米国でのコロナウイルスの伝染が収まらずレストランの営業も制限され、店内での食事は中止され、購入して持ち帰る営業のみになった。
政府は細かいところまで関与し、ウイルスの伝染の封じ込みにあらゆる手段を駆使する。入院した高年齢者には治療にも、手遅れで限界があるケースが多く、時間とともに死亡者が増加を続ける。
失業保険の受領者も328万人と増加が止まらない。政府と州政府が全国民にひとり当たり$1200の交付金の支給を始めた。
緊急対策の予算として2兆ドルの資金を準備し、配布を始めた。さすがに先進国だけあって、全国民の苦難の救済の行動は迅速である。これまでから国家が危機に陥った場合の政府の行動のスピードには感心させられる。
トランプ大統領は秋の大統領選を控えて、国民の苦難からの救済に全力をあげる。国民の評価を高める絶好のチャンスが与えられた。天から降ってきた贈り物である。
本日の市場ではテーマで物色するより、先行き相場の人気が続いた場合のリード役になる銘柄に人気が出はじめた。
今後も相場の上昇局面では注目される銘柄群である。
目先は富士写真フイルム(4901),ソニー(6758)、任天堂(7974)、東京エレクトロン(8035)、ファーストリテイリング(9983)、ソフトバンク(9984)に注目したい。