NY株がまちまちの動きだ。
米連銀のFOMCでは引き続き資産買上げの縮小が確認されたが、量的緩和後についての言及はなく相場へのインパクトはなかった。最近は相場の調整を予想する向きが多くなり、弱気筋にとっては肩透かしを食らった感じである。
東京市場へのインパクトという面では円安トレンドへの回帰が注目点だ。市場では最近、トヨタ自の株価が強いが今日の円安を見込んでいた感じだ。自動車が先頭を切って日経平均の戻り高値の更新を目指す動きが始まった。今回の相場の反騰局面では日経平均の対25日への乖離率、同騰落率の上昇がない、足取りの確かな上昇トレンドである。
決算発表が始まった。
昨日はコロブラ(3668)の決算の好調が目立った。2014年9月期の9ヵ月決算が出たが売上が3倍強になった。決算発表ごとに増額修正され今回も3回目である。SNSゲームのビジネスモデルの売上増に対しての利益の感応度の強さが示された。製品の人気化とともに効果的な広告を打ち、それが足元の成長を支えるというパターンが続いている。ガンホー・オンラインやミクシィなどとうは異なり、ヒット製品の数が多く、開発陣の活動がフルに生かされている。
引き続き市場では一部の人気株の強い物色人気が続く。今週は先に公開されたフリークアウト(6094)に注目したが、引き続きコロブラにも注目したい。