新年を迎えて

　12月の総選挙から慌ただしい中で新年になりました。皆様はどのような新年をお迎えになられましたでしょうか。今年も皆様にとりまして、穏やかな生活の中で健康に恵まれ、いつも明るく笑って過ごしていただけるようお祈りしています。私の料理教室も、健康な状態をずっと維持できるように、生徒の皆さんと一緒に考えて頑張っていきたいと思っています。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
　今回は、お正月でご馳走を食べ過ぎてしまった方も多いと思い、おかゆを作りました。中華がゆは本来は２時間位かけて作りますが、ここでは短時間で薄味に仕上げる方法で実施しました。出来栄えはとてもよく、味もおいしいと喜んでいただきました。体もよく温まり、受験期の方の夜食にも向くと思われます。
　そのおかゆに合う御惣菜に、揚げ鯖の煮おろしと玉ねぎと竹輪のごま酢和えを致しました。両方ともさっぱりといただけます。玉ねぎをごま酢あえにしましたのは、お正月の野菜が高く、もったいないと思い玉ねぎにしました。玉ねぎを茹でる時は、熱湯に玉ねぎを入れ、再度沸騰した時点で火からおろしザルに上げていただくと、玉ねぎのサクサクした歯ごたえがあり、玉ねぎ独特の匂いも薄らぎ美味しくいただけます。ご飯のおかずやお酒のおつまみにもなります。この和え物を始めて召し上がる方ばかりで心配でしたが、とてもおいしいと喜んでいただきほっとしました。
　デザートのレモンパイは、１２月にご希望があり、早く実施ししようと今回に入れました。国産レモンのおいしい季節ですので、是非ご利用下さい。このレモンパイはお一人１台ずつ作ろうと思い、四角のパイシートを利用することに致しました。先に容器になるパイを焼き、その中へレモンクリームを入れる方法で実施しました。最後にレモンパイ本来のスライスレモンを飾ります。このレモンが酸っぱかったり苦かったり致しますので、シロップを作りその中へ漬け込み少でも和らげようと致しました。出来栄えは皆様とても初心者とは思えない出来映えで、美味しく食べていただく事が出来ました。
　冬本番になり、寒さのため体調を崩してしまいがちですが、お体を大切にお過ごし下さい。