シッカリと意味のあるデザインは何年たっても残るはず。 逆に表面的につくろった意味のないデザインは数年で陳腐なものになってしまうだと思います。


にほんブログ村 住まいブログ 住宅設計・住宅建築家へにほんブログ村

外壁と防水と床と接着工法とまとめて

2014年11月19日 | 女池上山の住宅

女池上山の住宅も順調に工事は進んでいます。

まずは、前面道路からは見えにくい部分の外壁。
安価で耐久性のあるガルバリュウム鋼板をチョイス。


電力会社に申請して幹線の引込み線を壁の中に隠蔽したり


雨樋一体の下屋根としたり、


なるべくシンプルで余計なものが見えない様に・・・
でも、逆に複雑で面倒な手間をかけます。


前面道路から見える外壁は、新潟県産の杉板を使った外壁になります。
工場で塗装まで完了していますので、晴れ間を見計らって施工に入ります。

サイディングの見本市みたいな・・・この分譲地の中では、ちょっと珍しい外壁になりそうです。
かといって「浮く」事はなさそうです。木目がうっすら見えるやさしい感じのホワイト塗装仕上げです。



内部は・・・

浴室はFRP防水まで完了。


各室の床板張りもほぼ完了。


バーチとパインの無垢床材、1階と2階でちょっと雰囲気を変えます。


そして、もうまもなくすると、階段の手摺やフレームが納品されます。
スチール部材は最後にビス止めして納めるのが一般的。

しかし今回は、部分的ですがビスを見せない接着工法にチャレンジ
似たような前例も見当たらない・・・ ドキドキとワクワクが半分づつ

乞うご期待 (自分が一番ね・・・

にほんブログ村 住まいブログ 住宅設計・住宅建築家へにほんブログ村

断熱充填・造作浴室・水平連続窓・トップライト

2014年11月03日 | 女池上山の住宅
ひさびさの更新です。・・・ 勝手にブログも引越したり・・・ HPのリンクも切れたまま・・・
別にやる気がないわけではないのですが、忙しさにかまけて少々怠けておりました。

当然、その間にも現場はドンドン進んでいます。

女池上山の住宅では、外廻りが耐力面材モイスとタイベックでふさがれ
内部からは断熱材の充填まで完了。

きれいな現場です。

造作の浴室は下地まで完了。このあとFRP防水となります。


リビングの水平連続窓も、構造用合板で壁梁が作られ、あと釘を打てばつっかえ棒を外す事ができます。
7m幅の柱のない窓になります。 楽しみじゃ


北側のトップライトからは、一日中安定した明りが家の中心に落ちています。
ウン!これは絶対に気持ちいい空間になります うんうん


ランキングの応援お願いします。クリックしてね。にほんブログ村 住まいブログ 住宅設計・住宅建築家へ


上棟!床の重要性と7mの連続窓

2014年10月06日 | 女池上山の住宅
佐渡(さわたり)の住宅のオープンハウスが無事終了。
おかげさまで大盛況のうちに3週連続のオープンハウスが終了しました。
ご来場頂いたたくさんの皆様、本当にありがとうございました。

と、オープンハウスの準備やお引渡しでバタバタしている間にも
素敵な住まいを2棟上棟させて頂きました。

なかなかブログにアップできなくて、すみませんでした。


まずは、小須戸の住宅

とてもボリューム感あるフレームですが、普通の2階建てとはちょっと違います。

 P9190579

通常の木造は、2階の床が全面に連続して存在していないと、構造的に成り立ちません。
(実際には、構造計算をせずに大きな吹抜けやスキップフロアの家を作っている建築会社もあるみたいですけど・・・

1階の耐力壁の上に2階の床という「フタ」をしてはじめて地震に強い構造になるのです。 もちろん2階の耐力壁の上にも屋根部分を強く固めてフタをする必要があるのです。

「全棟に構造計算を行っています。」と、うたっている会社でも、例えば クリアするレベルが耐震等級1(建築基準法程度)なら、この床(フタ)の強さなどは対象外ですので、この大事な床剛性は計算はされていません。  

つまり、吹抜けだらけだったり、複雑なスキップフロアだったり(ちゃんとフタがされていない)の危険な建物でも、壁量のチェックだけで「構造計算しているから大丈夫です。」と、言って簡単に建てる事ができちゃうのです  怖いでしょ
(でも、これでは長期優良住宅の認定は取得できませんよ~)


ここで、話を戻してこの小須戸の住宅。 実は吹抜けだらけ・・・ というか2階の床(フタ)がほぼない住まい。
今お話したとおり、このままでは強い地震には耐えられません・・・ 

そこで、背の高い大きな平屋(1層)の建物として構造計算する事で安全性を確保する事にしました。
通常より、たくさんの長い柱や、部分的に太い柱を使い、さらに屋根のフタをとても強固なものにしたり、それによりとても強い構造が可能となりました。

今物件は、もちろん耐震等級2以上で長期優良住宅の認定も取得しています。




そして、もう一棟の上棟した物件は、女池上山の住宅

こちらは、2階の床(フタ)も、屋根(フタ)も、シッカリ作るベーシックな構造。

Cimg1877


しかしながら・・・ 一部にすこし変わったフレームが・・・ 


Photo

弊社の設計はどの物件も普通の構造じゃすまないみたいです・・・

構造に縛られない自由な間取りとしたい・・・  そのために「緩い基準の建築基準法をハードルにする?」のではなく、
シッカリとした構造計算により高いレベルの耐震性を確保する事で、安全に自由でダイナミックな住まいが実現できる。 そう考えています。

この変わった構造・・・ 実は、横幅が7m以上の柱のない水平連続窓(地窓)を作るための構造です。 写真ではまだ仮の短い柱が3本立っていますが、そのうち取ってしまいます。

本当に大丈夫なのでしょうか・・・ 続きはまた今度



ランキングの応援お願いします。クリックしてね。
にほんブログ村 住まいブログ 住宅設計・住宅建築家へ