2/11(月・祝日) 昨日、沿線に住んでいる二女が三歳の息子・瑠璃を伴って来た。我が家で昼ごはんを食べてから、渋谷のプラネタリウムに行くとのことで。
食事の後で瑠璃が部屋にきて「ニイサンも一緒に行こう!」と誘う。天気は良さそうだし、偶には一緒もいいかと同行することにした。プラネタリウムに行った記憶は一度だけある。渋谷 東急文化会館にそれがあった時代のことだが。随分と古い記憶ながら覚えている。
友人に星空を見るのが好きな人がいる。そんなこともあり、真昼の都会で星空を見る気になったのかもしれない・・・。
瑠璃の手を引き、目深に被ったキャップに古い革ジャンを着て歩く。電車に乗り、渋谷セリオンタワーの裏手にある「コスモプラネタリウム渋谷」に向かった。朝、部屋の中からでは気づかなかったが、風があり寒かった。
13時の開始時間ギリギリに入ることができた。入って気づいたのは子供向けの時間だった。親子連れが半分以上の席を占めていた。夜空に今の時分の月が浮かび、火星が右に・・・。そして左上にシリウスが輝きはじめる・・・。子供向けの解説がつづく。
いつの間にやウトウトしていたら、早や終演の時間になっていた。短い時間であったが面白かったでいつか、大人向けの時間に、ここでゆっくりと過ごしてみたい。そんな気分でプラネタリウムを出た。次の回に向けて、行列ができていた。
喉が渇いという瑠璃と付き添いの大人で裏手にあるカフェでお茶を飲み、東急・東横店でお土産を買ってから電車に乗った。孫が眠ったので家人に最寄り駅まで付き合うように言い、先に帰宅。晩飯の用意をするのは私だ・・・。
この夜の晩飯は前夜につづき「鍋」だが、「野菜と豚シャブ」である。従って簡単である。そして、前から作りたかった「おから」を煮た。前夜につづいて、入河内大根・人参・ゴボウに蒟蒻の根菜煮を鍋一杯に。根菜煮は三日分ほどもある!。
晩飯には前夜に続き、長女と小学二年生のSORAも一緒だった。かくなる、ありふれた週末をすごしたのである。
一夜明け、月曜日ながら祝日。外はどんよりと暗いが雨も雪も落ちていない。ありふれた朝、今朝も台所に入る。ゴボウと人参の「きんぴら」、小ジャガイモが残っているのでこの皮を剥いて「肉ジャガ」にする。前夜に煮た根菜煮を温める。
昨夜の残り物の「鍋」に野菜を入れ、朝食の準備が完了た。義母に、いり卵と蒲鉾を載せた皿も供し、炊き立てのご飯を一膳。
私は飯を抜いて、サラダにきんぴらと肉ジャガを少々、鍋の野菜と缶ビールである。こうして、朝の儀式は済んだ。
依然として外は暗いままだ。こんな日は、部屋に垂れこめてCDを聴く。ちあき なおみ の中から、劇場・夜間飛行・かなしみ模様・さだめ川・恋挽歌・女どうし・酒場川などが入っている一枚を取りだして・・・。こうして時は経っ、今日も。