月も変わり、夏から本格的な秋に。 午後の陽射しはまだまだ夏並みのよう。
我が家のリビングの壁の絵も選手交代です。
「カトラン」(cathelin)との出会いは、 博多時代にデパートでの展示即売会だった。
小さな絵ですが、はっと目を奪われました。
構図の斬新さ・・・色彩の鮮烈なこと。
絵と言うより~、「詩」のように。
また、色彩の濃淡の微妙な表現・・・・
息を呑んだ記憶があります。 タイトル「床の間」
絵の寸法は 縦31cm 横18cm
小品ですが・・・インパクトがあります。
ことに、この「朱」の見事な鮮やかさ。
懐も考えずに即決しました。
この 絵は いつも部屋のどこかに 必ず 架けられています。
その後、2点ほど 少し大きな作品を購入・・・我が家のリビングの柱になり、「春」「秋」
に、替えながら楽しんでいます。
「赤いテーブルの紫陽花と唐辛子」
額寸では 横100cm 縦76cm
1989年作のリトグラフです。
この絵は横浜のリトグラフ専門店で
購入・・・バブル時の買い物でした。
恐らく、現在はぐ~んとdown かも?
この色彩の魔術師の腕に惚れたのですから・・・悔いなしです。
もう 1点が 今日 掛けられる作品で
「インドバラと唐辛子」 これも リトグラフ 縦73.3cm 横46cm
green, black, yellow, brown
この静かな色の組み合わせ
直線と曲線
明と暗のコントラスト
「絵」が、そこにあるだけで気持ちが
落ち着きます。
いい絵(自分が好きな絵を言います。)が
あることで幸せになれるのです。
1枚の絵が、洒落た時間にさせてくれます。
「cathelin」の絵を架けている店・・ 私の実感ですが、どこもセンスのいい店です。
きっとオーナーさんも、カトランの絵が気に入っているのだと・・・。
そう言えば、札幌にあるチョコレートの名店 「royce'」
そこにはロイズ博物館があり、カトランの絵を展示してます。
きっと、どこかで 1枚の絵に出合って・・・それから 趣味が高じて・・・博物館?
ほんと cathelinの絵・・・・「いい絵です」