年金受給者の日々へ 悪戦苦闘の記録から

自分のXデーに向かってまっすぐに走る日々
   年金受給前の悪戦苦闘の日々より

ポッカ~ンの日

2016-02-26 00:00:00 | Weblog

 穏やかな昼下がり。田舎道を歩くも結構風はまだ冷たい。この前の糖尿病検診の結果を機に頑張っておるのが散歩1時間コースである。なにせその日の値が300を軽く超えていたのが気になる。で、あわてて気合を入れ直しておる…が問題は腰の痛み足のしびれ。痺れる足に感覚がある部分はまだ良しとしても、まったく力が伝わらない部分が原因によりヨロヨロと歩きながらもよろめく時がある。そんな時は先行して歩いている奥さんを呼び止め、ちょっと待ってよ・・と声をかけ腰をゆっくり折り曲げ傍らの田んぼのコンクリートに座り込むこと数分。今日はその回数がいつもより多かった。

 痛むときには、無理をしない方が良いという意見と痛むときでも身体を無理して動かしなさいという意見の間で自分の気持ちが揺れ動く。近頃は後者の意見に従っている。

 今日は対外的行事ごとに何も拘束されない日。よって奥さんの家来となりあっち行けホイこっち行けホイのようで従順な優良な家来となる。つまりお買い物のお付き合い。魚関係肉関係など。ついでに春キャベツも柔らかそうで買い物かごにホイ。次は本日メインとなるお買い物。それは畑に植える野菜の種。五寸人参にツルありスナックエンドウの種とメークイーンと男爵のジャガイモをそれぞれ1kg。種イモは合わせて20個くらいだろうか、それを近々畑に植える計画のようだ。

 今日も畑に出て(成長し切れてない中途半端な)白菜を取り終えたあと2列の畝を耕し有機肥料を入れ込みクワを振るっておった。
 4人の息子と3人のお嫁さんたち、安心しなさい。皆の母親、義母は相手居眠り運転による遭遇した大けがでも頂いた命をケアマネの仕事をすることは拒否されたが、片手に杖を持ち片手でクワを振るい、今までやったことのない野菜作りに興味を抱き、与えられた命を使い意欲を見出し毎日を過ごしている。そしてご飯作り以外の時間は、TVのスイッチを入れること少なく縫い物をしたり本を読んだり・・。一日の内で最も長い時間の読書においては、複眼の目を片方の手で押さえながらコタツに入り込み読んでおる。その読書量は楽しい受験勉強をしているかのように映る。そしてそのまま朝まで寝転んでおる・・・。

 今盛りのクリスマスローズの花も、5月頃咲くであろう玄関前に植えているエゴノキの花も下向きに咲く。ましてや竜のひげのブルーの光る球は葉のひげに隠れて見つけるのも難しい。上向きに咲くだけが花ではない。自分の有り様を主張することだけが生き様ではないことは、これらの植物を見ていても理解ができる。上向く花の花芯は上から下への目線で発見し、下向きに咲く花は、自分の腰をかがめて花の下から花芯を見つけるごとく下から上向きの視線で発見する。ひっそりと咲く、隠れて咲くのは穏やかでいいもんだ。

 仙台の東北支援センター・Hさんから連絡あり。3月11日の慰霊祭には今年は参加できないが、4月に入ってからの石巻・女川町支援受け入れOKの連絡があった。5年が経過する今震災地に求められるもの・・として多くのニュースが流れている。