アメリカが誇るロック・バンド。エアロスミスをご存知でしょうか?
バンド結成から40年近く経った今でもメンバーの変更がなく、国内外で絶大な人気を誇るロック・バンドです。映画「アルマゲドン」の主題歌「ミス・ア・シング」は日本でも結構知られている曲でしょう。
そのエアロスミス。実は解散の危機を迎えていました。
バンドの顔ともいえるボーカルのスティーブン・タイラーが脱退、ギターのジョー・ペリーも「新しいボーカルでやる。」と公言していました。
「新しいボーカルを探す。」とのことだったので、私も喉の調子を整えてオファーを待っていたのが、確か1~2年前のことです。
そのエアロスミスが今度、来日し全国ツアーをするそうです。
メンバーは今までのとおり。つまり解散はなくなった模様です。同時に私のカラオケ通いも無駄になった模様。。
40年間も一緒にやってて、一体何があったのでしょうか?事の真相までは全く知らないので、ネットで調べると出るわ出るわ。
詳細は置いといて、最後は、メンバーが集まって話し合い。泥沼の様相を呈した状況から一転、現メンバーで再起することになったみたいです。
最初の話し合いでは、メンバー一人一人が弁護士を連れて来てたとのこと。各人、言いたいことを言ったんじゃないでしょうか?よく考えれば、40年も同じ人と一緒に活動していたら、色んな不満があったとしても不思議ではないでしょう。そんなメンバーも最後は言いたいことを話し合って解決に至ったのです。
我々も採用から定年まで働くとすれば、40年近くを今の職場で過ごすことになりますよね。
その間、仕事、課、局事務所、課のメンバー等々が異動で変わり、不満や言いたことが出てきたりします。我慢し続ける事もありますが、時には不満や提案は伝えた方が良いこともあるんじゃないでしょうか。
身上把握や、新人事評価(後期)のヒアリングが始まる時期です。
「身上把握」は“身の上”を把握するのであって、“心情”を把握するものではない、と言われたことがあります。まぁその通りでしょうが、思いの丈を締まっておくばかりが良いこととは限りません。
世界的なロックバンドとして40年間も一緒に活動してきた面々でも解散の危機を迎えることがあり、その面々も最後には言いたいことを話し合って解決に至ったのです。
誹謗中傷は如何なものかと思いますが、建設的な意見や提案、個々に抱える悩みや不安・不満は確実に管理者に伝えることは大事なことです。遠慮して抱えていたら伝わりません。貴重な面談です。伝えるべきことは伝えようではありませんか。
最後に蛇足。エアロスミス、実は過去にも大喧嘩したことがあるみたいです。スティーブン・タイラーが日本でのライブ終わりに買い漁ったタイ焼きを誰かが黙って食べたことを理由に大喧嘩になったこともあるそうです。
こんな些細なことでも大事になることがあります。
建設的な議論はどんどんした方が良いと思います。
タイ焼きの盗み食いが建設的か、、まぁその辺はご容赦を。。
【ikemotto-@】