年金受給者の日々へ 悪戦苦闘の記録から

自分のXデーに向かってまっすぐに走る日々
   年金受給前の悪戦苦闘の日々より

春風にのって

2010-04-01 00:00:00 | Weblog
 朝家を出かけるときに、コートを着ようかそれとも脱いでいこうかと迷った。先月中旬までの寒さとは異なり、随分気温が上がっている。しかし風が少しきつそうだったから、そして通勤用電車のカードをコートのポケットに入れたままだからと思い、いつものようにコートを羽織って出かけた。玄関ドアを開け目の前のモチノキを見ると、この前までいっぱいに付けていた赤い実がすっかりなくなっている。小鳥たちが全て食べ尽くしたのだ。
 電車から見える桜の花も順々に開花しており日増しに桜の木が白っぽくなっている。また、電車内から見える家の庭にも色とりどりの花が見える。いっきに春になったのだ。この季節になると気分も昂揚するのだろう、あれもしたいコレもしたい、あそこに行こうか、それともここにも行きたいし、あいつ何してるんやろか、当分会ってないけれど今度夜にでも一緒にメシ食べようか、アッそうそう、その前にクリマスローズの鉢を整理もしないと、シュンランも株分けしておかないと・・・などと留めなく頭の中がぐるぐる回ってくる。
 今日から新しい年度がスタート。相談員さんも本日7人新しく入った。先月も二人新人さんが同じ業務ラインに座ったけれど、近頃入ってこられる方々は、相談対応の修羅場をいくつも体験していられる方が多く、私が横目で見ていると、肝が据わった応対の場面に私が教えられることが多い。
 首都圏では今、池田昌子の哲学本が静かなブームになっていると聞いた。数年前から気になっていた作家であるけれど、本屋で手にすることはあっても買うことはなかった。で、立ち読みもなんだから、思い切って3冊購入した。自宅に帰り先に帰っていた3男に見せると、アレ~もったいない、ボクもおんなじ本持っているのに・・・と言われる。3男は既に読んだらしい。