足立 真一のTriton Blog

株式投資の実践、グローバルな視点での投資戦略。
銘柄選択は、成長株、中・小型株、新興市場株にバイアスを置く。

米国株は好調

2013-10-26 08:27:52 | 株式

 NY株は連騰しS&P500は史上最高値を塗り替えたほか、ナスダック指数も4000台乗せも視野に入ってきた(本日の引け値3943.36)。

 ハイテクが高い。アマゾン(AMZN)の決算は損失であったが、株価は+10%と急騰した。またマイクロソフトは好決算を材料に+6%、オンラインゲームのジンガ(ZNGA)も業績が好転して+6%となった。好悪材料の話題の多い銘柄に人気が集まり市場では先行きに自信がみられる。

話題を2つ。

 ツイッターは11月中に公開が予定されてIPO価格は$17~$20の価格帯が予想されている。印象としては株価の事前の人気の割りに“安い”と個人投資家は感じているようだが、割安でスタートして公開後の人気を狙う。フェイスブックが公開後に不人気であった2の舞になりたくないという配慮が経営者にはある。IPO価格をめぐって様々な見方が出ている。

 いま一つは中国の超大手のアリババ。香港への上場をいったんは断念したが、取引所がアリババの条件(公開時のに経営陣による持ち分を増加)について交渉にはいると伝えられている。

 中国としては歴史的な公開銘柄になるだけに、自国でのIPOを望む声が日増しに高まる。

 海外の株式市場の雰囲気は良好。

 問題は東京市場だが、来週から本格化する決算が目先の相場の行方を左右するだろう。