2/2(土) 従姉の一周忌の法事がある今日。次の目的地に旅発つTUGAWAさんを安田駅まで送った。昨日の猪猟の感激冷めやらぬように語りながら、駅のホームに上がっていた。
11時前に自宅に戻り、着替えをして100mほどしか離れていない従姉の家に向かう。11時前に着いたが、早や祝詞が始まっていた。神主は、我が同級生である。家での法事の後、皆して墓に詣。殊の外、上天気で真っ青な空には雲一つなかった。
墓参りの後に、すぐそばにある畑に寄った。墓参中に梅の花が目に入り、季節折々の花々を活けていた母のことを思い出し、仏前に飾ろうと思い立ったのだ。小枝を三本ほど切り取った。
畑に居るとすぐに焚火をしたくなる。剪定して積み上げてある枝を燃やし、未だ収穫前のミカン(清美・小夏・甘夏・晩白柚)の写真を撮る。畑からの帰り、橋の上から水が干上がってきた安田川を撮る。
喪服から普段着に着替えて、従姉の家で行われているお清めの宴に顔をだした。ビールや日本酒を酌み交わしながら、猟の話や園芸のことなど聴き、初めて知ることの多さに気づく。茄子のハウス栽培が主流であるので、茄子の温度管理やハウスの設備費など聴けば聞くほど、栽培の農業の奥深さを知ったの次第。
四時ごろとなり、お開きにしようと声をかたはいいが、帰りしな我が家に寄ることになった。従弟の一人が、亡父の書いた書が欲しいと言い出した。三階の戸棚にしまってあった掛け軸の中から、書展で入賞したものを選び三本を渡した。
それから延々と話が続き、二時間近くもビールを飲りながら園芸や猟のこと、はたまた町政のことまで話が及んだのである。
飲みつかれ、聞き疲れてしまった法事の一日であった。が、今日もまたいい一日を過ごした!。葬儀、法事、こんな時しか従弟達とゆっくりと話すことはない。故人がこんな機会を演出してくれてるのだろ・・・。