Y男の日誌

映画を見た、本を読んだ、どこに行った、何か考えたなどなどのY男の行動記録。政治の話題も。暇な時にしかアップロードしない。

豊臣秀吉、伊達政宗 知らなかったのは俺だけか?

2013-11-14 07:28:11 | 読書




池宮彰一郎氏の『遁げろ家康』と同時並行して、井沢元彦氏の『逆説の日本史』シリーズを読み始めた。信長、秀吉、家康の時代が非常に面白いからだ。『逆説の日本史』シリーズは古代から近現代にかけてあるようだが、11巻の秀吉から読み始めた。いきなり最初の数ページで驚きの事実を発見。秀吉には右手の指が六本あったというのだ。親指がニ本だ。前田利家や宣教師ルイス・フロイスの著書に記載があり、信長も秀吉のことを「六つめが・・・」と異名で呼んでいたりしたようである。学校の授業でこの事に触れる事は無いのではないか?俺の先生や俺が使った教科書・参考書だけではあるまい。百姓の出身で小物として信長に仕え始めて、やがて関白にまでなったのだが、出自から来る劣等感はもちろんあっただろう。それに加えて身体の目に見える場所に異常があったなんて。秀吉自身に与えた影響は非常に非常に大きいのではないか?もし普通に指が五本だったら秀吉は歴史に登場する事も無く、名も無い農民で生涯を終えていたように思えてならない。なぜこういう大事な話を学校で教えないのか?と著者は言う。俺もそう思う。国民全員が何となく知っているだろう歴史的な人物・有名人なのに。何らかの“配慮”、“自主規制”なのだろうか?

その他にも、『安土・桃山時代』の“桃山”とはどこのことなのか?とか、木下、羽柴、豊臣と改名した理由やそれぞれの由来の解説があったりと興味深いテーマが並ぶ。

その中で伊達政宗についても触れられていて、父親が誘拐されて、やむを得ず父親を銃撃して殺したという事が書いてあった。俺は伊達政宗について全く知らなかったのでこれについても驚いて、amazonで検索したら司馬遼太郎氏に政宗の短編があったので読んでみたのだ。これは既に読み終えた。

要するに、学校の歴史の授業は本当に上っ面をなぞっているだけで暗記中心になっていたのだ。これらに記述されているような内容で授業をしたら生徒は非常に興味を持つのではないか?
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