黒田日銀総裁の金融政策について昨日の海外の反応をみてみた。
まずブシュ大統領の金融アドバイザーであったP.マルムグレン
「あらゆる点で前代未聞。特にリフレ政策は異例だ」
ビル・グロス(ピムコ投資顧問の経営者)、ジョージ・ソロス(カンタムエンドメント・ファンド)
「円相場の大幅安をもたらすだろう。他国が耐えられずG7で問題になるだろう」
イエレン米連銀副議長
「成功すれば世界経済の成長には貢献するし、米国にとってもプラス」
(講演会での質問に応えて)
ブルンバーグのニュースの中から拾い上げたが、昨日の円相場は97.60円で終わった。海外のメデイアが有識者の反応を取材したところでは黒田新総裁への評価は高い。特に日本経済の回復が世界経済に久しぶりにプラスに寄与するというのはうれしい話である。
さて投資家はどう動けばよいか?
幸い東京市場でも上場投信(ETF)が発達してきた。
昨日のTopixは+2.62%であった。
次のETFは野村アセットマネジメントが運用するETFの昨日の上昇率である。
東証リート連動型(1343)+3.28%、同金融(1632)+4.86%、同不動産(1633)+12.73%、同自動車+1.74%、シンプレックスTopixブル2倍型(1568)+5.28%
ETFが相場の転換期に利用する商品として身近になってきた。まず迷わず投資したい。