Y男の日誌

映画を見た、本を読んだ、どこに行った、何か考えたなどなどのY男の行動記録。政治の話題も。暇な時にしかアップロードしない。

最近の読書

2021-01-04 13:49:35 | 読書






村上さんの本については、何度読んでもまた読みたくなる。

真田氏についてはあまりよく知らないのだ。武田信玄や織田信長、豊臣秀吉、徳川家康とも関係してくるから知っておきたいのだ。

罪の声は映画が好きで、もっと理解したいから。

途中で止めるかもしれないが、いまはこれらを同時期に読んでいる。
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気が多いという事

2020-08-11 07:04:06 | 読書
何かをきっかけにある事に興味を持つと、一時期その事に夢中になる。本もたくさん買い込む。

その何冊もの本を読み終わらないうちに、別の何かに夢中になってしまう。またその事についての本を買ってしまう。

そういう事の繰り返しで、家の中に本が沢山ある事になる。

その間週刊誌も買って読むし、時折読み返している村上春樹さんなどの小説や自己啓発の本もある。

読まれない本の山が、『積ん読』というらしい、いくつもある。トイレの中にも。

ある日『○△□☆』が急に読みたくなる。持っているのはわかっているけど、どこにあるのか見当もつかない。

探すよりも買ってしまえ、と思ってまた買ってしまう。

かつて村上春樹さんは読者からの質問に答えていた。マンガを読むかどうか尋ねられて、マンガには手を出さないようにしていると回答していた。

自分で小説を書く、外国の作家の作品を翻訳する、音楽を聞く、ランニングする、旅行するなどなどの本来の村上さんの活動で人生の時間は一杯。マンガまで読んでいたら、それらがおろそかになるからという事だろう。

本、本当に読むものだけに整理しないといけない。今はどこに何があるかわからない。
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本を読まなくなりつつある

2020-07-02 14:27:00 | 読書
youtubeでラジオの報道番組やネット上の報道番組をチェックしているのだが、3つも4つもチェックしていると3、4時間かかる。そうすると寝る時間になる。トイレや風呂で本のページをパラパラとめくって終わり。これだと一日4、5ページがせいぜいだ。週刊誌も買って読んでいる。文庫本や単行本が全然進まない。ネット断ちという言葉があるようだが、何か止めないと本読めないなあ。忙しいのは良くないよなあ。
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『流離譚(上・下)』安岡章太郎

2020-05-05 06:25:20 | 読書




ようやく70ページくらい読んだところ。先祖の方が書いた日記の文章(もちろん現代文ではない、古文というほど古臭くもないが)も何度も出てくるので読み進むのに骨が折れる。
安岡さんが自分の先祖について調べ上げたノンフィクションかと思っていたが、このあと幕末の頃の歴史が出てくるようだし、そこに安岡さんの先祖が出てくるようだから楽しみ。安岡さんの先祖は土佐藩(今の高知県)出身の郷士だったようだ。
司馬遼太郎の『功名が辻』は山内一豊とその妻千代の話だが、山内一豊は関ケ原の戦いの後、掛川から土佐に領地を移された大名なので、読んでいれば予備知識になるだろう。

僕自身もこのテーマについて調べたいと思っているし、自分もこの後の責任をどう果たしていくべきか考えているところである。
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『ナミヤ雑貨店の奇蹟』これは面白い

2020-03-03 01:06:53 | 読書


これは面白い。
東野圭吾ってすごい。人間がわかっている。人生がわかっている。あらゆる人物に成り切れている。
自分の事が書いてあるのか?と思う箇所がある。そういう本って素晴らしい。なかなか無い。

これに触発されて東野圭吾作品をいろいろ読んでみたい気になっている。
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今読んでる本

2019-12-20 17:47:20 | 読書



不気味なのだ。まだ全部読んでないから、これからどうなるかはわからない。はっきりと何かが出たとは書いてない。でも数か月で賃貸のマンションを出ていき、仕事がうまくいかなくなって辞め、結局自殺した20歳代の男性の事が書いてあった。まだ本当に最初のところを読んでいるのだが、引き付けられる本だ。時間がなかなか取れなくて何十ページも一度に読めないのが残念。

この作家の本を読むのは初めて。今『十二国記』というシリーズが大ヒットしているようだ。



この本をまた読んだ。3回目くらい。
村上春樹さんの文章はどの作品も読みやすい。映像が目に浮かぶし、自分も何かをしたくなる。音楽を聴きたくなったり、その場面に出てくるサラダを作ってみたくなったり、走ってみたくなったりする。非常に平易に書かれているように感じるが、実は何度も何度も推敲され練り上げられていているのだ。いろいろなエッセイでも書いているが、この著作の中でも実際に小説を書く時にどういう風に取り組んでいるのか書いてある。書籍の編集とかの仕事をしていない人にわかるように書いているだろうから、完全に正確で詳細までは書いてないかもしれないが、時間をおいて客観的に著作をながめて時間をかけて仕上げているのがわかる。

正当な評価を得られない日本から離れて外国に出て勝負するという事も書いてある。実力のある人だから出来たのかもしれないが。



この先生は哲学者?思想家?
世の中の、ある現象がなぜ起こっているのか?という事を様々な角度から分析されてわかりやすく解説してくれる先生。今までもいくつかの著作を読んできた。これもまだ途中なのでまだ中身はよくわからない。のちに
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『職業としての小説家』 今読んでる本

2019-08-09 10:54:11 | 読書








やっぱり村上春樹さんの書く文章は素晴らしい。簡単な言葉を使って文章を書いているようだが、非常に大事な事、重い事を語っている。村上さんの言おうとしていることは確実に僕に伝わる、僕は深く理解できる、納得できる。たぶんほとんどの人に届く文章だと思う。

小説家としてずっと第一線で40年近く活躍されている人はそうそういない。過去の芥川賞作家のリストを眺めても、受賞後も活躍し続けてる小説家が何人いるか?ほとんどの人はその受賞が小説家としてのピークだったのではないか?と思われる人がほとんどじゃないか?

小説家の生活ぶり、仕事ぶり、いずれも村上さんの場合だが、を知る。


『ねじまき鳥クロニクル』
僕はこの本(三冊あるが)を一年に一、二度は読み返す。この小説の世界観に時々浸りたくなる、逃避したくなるのだ。僕の人生で読んだ小説の中で、今のところこの作品にまさる小説はないと思っている。ある友人は「冗長だ」と言った。確かにこれだけ長い作品だとすべての文章が素晴らしく、どの一文にも感心させられるという事はないと思う。読者をこの作品の世界に連れて行かなくてはならないから、説明的な箇所もあるだろう。なぜそうなのか?という事がわからないままという箇所もある。読むたびに新たな発見がある。何か明確に、こういう事を得たという事は無い。心の深い場所に何か変化がある、重みが加わるような気はする。読み終えるといつも、読んで良かったと思う。村上さんはアメリカでこの作品を書いたはずだ。第一部と第二部を完成して出版した後、第三部を書いて完結させたはず。村上さんが30~40歳代の時に書かれた小説だ。これだけの物を誰が書けるのか?

『地獄』
開高健さんが人生相談というか、読者の質問に答えるという企画を週刊誌で連載していて、その中で名前を挙げていた小説。僕もまだ読んでない。たしか、フランスのホテル?で隣の部屋で行われる情事を覗き見るというお話だと思う。

『平凡』
二葉亭四迷さんの小説。犬の事がよく出てくるらしいので購入。これもまだ読んでない。

読みたい物がたくさんある。
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本 爆買い、夕飯 二度食い

2019-07-05 00:00:26 | 読書













今日買ったもの。いくつか読み始めました。ほかにもあるがあとは秘密。


久しぶりに新宿まで出て来て、紀伊国屋書店に行ってみると、読んでみたいと思う書籍が沢山ある。平積みの本で気になるタイトルの物をパラパラとめくる。これも良さそう、あれも面白そうとどんどん手に取っていく。
こんなに買っても本当に僕は読むのだろうか?と思う。一つ一つについては、これは読んでおかないといけない本じゃないか?とも思う。本とのめぐり会いも不思議な出会いだ。必然の出会いなのではないだろうか?

Amazonで検索してるうちに出会うという事もあるが、 リアル書店でオススメの平積みの本の実物を手に取ってパラパラ見ながら全くの未知の作者・著者の本と出会うというのは貴重な出会い体験である。だからリアル書店は貴重な情報とのふれあいの場であるのだ。僕の友人にはamazonさえあればリアル書店は要らないと言う奴もいるが、僕はそうは思わない。

いろいろ書いていて考えたのだが、書店に限らないが、店という存在は情報発信をしなければならないのだ。今の時代にはなお更リアルの店舗はそのためにこそある。どんどん売りたい物、オススメしたい物をアピールすべきなのだ。

しばらくぶりに来たから、よく行くカレーの店に行ってポークカレーを食べ、まだ物足りなくて回転寿司に行って更に7皿分食べてしまった。さすがに食べ過ぎ。気持ち悪い。こんな食べ方をしてしまうからやせないのだろう。
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柴犬とアメリカから見た硫黄島の戦い

2019-02-01 17:02:14 | 読書

ハラスという名の柴犬と生活した日々の記録。


柴犬(イメージ写真)(ハラスではない)。


アメリカ人記者による硫黄島の戦い。日本軍についても書かれている。

アメリカから見た硫黄島の戦い。すり鉢山に立てた星条旗に関わった兵士達の生死、その後の人生がテーマ。


柴犬はかわいい。僕は柴犬がずっと欲しかった。あまり大きくならないのも良い。僕にとって犬といえば柴犬なのだ。それは小さい時の体験が強烈に印象に残っているから。残念ながら犬も猫も飼った経験はない。柴犬は死ぬまでに一度は是非飼いたい。

ここに挙げた本は著者である大学教授が横浜に一戸建ての家を買って移り住み、柴犬を飼った時の体験の記録である。柴犬ハラスが十三年の生涯を閉じ、著者はハラスとともにした生活の喜怒哀楽を記して、ハラスへの思いに決着をつけたかったと記されている。すでに一度は読んだのだが、忘れがたくまた読みだした。

『犬なんてみな同じようなものだと、前は思っていたが、あとになってみればその犬以外の犬ではだめだという、かけ替えのない犬になっているのだから』これは最初のページにある文章である。犬も大事な家族なのだ。読むと楽しくて悲しい。それでも飼ってみたい。



大東亜戦争当時、アメリカは硫黄島を獲得してそこに飛行場・基地を作れば、日本の本土を易々と爆撃出来るようになるから必要としていた(もちろんもっと強い気持ちだったと思う)。グアムから東京までだったら2000kmくらいあるが、硫黄島からは1200km程度だから。
日本側は、硫黄島を守り抜かなければ本土が爆撃を受け、本土にいる次代の日本を担う子供達やそれを育てる女性達が殺されると考えていた。1945年の2月の事で、敗色濃厚な日本軍には職業軍人はあまり残っていない、招集された一般人の兵士がほとんど。物量で劣る日本軍の作戦は、アメリカ兵を水際でくい止めるのではなく、アメリカ軍を上陸させてから、地下に掘った穴の中から攻撃して一人で十人のアメリカ兵を殺すというもの。結局はアメリカ軍に負けて全員が死ぬ事になるだろうが、一日でも本土への攻撃を遅らせる事が出来れば、一日分だけ子供達や女性達が生き延びられる。

アメリカ軍は5日で制圧を計画していたが、日本軍の抵抗はすさまじく36日間持ちこたえた。日本軍は約23000人のうち約18000人が戦死。アメリカ軍は11万人を動員し、約7000人が戦死。


国の為重き努を果し得で 矢弾尽き果て散るぞ悲しき


これは帝国陸軍の栗林忠道中将が3月16日に大本営へ送った訣別電報に記した辞世の歌の一つだ。補給も途絶えていたから、食料も武器も弾も無い。水は硫黄島にはもともと無い。雨水を貯めて飲んでいたのだ。圧倒的な人数と物量で押し寄せてくるアメリカにどんどん追い詰められ、栗林中将は最期の突撃に出てアメリカ軍から銃撃されて玉砕を遂げたとみられている。


亡くなった英霊達は誰一人として、私利私欲のために戦ったのではなく、祖国のために、同胞のために、家族のために自分の命を投げ出したのだ。その精神は気高く、尊い。しかし、日本軍から感じるのは悲壮感、絶望感、貧しさ。日本側の記述や映像もそういう感じになる事が多い。だから僕はアメリカ軍の側からの記録も読んでみたかったのだ。
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『永遠のゼロ』、『熱帯』、『ある男』 最近の読書

2019-01-15 22:49:14 | 読書

読むの4回目。略称の正式名称や、似た言葉の違いがわからなくなる。


『散るぞ悲しき』といっしょに読むべき。


『熱帯』。途中まで読んでいる。僕は誰が誰だかわからなくなっている。



『ある男』。読了。


硫黄島の戦いで帝国陸軍を指揮した栗林忠道中将の事をもっと知りたくて、『散るぞ悲しき』を探したのだが見つからなかった。家の中にあるはずなのだが。

ある日久しぶりに靖国神社に行ってみようと思った。初詣。戦争記念館である遊就館には硫黄島の戦いについての展示もある。
栗林中将の事とは別に特攻隊の人々が遺書として書いた家族への手紙も読みたかった。『英霊の言乃葉』を一冊買ってきた。




今改めて『永遠のゼロ』を読んでいるのだが、説明的な文章の多い小説なのだなあと感じる。大東亜戦争がどう進んでいったか、登場人物の語りを使って説明している。それでミッドウェイとかガダルカナルとかラバウルとかの地名は聞いた事があっても、どういう戦いだったのか、日本が勝ったのか負けたのか、その後戦争はどういう流れになったのかというのが詳しく書いてあるので頭に入ってくる。歴史の教科書のようだ。

非国民と言われようとも臆病者と言われようとも、生きて家族のもとに帰りたいと思って戦争を生き伸びてきた≪宮部久蔵≫。若いのに(26歳で戦死した事になっている)、非の打ち所がない人格者という設定は多少気になるが、小説だからいいだろう。僕も含めた戦後生まれの日本国民はこの小説を読んで、戦争当時に戦争に行った男たちの気持ちを知り、最期の様子を知り、国のために家族のために命を投げ出してくれた事に深く深く感謝し、英霊達の事を覚えていなければならないと思う。


靖国神社の遊就館で英霊の遺書をいくつか読んだが、立派な文章ばかりであった。二十代前半で書いた手紙がほとんどだったが、使っている言葉も文法も素晴らしい。敬語もきちんとしている。栗林忠道中将の最期の訣別の電文も漢文調というか文語調というか見事な日本語であると思う。食べ物も水も無い極限状態の中で書いたのだと思う。現代の我々は幼稚に思われる。英霊達は死と紙一重の様な状況で生きなければならなかったから成熟も速かったのだろう。日常の緊張感も違うだろう。死が日常的なせいでもあったからか?



『熱帯』。
何度も止めようと思いつつもダラダラと読んでいる。僕自身に問題があるのだと思うが、登場人物がどういう人物だったのかわけがわからなくなってしまっているのだ。主人公さえどういう名前だったかわからなくなっている。この作家の本は初めて読んだ。読みやすい。別なものも読んでみたい。
『千(夜)一夜物語』には興味を持った。


『ある男』。
ある男が亡くなった。妻は夫であるその男が実は違う人物であった事を死後に知る。つまりAという名前の男だと思っていたのに、実はBという名前であった。どこかのタイミングで入れ替わりが行われていて、もちろん名前が違うだけでなく、経歴も引き継いでいたのだ。という設定に興味を持って読み始めたが、終わり方も不完全燃焼っぽかったし、それほど面白くもなかった様に思う。もう一度読んでみても良いとは思う。僕自身がいろいろな事をよく見落としているから。
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