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オヤジの弁当箱

日々の手作り弁当だけが生甲斐のしょぼくれオヤジ。弁当メニューと併せて日々の雑感を付記。

理と気付き

2009-01-14 | Weblog
生きて行く、仕事をして行く中で、大切なことの一つが、理に「気付く」と云う事ではないだろうか。

折角、日々、日常の中で気付くチャンスがありながら、それを疎かにする。ないがしろにして、やり過ごしてしまう。
勿体無いことと思う。

一日一つに気付き、それを自分のものしていければ一年で365、10年で3650の知恵が増え、無限に広がって行く。

興味を、感心を、疑問をもつ、何故こうなのか・こうなっているのか。理を知る事、追求すること。其処から始まればいい。

面倒ぐさがらない事、一つひとつクリアにして行く。掘り下げて行く、探求する、考える、調べる、身に付け実践する。この繰り返し。


若い頃、入社3年目に気付かされたことがあった。

入社して、二年。転勤できるかな~と、淡い期待を抱いていた。転勤が出世へのステップの時代だった。
どうやら、転勤話があったようだが、当時の局長が「A君は、まだ早いんじゃないか」と僕の人事異動を止めた、と後から知らされた。(とてもいい局長だった。僕の至らなさを良く見ていた)

僕は、現場で3年目に入り、その局長が異動。新しく本社から局長が着任した。

真竹さんと云う局長だった。

着任して1~2ヵ月経った頃、決裁を貰いに局長室に入った。

僕が担当する、電柱折損の賠償請求金額についての案件だった。

この仕事は、前年から僕が担当しており、年に何件か折損事故が発生。その都度、局長決裁を貰って請求書を発行していた。
事務処理要領があり、積算の方程式が定められている。これに沿って、数値を入れれば損害金額が算出できる、ルーチンの仕事。そう思って、機械的に作業をしてきた。


真竹局長には、初めてその案件の決裁を貰うこととなった。

部屋に入り、決裁文書を出すと、局長が内容を説明しろと云う。

「電柱を折られたので、この金額を請求します」と応える。

「何故、この金額になるの?この算出方程式の元となる数値は何処からきてるの」と訊ねる。

僕は、戸惑った。

これまで、そんなことを聞かれたことがない。黙って印を押してくれるものと思っていた。

困った、「調べます」と応えるしかなかった。そして、その根拠となる算出方法の原理原則、法律、適用単金の成り立ち等を勉強した。

あの時の事は、未だ忘れられない。3年間の現場での仕事が、この一点だけでも意味があった。


当時の係長から、基本を、原理原則を、規程を勉強するよう指導されていた。が、僕はその先にあるもの。何故その規程があり、規程が作られる理由・背景までは考えが至ってなかった。
真竹局長の指摘から、少し血が通うようになったかもしれない。自分の仕事が面白くなってきた。

原理原則を知ること、其処が分からずにやる仕事は、単なる作業。誰にでもできること。
本質(理)を知る事から、応用が、改善が、効率化が、そして進化がある。

其処に気付くこと。気付かせてやることが大事。


真竹局長には4年後、本社勤務に於いて再開した。何度か酒の席に誘って頂いた。
昨年、逝去されたことをOB会誌で知った。ご冥福を祈り、気付かせて頂いたことに改めて感謝します。
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今日も朝から

2009-01-14 | Weblog
1/14(水) 6時前に起床し、おもむろに台所に立つ。

先ず、飯を炊かなくてはと、米を三合磨ぎ、炊飯器の電源を入れる。

え~っと、今日のオカズは何だっけ?昨夜考えたメニューが直ぐに浮かんでこない。
やっぱりボケか。

そうそう、インゲンの胡麻味噌和えだ。お湯を沸かし、インゲンを茹でる。

それに、鳥胸肉のチーズ挟み揚げ焼きカレー風味。新メニューにチャレンジ。
処が、焼きすぎてしまった。一寸目を離して別作業に気を取られ・・・残念。

後は、手早くベーコンと小松菜炒め、それに定番の卵焼き。

昨夕、人に会う予定があり弁当箱を持って帰らなかった。
その所為で自分用の飯は、オニギリ。

K君と自分用に小さ目を二個づつ、中は八丈の島味噌とオカカ。

以上、完成。
さて、お味は?

今日のコストは、概算で200~210円/個か。

そう云えば、昨日は外出先で、お客さんとの食事となった。
概算200円の弁当はT・Yに食べてもらった。
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