新年あけましておめでとうございます

今年も現場の状況を、ただただ坦々とご紹介していきます。

さっそく、[下大浦の小さな小さな家]の現場には初荷が届きました。

木製サッシです。 すご~く重い

リビングのメインとなる開口部です。 小さい家にはちょっと高価だけれど、ここにはこだわった

フルオープンもできる。 このあと写真左壁にはFIX窓が入りコーナーに視線を開放できる。

この木製サッシは、断熱性能や気密性能が高いのはもちろんですが
やはり素材が[木]でできているっていうのはとにかく気持ちがいい

いまは、空前の[樹脂サッシ]ブーム。
コストパフォーマンス的に考えれば、もちろん[樹脂サッシ]となります。
しかし、フレーム幅のでかい樹脂が室内から見えるのには、どーも抵抗がある。

また、開きタイプやサイズが限定的で選択範囲が少なく満足できない場合も多い。
特に景観を取入れるためのリビングのサッシなどにはこだわりたい。
限られたサッシのサイズやタイプに合せてプランをたてる事は避け、
プランニングを優先にして、それに合うサッシを探す。もし存在しない場合は作る。

素材もできれば、[リアルな素材]を使いたい。
そんなこんなで、当社では今回のようにオーダー品の木製サッシの場合もあるが
状況によっては、汎用性の高いオールアルミのサッシだって平気で採用します。

かといって、もちろん結露させたり、寒い思いは絶対にさせません

省エネ性と快適性は犠牲にしない工夫をしっかり施します。
高性能な樹脂サッシさえ使えば、快適で省エネな暮らしができると思ったら、全くの大間違い

窓の位置や大きさを無駄なく最適化しする。それと並行して高性能なサッシを使うべきなのである。
どんな高性能なサッシでも、無駄な大きさだったり、必要としない場所に取り付けたら、
冬は熱損失が大きくなり、夏は不要な熱を取得してしまう。マイナス要素しか生まないのだ。
なんだか[樹脂サッシを採用する事]だけが重要になってしまって、窓の位置やサイズの最適化がいい加減になっているのでは?
建築士としての仕事をちゃんとやってるの? 的な話や家も… う~ん まあ…ね、ね。
話は変えて… 本日は同時に木製の玄関ドアも納品。

こちらもすこぶる高い断熱性能と意匠性を両立。

表面材はウエスタンレッドシダー。
ハンドルがなく、外壁が施工されると枠さえ見えなくなり、フラットでスッキリ


う~ん、小さいけれど、なかなか楽しみな現場ですな

