ウォール街は小反発。今週の立ち会い日5日間の内、株価は4日間下落した。
この日の落ち着きは共和党との間に財務限問題で歩み寄りの期待観が出てきたことが一因。
CNNMoney がエコノミスト22人を対象に調査したところでは、問題の解決が長引いた時には米国はリセッション突入を予想している。2008年のリーマンショック時には恐慌の瀬戸際から救い出した財政・金融政策は今回は麻痺したまま。米国が不況に突入すれば世界経済にも大きな影響を及ぼすことは政治家が熟知しているはず。今月17日が予算執行面でのデッドラインになるが、週末の時間の間で解決の糸口を見つけることができるかどうか?金曜日は9月の雇用統計の発表もできなかった。
いま一つの話題は11月に公開されるツイッター(TETR)の新規公開。昨年5月のフエィスブック以来の大物の公開で、フエィスブックの公開後の混乱を逆手にとってヘッジファンドなど多くのプロの投資家が利益をあげた。
昨日は珍事が現れた。2008年破綻した企業ツイッター・ホーム・エンターテイメント(TWTQ)の株価が店頭市場で急騰した。合理性と知性が蔓延するウォール街でも。このような現象がみられるのはツイッターの公開に大きな期待が生まれている証明でもある。
東京市場はウォール街の波乱の影響をうけ、やはり方向感がみえない。ただ個々の銘柄では調整が進んできたのは注目点だ。
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