年金受給者の日々へ 悪戦苦闘の記録から

自分のXデーに向かってまっすぐに走る日々
   年金受給前の悪戦苦闘の日々より

一番星見~つけた

2016-02-10 20:15:31 | Weblog
 日中は雲がなかった。すっこ~んの一日。夕暮れ時に一番星を見つけた。

 昼下がりの石鎚の山

 春に向って一直線に走っている。

 午前と午後のそれぞれ異なる相談室には60歳代の男性と30歳代の女性が見えた。前者は窃盗を反復していて捕まっての公権力による身体の拘束中、1年以上も刑に服している人であり、後者は優秀な学歴とすばらしい職歴を持っているも、自分で自分を捉まえた人。捕まえた人は前者が犯罪により公権力を行使できる人、後者は医師による診断で病名が付き休職中、よって自分が自分のこころを拘束している。もちろん病気という理由であり犯罪を犯しているわけではない。
 相談室内で自分が彼ら彼女に対して何かをするといった赤色灯指示棒を持つものではない。単純に寄り添うことだけを願っている。教誨師のような立場でなく、医師のような治療者でもない。フンガフンガと聞きながら時には笑ったり泣いてもらったりして時をやり過ごす。その中で本日自分が、おやっと思ったこと、それは目力のこと。お二人ともきちんと目を私に視線を合わせて話しかけるその力に、芽吹きを感じたのだが・・・