先週末の「石上のゼロエネハウス」には本当にたくさんの方々にお越し頂き、誠にありがとうございました。 この場を借りてお礼申し上げます。
そして・・・
今週末の2/23(土)・24(日)も続けてオープンハウスをさせて頂く事が決定しました。 会場を快くご提供頂いた施主様には大変感謝いたします。
先週末にお越しいただけなかった方はもちろんの事、2週連続でお越し頂いても大・大歓迎です。
今週は、天気が良ければ太陽光発電の発電状況などもご確認頂けるかと思います。
2/23(土)・24(日) 10:00~17:00(24日は16:00まで)
会場(三条市石上2丁目) http://yahoo.jp/tKP6-Z
(ご予約不要ですが、ご近所にご迷惑とならない様に駐車をお願いします。)
「石上のゼロエネハウス」のオープンハウスを
2/16(土)・17(日) 10:00~17:00 にて行います。 「チラシ」をダウンロード
会場(三条市石上2丁目) http://yahoo.jp/tKP6-Z
(今回はご予約不要ですが、ご近所にご迷惑とならない様に駐車をお願いします。)
ゼロ・エネルギー化推進事業の採択と、長期優良住宅の認定も取得したゼロエネハウスです。
5.5kw大容量の太陽光発電を搭載し、外皮の高断熱化はもちろんのこと 通風や日射をコントロールする事で、快適性を向上しながら省エネ性をとても高いレベルで実現した 自立循環型住宅となっています。
また、内外装には自然素材をふんだんに使用し、全開口のサッシや大きな吹抜けの流れる様な空間は、住まう人の心地良さをより一層引き立てます。
脚のないテーブル一体のオーダーキッチン、ガラスブロック壁、内装用モイス、半スケルトン階段、南北の全開口サッシなどなど 見所満載の住宅です。
皆さまのお越しを心よりお待ちしております。
石上のゼロエネハウスの現場は、大工工事もあと少しとなりました。 造作家具など細かい作業に入っています。
そして、いよいよ脚のないダイニングテーブル一体キッチンの造作です。
骨組みにスチール(鉄)を使い テーブルが跳ね出しできる様にフレームを製作。 これにより、とりあえずダイニングテーブルに脚がなくても浮いているわけです。
しかし、この頑丈そうなスチールフレームでさえも、実は計算するとまだ強度が不足しています。 十分な荷重を支える事ができるのですが、その際のたわみが少し大きくでます。
たわみ量を完全にゼロとする事はできないが、可能な限りたわみを小さくして 使い心地に違和感が出ない様にしたいのです。
そこで、このスチールフレームにもう一工夫。 (以前に問題を出しましたが、正解者は残念ながらゼロ おしい方は居られました。)
このスチールフレームは角パイプでできています。パイプの内部は空洞です。 この空洞に無収縮モルタル(セメント)を充填するのです。(←これが正解)
すると、モルタル充填鋼管という構造になります。 内部に充填された圧縮に強いモルタル(セメント)を、外部の引張りに強いスチール鋼管が拘束し、部材の変形を強固に抑えます。 最強の構造ですね。
この構造の注意点は、自重が重くなる点。 いくら強度が上がっても自身が重すぎては負担が大きくなるばかりです。 部材のサイズと強度のバランスがポイントです。
今回の様に構造計算までしてキッチンを設計するのはとてもまれなケースですが、基本となる建築の構造計算をシッカリとできる能力があれば、こんな様々な応用もでき 設計がより楽しくなります。 そして、何よりもお客様に安心して頂けます。
石上のゼロエネハウスの玄関ポーチです。
玄関ポーチの吹込みを防止しながらも、明るさや開放性を損なわない様に、ガラスブロックで壁を作っています。
養生のためにまだビニールがかかっていますが、青みがかったガラスがとてもきれいです。
通常、ガラスブロックの施行というと、ガラスブロックを支えるために、アルミや鉄で組んだフレームや、壁面をくり抜いた中に、ガラスブロックをはめ込む方法が普通です。 ガラスブロックだけを積み上げても地震などで簡単に倒れてしまうからです。
しかし、当社が行うガラスブロック工事には、その支えるフレームが存在しません。 特殊な工法で自立させ、ガラスブロックだけが積まれた様に、スッキリきれいに見せる事が可能です。
ですから、こんな塀や ↓
こんな仕切りや ↓
こんな建物だってできちゃいます。 ↓
もちろん、地震がきても平気です。