暘州通信

日本の山車

01535 大富神社神幸祭

2008年06月03日 | 日本の山車
01535 大富神社神幸祭
福岡県豊前市豊前市大字四郎丸山田二五六番(八屋)
大富神社
□祭神
本殿
オウジンテンノウ 応神天皇
チュウアイテンノウ 仲哀天皇
ジングウコウゴウ 神功皇后
東殿
タジリヒメノミコト 田心姫命
タギツヒメノミコト 湍津姫命
イチキシマヒメノミコト 市杵島姫命
西殿
ウワツツオノミコト 表筒男命
ナカツツオノミコト 中筒男命
ソコツツオノミコト 底筒男命

□祭は四月下旬-五月上旬
山車、踊車、舟山車を曳く。

□山車
山車(御山)
・本町
・上町

踊車
・前川
・下町
・八幡町

舟山車
・住吉
・明神

□汎論
当地は古来山田庄といい、祭は「八屋祇園」の名で呼ばれ、磐座を飾る山鉾、踊山車を曳き、船歌と感応楽が奉納される。祇園の名があるが、三代実録の貞観二年(八六〇)に、「豊前国大富神に従五位下を授く」とあるが、延喜式内社にははいらない式外社である。
古くは宗像八幡社とも呼ばれたといわれ、宗像三女神、住吉三神、八幡三神が併祀される。平安末期ころには、宇佐神宮の別当であった弥勒寺(神宮寺)があり、宇佐神宮との関係が深い。境内には、宇佐神宮参詣の勅使が水を汲んだ「勅使井」と呼ぶ井戸があり、いまも神職が宇佐宮に御神水奉納している。

□問い合わせ
豊前市商工水産観光課
電話 0979-82-1111










00735 宇島神社神幸祭

2008年06月03日 | 日本の山車
00735 宇島神社神幸祭
福岡県豊前市宇島字鵜島
宇島神社(うのしまじんじゃ)
□祭神
杉生十右衛門
大物主神
崇徳天皇

□祭は五月上旬。
宇島祇園祭の別名があり、山車(祇園車)五臺、御船車一臺を曳く。

□山車
祇園車
・魚町
魚町の祇園車はもと中津祇園で曳かれていた、おなじ町名の古魚町から譲りうけたもの

・神明元町
・恵比須町
・千代町
・八千代町

舟山車
・蓬莱町
欅の素木造二層、御座船天祥丸の模船を載せる。

□汎論
宇島は、文政四年に藩の政策で、上毛郡の赤熊海岸地であった鵜の洲に新しく築港するため、小祝地区(現中津市)の住民らを移住させて出来た町である。宇島神社は海岸近くにあり、主祭神として地域に貢献があった郡代の杉生十右衛門貞則を祀る。お旅所の堂山神社まで御神幸が行われ、山車(祇園車)、御座船天祥丸(舟山車)を曳く。豊前市無形民俗文化財に指定される。