暘州通信

日本の山車

03984 松原神社祭

2008年06月22日 | 日本の山車
03984 松原神社祭
小田原市本町二-一〇-一六
松原神社
古新宿の龍宮神社
千度小路の龍宮神社
両龍宮神社が加わる

□祭神
松原神社の祭神は、
ヤマトタケルノミコト 日本武尊
併祀
スサノオノミコト 素盞嗚尊
ウガノミタマノカミ 宇迦御魂神

□祭は五月上旬。
山車およそ一〇臺、祭には数臺を曳く。
・大手前 二十一区
・代官町
・台宿 八区
もとは、神武天皇の人形をのせ、からくり人形戯のある山車だった。
・御幸町 十二区
昭和二十九年の建造。工匠は一寸木峯吉。彫刻は永田謹一郎。
・新宿
・萬町
・宮の前 二十二区
・魚河岸 二十三区
・駅前
休止
・七枚橋 十区
休止

□汎論
松原神社の創祀は不詳で、伝承によれば、平安時代、久安年間(一一四五-一一五一)
近衛天皇が勧請したという。境内には太子堂、境内社に佐々木八幡神社、叶稲荷神社がある。旧、小田原宿総鎮守として長く祀られてきた、いまは氏子二十六町の産土神となっている。
神幸祭は、旧城主だった大久保忠隣(おおくぼただちか)のときにはじまったといい、
「新編相模風土記」には、「浜降り神事」だったことをうかがわせる。
祭には山車を曳き、小田原囃子が演奏される。